「不思議の海のナディア」 <3悪度、90パーセント>

敵グループの名前……グランディス一味

女ボス……グランディス(声:滝沢久美子)

科学者風……ハンソン(声:桜井敏治)

大男……サンソン(声:堀内賢雄)

1990年にNHKで放映。グランディス一味は、当然のごとくタイムボカンシリーズの悪人をイメージしているが、特にグランディスは、声優さんもドロンジョのイメージで選ばれた。グランディスのフルネームは「グランディス・グランバァ」。イギリスの名家のお嬢様だが、舞踏会で出会ったゴンザレスに騙され、父親の財産を奪われてしまう。

ハンソンは、グランディス一味の一人で、グラタンの開発者。ジャンと似たところがあり世の中や女の人のことにうとい。物事を理詰めで考えるために、体力で解決しようとするサンソンと衝突する事がある。エレクトラのことが好きでサンソンのアイデアで花を贈ったが気持ちを気づかれることなく振られた。後日談では自動車会社を設立した。

サンソンは、グランディス一味の一人で、グラタンのドライバー。ハンドルを握ると性格が変わる。自分の肉体に相当の自信を持っている。何でも力尽くで解決しようとして、理論派のハンソンとよく衝突する。もともとはグランバァ家のおかかえ運転手。(情報提供、平間栄二さん)

『ナディア』のグランディス一味は後半から完全にナディア側についたような記憶があります。のこされ島編か魔女のいる島編あたりだと思います。ナディアたちと一緒にサバイバル生活をしていたような。善良なマージョ一味といった感じになっていました。

グランディス一味が完全な悪役だったのは初期の数話のみで、7話から彼女たちよりも強大な悪の組織・ネオアトランティスが登場し、ナディアをさらっていったその幹部のガーゴイルから、ナディアの仲間・ジャンと共に、8話でグラタンで救出に行ったあたりからナディアらとともにネオアトランティスを倒す為に協力するようになり、その後ノーチラス号のクルーとなった。ナディアとグランディスは仲たがいしながらも、次第に友情が芽生えていくのだった。

その後28話「流され島」で漂流したグランディス一味と再会したナディアらは移動する島でグランディス一味と一時サバイバル生活をしていた。33話でグランディスの父親の全財産を奪ったゴンザレスをナディアやジャンらノーチラス号のクルーの協力で退治することに成功した。

グランディス一味のメカ・グラタンは、初期は気球で空を飛んでいたが、のちにレーザービームなどを搭載してパワーアップした。ネオアトランティスとの最終決戦で大破してしまった。

余談ですが、このアニメの監督は『エヴァンゲリオン』で有名になった庵野秀明監督で、このアニメで悪玉トリオの他にも、『宇宙戦艦ヤマト』のパロディもやっておりました。(情報提供、アーリマンさん)

 

「仙界伝封神演義」 <3悪度、90パーセント>

敵トリオ名……妲己三姉妹

長女……妲己[だっき](声:かかずゆみ)

次女……胡喜媚[こ・きび](声:千葉千恵巳)

三女……王貴人[おうきじん](声:柚木涼香)

1999年にテレビ東京系で放映された。週刊少年ジャンプで連載された、中国の古典をSFファンタジー風(?)にアレンジした藤崎竜先生作の漫画をアニメ化した作品。妲己三姉妹は、1000年以上生きる妖怪仙人のボス格の三姉妹である。

長女の妲己は、夫である殷の紂王を誘惑の術で操り、やりたい放題の限りを尽くす邪悪な仙女で、粗暴な性格。残酷な処刑を楽しむのが生きがい。三姉妹のお色気担当で、ボカン三悪ではムージョ様に近いタイプ。お色気系らしく、媚びたような口調で喋り、「〜ですわん」が口癖。正体は狐の妖怪。

次女の胡喜媚は、末っ子の王貴人よりもかなり幼く見え、精神年齢も幼い。天真爛漫で無邪気な性格。宝貝[パオペエ]・如意羽衣を使い、あらゆるものに変身できる。キジが正体。三女の王貴人は、三姉妹のツッコミ担当で、残酷な性格。マージョ様ぽい性格。正体は石琵琶。(情報提供、アーリマンさん)

 

「ゲンジ通信あげだま」 <3悪度、90パーセント>

女ボス……怨夜巫女(声:玉川紗己子)

手下……佐藤(声:森川智之)、田中(声:高木渉)、鈴木(声:岩永哲哉)

1991年にテレ東系列で放映。怨夜巫女は、先祖(ノットリダマス)の書いた世界征服の仕方を書いた本を参考に、世界を征服をしようと頑張っていたが、その本の解釈をいつも思いっきり間違えて、毎回とんでもない作戦を考え出して手下達をあきれさせていた(例:「大きな拍手」という部分を「大きなハクション」と解釈して、町中のコショウを盗み出して、町の人間全員にくしゃみさせようとした)。

手下の一人はその作戦のために、毎週変な機械でモンスター(合成獣)に変身させられるのだが、それが嫌で、誰が変身するのかで、いつももめていた。

 

「かいけつゾロリ」シリーズ <3悪度、90パーセント>

ボス……かいけつゾロリ(声:神谷明)

子分……兄・イシシ(声:緒方賢一)、弟・ノシシ(声:千葉繁)

ポプラ社出版の人気絵本シリーズに登場している3悪。数年前劇場版アンパンマンと同時上映でアニメも公開された。ボスのゾロリは元は同出版社の「ほうれんそうマン」シリーズに出演していた。キツネの悪党で(変身後の姿はかの有名な怪傑ゾロをモチーフとしている)、毎回様々な悪事をおこなってほうれんそうマンを苦しめるが、結局やられてしまう。シリーズ終了後は、目的である「いたずらの王者になること、かわいいお嫁さんを探すこと、新ゾロリ城を建築すること」を達成するために旅に出て、道中で様々な悪事を働く。発明も得意だが、過去何回も様々なメカを作っては失敗しているところが「ボカン」の科学者っぽい(かな?)。

子分のイシシとノシシはイノシシの元山賊の兄弟で、シリーズ1作目でゾロリの子分となる。この2人はゾロリの下で働き、時にはゾロリのピンチを救うこともあるが、初期はゾロリの計画をおしゃかにしてしまう失敗をすることが多かった。補足だが、ゾロリは意外に母親思いで、子供の頃亡くなったママを今も思っている(時々ママの幽霊が劇中でてくることもある、ちなみにパパは現在行方不明)。そのため一度だけ子供を助けた経験もある。その後ゾロリ達は全国指名手配となり、一度捕まったが脱走、現在も逃亡生活を続けている。

最近では確か「かいけつゾロリのきょうふのカーニバル」と言うタイトルの新作も出版されており、今なお現役の3悪なのです(このシリーズ、ボカンシリーズと同じように時事ネタを巧みに使っているので長寿ではないかと思われます)。(情報提供:真・ヤッターよこずなさん)

 

「かいけつゾロリ」 <追加情報>

現在かいけつゾロリは絵本版以外に以下の様なメディアでも活躍している。

漫画版……コミックブンブンに連載中。内容はいろんな時代へいけるマシンを使ってゾロリたちがその世界のお宝を狙うというCDドラマ「カエッテキタマン」に近い内容。また漫画版第2話では乗ってきたタイムマシンを持ってきた材料でエイ型の潜水艦に改造するなどかなりボカン色が濃い。

アニメ版……2月よりテレ朝系列で放送開始。声優さんはゾロリ→山寺宏一さんイシシ愛河里花子さん、ノシシ→くまいもとこさん。(情報提供:ブベンボーさん、アーリマンさん)

 

「かいけつゾロリ」 <追加情報>

ゾロリのライバル……ガオン

アニメ29話から登場したキザな科学者。ゾロリと同じブックラコイータを持っており、ゾロリとオヤジギャグ対決をしたり、メカイシシ、メカノシシを作ったりした。実はとある国の王子でお忍びでさすらいの旅をしている。(情報提供:m、kさん)

 

「かいけつゾロリ」 <追加情報>

2006年以降イシシ役の愛河さんが産休に入ったため現在&劇場版の「なぞのお宝大さくせん」では野沢雅子さんがイシシの代理声優を勤めている。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「かいけつゾロリ」 <追加情報>

超劇場版ケロロ軍曹において同時上演だったためかTV局のシーンでゾロリが一瞬登場した。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「かいけつゾロリ」 <追加情報>

漫画版のゾロリの仲間……コンロン博士

漫画版のゾロリの仲間である科学者。ケイツに襲われていたところをゾロリに救われ、博士自身が設計した超時空マシンをゾロリが完成させるところから始まる。また、超時空マシンはある程度の拡張性を持っており毎回ゾロリが改造して色々なマシンを作るなどかなりボカンシリーズへのオマージュが多い。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「サクラ大戦(OVA、イベント)」 <3悪度、90パーセント>

グループ名……ダンディー団

ボス(男リーダー)……ダンディー(声:園岡新太郎)

メンバー……西村(声:西村陽一)、ベロムーチョ武田(声:武田滋裕)

もともとはサクラ大戦のイベントのゲスト出演者だったが、その人気からレギュラーとして毎年出演している。ボスのダンディーは、派手なスーツをいつもきていて、帝国歌劇団の真宮寺さくら(声:横山智佐)の大ファンでマイチェリーとまでいっている。西村はメンバーの中であんま目立ってない男。武田はメンバーの中で一番背が高い。のちに日系ブラジル人で本名ベロムーチョ武田だとわかる。ちなみにOVA第二シーズンにもチョイ役ででている。(情報提供、ブベンボーさん)

1、<ダンディに付いて>ダンディの本名は団耕助といい普段は「ダンディ商会」という金融業者を営んでいる。(ただし経営は悪いらしく正月はダンディは出稼ぎに言っている。)またダンディ号という船とバスも持っている。(ただし船のほうは借金のカタに取ったものでOVA二巻で大破している。)

2、<西村について>西村の本名は西村ヤン太郎といいもともとは岩手県の出身で歌手になるために上京したのはいいがザゼツしてダンディ団に入った。

3、<武田の過去>武田は数えで10の年に一家がブラジルに移民したがすぐに過労がたたって両親が死んでしまいその後ずっとコーヒー農園の下働きをやってその後18のころに密航して日本に帰ってきた。その後路上生活をした後いなり寿司屋にお世話になってダンディ団に入った。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「ニャニがニャンダーニャンダーかめん」 <3悪度、90パーセント>

軍団名 チュウチュウ一族

ボス……ネズミ仙人(声:壇臣幸)

手下の3悪……チュージ、チュータ(声:梅田貴公美)、チューコ(声:小林優子)

2000年に名古屋テレビ・テレビ朝日系で放映。原作はあの「アンパンマン」のやなせたかし先生である。

チュウチュウ一族はニャーウッドの森に砦をかまえる猫たちに恨みを持つネズミの一族で、主人公のニャーゴ(ニャンダーかめん)達の住むキャットタウンから猫たちをすべて追い出し、自分たちの町・チュウチュウタウンにしてしまおうとする悪の軍団である。ネズミ仙人はチュウチュウ一族の大ボスで、毎回の作戦を紙芝居仕立てで説明し、チュージ達3兄弟に指令を下すが、いつもニャンダーかめんに作戦を妨害されてしまう。

チュージとチュータは仙人の部下で作戦実行役である3兄弟の長男と次男で、主に薬品や巨大メカなどの製作をし、立場的には3悪の科学者のような物である、だがいつも中途半端な欠陥品(チューコ談)を作る為失敗してしまう。チューコは3兄弟の長女で要領の良い妹、立場的にはほとんど3悪の女ボスである。チュージ達の作る巨大メカには、シャボン玉メカ・チュウチュウタコカイナ、重箱メカなど、そのままシリーズに出してもいいような物が多い、中でも「チュウチュウプレゼント作戦」の回は圧巻で、この回に登場した招き猫メカはメカ製作シーンがあったり、レーザーやら火炎やらマタタビ爆弾やらを出したり、極めつけはメカのハッチが開いて中から仲間達が出てきたり、口からハシゴを出して仲間をメカに帰還させるというヤッターマン・ドロンボー両ゾロメカの出動口を使用する離れ技を披露するというまさにまんまボカンシリーズの回であった(しかも最後3人はロケット団のごとく空に吹っ飛ぶというネタまで使った)。

ちなみに彼らの作ったメカのコックピットは3悪の物とそっくりで、チュージやチュータはボヤッキー達がよくやっていた連続ボタン押しもやったりした、以上のことから、彼らの3悪度はかなり高めである。(情報提供:真・ヤッターよこずなさん)

 

「それいけアンパンマン」 <3悪度、90パーセント>

女ボス……ドキンちゃん(声:鶴ひろみ)

手下(かな?)……ばいきんまん(声:中尾隆聖)、ホラーマン(声:肝付兼太)

現在も日本テレビ系列で、毎週金曜日、17:00から放映中。ドキンちゃんは女王様的な存在で、ばいきんまんをこき使って、自分のわがままを叶えさせている。表向きはばいきんまんの恋人みたいに見えるが、実際には(最近滅多に登場しない)食パンマンに恋しているので、ばいきんまんなど眼中に無い。

ばいきんまんは、主人公のアンパンマンと毎週、過酷な主役争いを繰り広げているキャラ。毎週、わざとアンパンマンに負ける事で、テレビの前の子供達の人気を不動の物にしようと、日々努力を重ねている健気な悪役である(とりあえず、食パンマンとカレーパンマンを、レギュラーの座から引き摺り下ろすことには成功したようだ)。いつも二人以上のコンビを組んで攻撃を仕掛けてくる主人公に対して、たった一人で果敢に立ち向かうとっても男前な悪役で、自分の顔をお腹の空いた人に食べさせてあげる事を最近すっかり忘れてしまっている主人公のために、毎週水をぶっかけて、常に頭のパンを新品と取り換えさせてあげている。ホラーマンは、たまに登場するガイコツ人間で、ばいきんまん共々、根っからの悪人というわけではない。

ばいきんまん&ドキンちゃんはバイキン城を住み処にしている。ばいきんまんの乗るバイキンUFOはハンマーなどのオプションを装備していたりする。ちなみに戦闘員的存在は、かびるんるんと呼ばれる生物。ばいきんまんの専用メカは、だだんだん,バイキンロボット,もぐりんなど。(追加情報、アーリマンさん)

映画かスペシャルに、ばいきんまん、あかきんまん、あおきんまんの三人組が出てきます。三人でアンパンマン他2人に巨大メカで戦いを挑みますが、仲間割れで負けます。確かあかきんまんとあおきんまんは、ばいきんまんの兄弟です。(情報提供:ドクロンベさん)

 

「それいけ! アンパンマン」 <追加情報>

ばいきんまんの仲間……バイキン仙人(声:矢田稔)

ドクターヒヤリ……(声:千葉繁)

バイキン仙人はばいきんまんの師匠的キャラ。仙人だがドキンちゃんをデートに誘うなど軽い性格。ばいきんまんをバイキン黒騎士にするための鎧や、ロールパンナを悪の心にするバイキン草の存在を教えたりした。

ドクターヒヤリはお化けの研究をしているマッドサイエンティスト。ばいきんまんと同様いたずらが大好きで、映画ではばいきんまんと手を組むことが多い。(情報提供:m、kさん)

 

「名探偵ホームズ」 <3悪度、90パーセント>

ボス……モリアーティ教授(声:大塚周夫)

手下……トッド(声:増岡弘)、スマイリー(声:千田光男)

1984年にテレビ朝日系で放映。同名の推理小説のアニメ化で登場人物が全員犬になっている。モリアーティ教授は手下のトッド&スマイリーを引き連れロンドン市内で悪さをする。(情報提供、アーリマンさん)

 

「名探偵ホームズ」 <追加情報>

トッドとスマイリーは海賊からモリアーティ教授の智謀に惹かれ配下となり、“犯罪界のナポレオン”の二つ名を冠した原作と印象を異にする、一再ならず見られる我侭にも耐えるところがアクダマンを髣髴させるものがあります。

この一派は犯罪に応じてメカを設え、爆風に飛ばされるなど男3人であってもアーリマン様の決められた90%は妥当であり、また本作を原作からもタイムボカンシリーズからも離れて観賞しても楽しめる(メカの一体プテラノドンは原作者が「失われた世界」と同一なのを踏まえているよう)のが、宮崎駿の日本が世界に誇る巨匠たる所以でしょう。(情報提供:虞澪斗さん)

 

「THEビックオー」 <3悪度:90パーセント>

男ボス……ジェイソン・べック(声:大塚芳忠)

部下……ダウ(声:千田光男)、Tボーン(声:園部啓一)

一度13話まで放送された後数年たって新シリーズが作られたことでおなじみのロボットアニメ。この三人は9話と18話(ベックのみほかの話にも出演)に出てきた三人組。

ベックは黄色いスーツ,片耳ピアスさらに櫛をいつも持ってる伊達男。第1話,第2話の誘拐事件で主人公のロジャー・スミス(声:宮本充)にけちょんけちょんにされた後第九話で部下のオカマ口調のダウと太っちょのTボーンの作った巨大メガデウス(この世界の巨大ロボット)「ベック・ビクトリー・デラックス」で脱獄。ロジャーに勝負を挑むがまたまた負けて今度は三人そろって投獄される。しかし第18話で雷の力を使い(しかしそのとき三人ともアフロになってしまう)脱獄。今度は日系企業ヨシフラ・ヤカモトをだましベックの乗るスーパーカー,ダウの乗る工業車,Tボーンの乗るトラックが合体するメガデウスベック・ザ・グレートRX3(明らかに戦隊もののロボットのパクリ)に乗り戦うがぜんぜん戦わずに負けてしまう。しかもこのアニメのDVDの広告に「この三人のコックピットの形や爆発ヘアーなどはボカンの影響が出ていると」言われている。(情報提供、ブベンボーさん)

 

「マシンロボ 〜クロノスの大逆襲〜」 <3悪度、90パーセント>

敵組織名……ギャンドラー

大ボス……ガデス(声:笹岡繁蔵)

女幹部……ディオンドラ(声:高橋ひろ子)

手下……デビルサターン6(声:小野健一)

1986年にテレビ東京系で放映。バンダイのロボット玩具をもとにしたマシンロボのTVシリーズ第1弾。ヒロインのレイナ・ストールに人気が集中したため、OVA版『レイナ剣狼伝説』が作られた。犯罪組織ギャンドラーの総統・ガデスは、ハイリビードという永遠の命が得られる超エネルギーを狙い、キャスモドン,ファルゴス,ザリオスといった妖兵コマンダーを送り込む。

ディオンドラは副官である女幹部で、姉御肌。ガデスの考案した作戦を実行する。妖兵コマンダーを率いて悪事を働く。武器は妖剣メデューサで、これで幻覚を見せる。

デビルサターン6は6体合体の妖兵コマンダーで、No.1・ギルヘッド(頭部),No.2・デスクロウ(右腕),No.3・バラバット(左腕),No.4・グロギロン(胴体),No.5・アイゴス(右脚),No.6ブルコーダ(左脚)が合体する。本体的存在のギルヘッドは、関西弁で喋る。いつも、主人公のロム・ストールが合身した巨大ロボ・バイカンフーの必殺技に懲らしめられている。続編『ぶっちぎりバトルハッカーズ』にも悪の組織・グレンドスの手下として再登場した。(情報提供、アーリマンさん)

 

「マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ」 <3悪度、90パーセント>

敵組織名……グレンドス

リーダー……ガクランダー(声:山口健)

手下……ソリコンダー(声:稲葉実)、カリアゲン(声:高宮俊介)、ヤーサンド(声:幹本雄之)

追加メンバー……デビルサターン6(声:小野健一)

1987年にテレビ東京系で放映されたマシンロボシリーズ第2弾で、前作とはかなりギャップが激しくなった怪作。グレンドスは、マシンロボ軍団とギャンドラーとの戦いの数年後に、電子惑星B−1に出現した新たな悪の軍団で、メンバーのロボットたちはヤクザやツッパリがモチーフになっている宇宙一ズルい(笑)集団である。主人公・アールジェタン率いる宇宙の愚連隊・バトルハッカーズと日夜抗争を繰り広げる。

ガクランダーはグレンドスの最高幹部で、ツッパリ番長風のロボット。ソリコンダーは、ガクランダー直属の部下であるヤンキー風ロボット。カリアゲンは、頭がリーゼントになっているヤンキー風ロボット。ヤーサンドはヤクザ型ロボットで、なぜかタバコを吸ってばかりいる。

デビルサターン6は、前作『クロノスの大逆襲』にも登場した合体妖兵コマンダー。ギャンドラーの残党で、グレンドスの雇われ幹部(というかパシリに近い)となった。OPテーマの歌詞で散々な扱いにされていた。(情報提供、アーリマンさん)

 

「超生命体トランスフォーマー・ビーストウォーズメタルス」 <3悪度、90パーセント>

組織名……トリプレダカス・カウンシル

ボス……ラムホーン(声:岸野幸正)、シケーダコン(声:茶風林)、シークランプ(声:八奈見乗二)

同志……タランス(声:長島雄一)

手下(?)……ジャガー(声:森川智之)

ビーストウォーズ時代のデストロン同盟におけるもっとも強力な議会組織の一つ(他にはスターコンクレイヴや、ギャラクティコン・オーダーなどといった統治組織があるらしい)。ラムホーンら三名の将軍によって率いられ、和平合意の陰で密かに開戦の機会を窺っている。この三人とメガトロン(声:千葉 繁)率いるテロリスト集団に潜伏したタランスは、トランスフォーマー達の仇敵、ユニクロンより生まれたユニクロンズ・スポーンで、厳密な起源はデストロンではない。最終的にユニクロンズ・スポーンによる宇宙征服を狙っている。  この三人の将軍の内の一人、シークランプの声は、かの八奈見乗二氏が充てており、劇中で「ヤツ(ジャガー)をね、ビックリドッキリの船に乗せたの」という、タイムボカンシリーズを意識した台詞を口にしている。(情報提供:赤坂ミツケさん)

TOPへ戻る