「時限探偵ダッチマン」 <3悪度、100パーセント>

女ボス……悪田クミ

その手下……ケチンボー、マルタンボー、カラマンボー

講談社『コミックボンボン』96年11月号から97年4月号まで連載されていた、漫画家「あおきけい」氏が描いた、タイムボカンシリーズの醍醐味を丸々頂戴した様なギャグストーリーです。

勿論、名前からして女ボスの名前は悪田クミ(わるだ くみ)で、もはや語る迄も無いですけど、とびっきりの美貌とスタイルと野望の持ち主で、手下のボケに即座にツッコむという、今迄の3悪の女ボスの中で、最も良識を持っている(他の方々に失礼覚悟にブッチャケちゃいました。スンマソン。)と思われます。

科学者風の男の名前はケチンボーで、顔は結構イケメンなんですが、此方も名前からして物凄いドケチで、金に目が無いのは勿論の事、彼の作るメカはデパートの屋上にある電動木馬と同じ作りになっていて、百円入れないと動かないという、オジャママンのセコビッチをも越える「真」ドケチです。大男の名前はマルタンボーで、ジャニーズJr.を意識したかの様な髪型(笑)と円らな瞳と針金を曲げた様なものを取り付けた団子っ鼻がチャームポイントで、いつでもどこでも何か食べている食いしん坊で、たまにメカ作りをしますが、口上が長めな割に、風貌は恐ろしくベタなものしか作れません(苦笑・・・。)ジュテーム署のコマンタレちゃん系の女の子の名前はカラマンボーで、「ジュテーム署のコマンタレちゃん系」と記した通り、彼女は凄い自己中心的な目立ちたがり屋で、綺麗なものは全部一人占めしちゃうという、クリーン悪トリオのミンミンをも凌ぐあっけらかんな性格の持ち主で、大して役に立っていません。

さて、悪田クミとその一味の目的は、江戸時代や戦国時代など、様々な歴史に自分達の名前を残し、悪田クミとその一味の名を世間に轟かす為に、色んな時代に色んな悪事をしでかします。(情報提供:スカラベエさん)

 

「時限探偵ダッチマン」 <追加情報>

手下の一人はカラマンボーではなくて「ヨコレンボー」という名前で、第一話の悪田クミの台詞によると、オカマ。シリーズ終盤には、悪田クミの息子のトキワカが登場。まだまだ子供で、学校をサボる為に、タイムワープで日曜日だけ過ごそうとしたり、自分のたまごっちをかぐや姫のお爺さんとお婆さんに育てさせるなど、やる事も子供だが、悪田クミは親バカで誉めたりしている。尚、彼らのボスは第一話の1コマ目にのみイメージとして登場した「ワカラヘンクツ魔王」。(情報提供:赤坂ミツケさん)

 

「時限探偵ダッチマン」 <追加情報>

悪田クミの息子、トキワカの本名は「トキワカ丸」。彼はシリーズ最後の2話にしか登場していない。自分のたまごっちが死んでしまうと大泣きするなど、子供らしい性格。彼のメカは巨大メカではなくパワードスーツ(と言えるほど大層なものではないが)タイプで、搭乗後はトキワカの顔が露出している。1号はウ〇コをする能力しかない「たまごっちメカ」、2号は爆風に当たった者を無気力にする爆弾、「バカダン」を出す「ナマケモノメカ」。

尚トキワカはお尻を叩かれると暴走して、メチャクチャ強くなる。最終回、バカダンが暴発して敵味方全員無気力になった際には、脱力していた月影リボン(主人公の一人)に尻を叩かれて正気づき、二宮金次郎の父親を医者の元まで担ぎ込んだ。(情報提供:赤坂ミツケさん)

 

「SAIバード1」 <3悪度、100パーセント>

敵組織名……ワール商会

大ボス……ワール大総統

女幹部……ドコン・女[ジョ]・ワール

手下……機・ショック・ワール、アッタ・魔・ワール

主人公のライバル……悪野王児

1990年にコミックボンボンで連載されていた、神矢みのる先生によるヒーローギャグ漫画。ワール商会は犯罪メカ・犯罪[クライ]マシーンで大もうけを企む悪のレンタル企業である。ワール大総統が首領で、失敗したり業績が悪かった部下にはおしおきをするそうだが、あまりそのようなシーンは見たことがない。ワール大総統は遊園地ワンダーランドに見せかけて作ったワール城を前線基地としている。又、悪乃猛島[あくのもとう]にはワール大豪邸がある。

ドコン・女・ワールは4話から登場した女幹部。名前からしてボカンシリーズの影響大である。機・ショック・ワールはロボットで、「〜ロリ」が口癖。2話ではヒラに格下げされ、6話ではワール大豪邸で下働きさせられるようになった。アッタ・魔・ワールは2話から登場したチビ型の幹部。「〜ボ〜ン」が口癖。

悪野王児ことプリンス・ワールはワール大総統が作った最強のSAIバード。性能もパワーもSAIバード中一番で、宇宙でも活動できる。ちやほやされて育ったので、かなりのワガママな性格。自宅では「ド坊っちゃま」と呼ばれている。

最終回ではワール大総統は3悪(ドコン・女,機・ショック,アッタ・魔)にラストチャンスを与え、失敗したらおしおきフルコースで死ぬまで永遠に地獄の苦しみを与え続けられる為、三機合体のワール最強メカ“グレート・ザ・ワール”でSAIバード達に最後の勝負を挑んだ。このグレート・ザ・ワール、三人が分担して作ったので、各スケールが違ってしまいかなり不恰好なメカとなってしまった。ちなみにドコン・女はグレート・ザ・ワンリョク、機・ショックはグレート・ザ・ズノー、アッタ・魔はグレート・ザ・ズータイの製作&操縦を担当した。所園町での夏祭りを妨害し、小学校のみんなが作った山車を壊され、怒った悪野がプリンス・ワールに変身して、主人公ハジメたちの助っ人になり、プリンス・ワールを含む6人のSAIバードが力を結集してしまったため敗北し、ラストは、この3人はボールぶつけの的にされるおしおきを食らうのだった……。

この漫画のストーリーや登場人物等の詳しいデータは、
http://members.tripod.co.jp/legend9999/saibird1.html
に載っておりますので(未コミックス化作品です)、要チェックです。(情報提供、アーリマンさん)

 

「宇宙鉄人キョーダイン[漫画版]」 <3悪度、100パーセント>

女リーダー……ガブリンクイーン

手下……デスギャット、グレートバットン

1976〜77年にテレビマガジンで連載。毎日放送系で放映された石ノ森章太郎先生の原作による同名の特撮ヒーロー番組を元に、『ゴーゴー悟空』(テレビマガジン連載)等で有名な成井紀郎先生がコミカライズしたもので、初期は普通のヒーロー漫画だったが、後にボカンシリーズの影響を受けて完全なギャグ漫画になっていった。この3悪は、ギャグ路線になってからのメンバーである。

ガブリンクイーンは、本来の設定では闇将軍ガブリンの右腕で、この漫画ではデスギャット&バットンを率いて、主人公・スカイゼル&グランゼルに立ち向かう設定になっている。ボカンシリーズの女ボスの影響をかなり受けている。

デスギャットは、本来の設定はデス五人衆の一人で、三つ目の猫の頭の幹部である。漫画版では、顔以外の姿がほとんど猫のまんまである。ボヤッキー的な役割。グレートバットンは、オリジナルでは単なる怪人だったが、成井先生がこのキャラを気に入り、3悪のメンバーにしたそうである。(情報提供、アーリマンさん)

 

「円盤皇女ワるきゅーレ「星の卵☆大争奪戦!!」」 <3悪度、100パーセント>

組織名……ボロンボ一味

女リーダー……レディ

科学者……ポッキー

大男……ドンキー

現在ガンガン連載中でTVアニメにもなった「円盤皇女ワるきゅーレ」の小説版第2弾。この組織はこの話中に出てくる宇宙海賊である。

リーダーのレディは二十代くらいの見た目でばっさりと肩で切られた金髪,青いちょっと目つきが鋭い目,小型で均整がとれたボディ,胸に髑髏マークがついた黒いスペースジャケット、背中に海賊リーダーの証のハーフマントをつけている。もともとエドガという惑星で呉服問屋の娘として生まれた(母親はこのとき死別)が行政官のオダイ・カーンと商売敵のエチ・ゴーヤにより店はつぶれ父親は投獄される。その後宇宙海賊のスカルに拾われ現在にいたってる。

科学者的立場のポッキーは年のころなら二十代前半のメガネをかけた痩せ型神経質そうな男で緑色のジャケットを着ている。おもにメカの操縦と兵器の製作を担当。「〜アル。」が口癖でメカに対してかなりの愛着を持っている。ドンキーは年齢はポッキーと同じぐらいのプロレスラーみたいな体格の大男で重火器類の担当で青いジャケットを着る。レディを「姉さん。」と呼ぶが呼ぶたびにレディにしかられてしまう。

彼女らはスカルの命令で不老不死の薬になるスターフェニックスの卵(通称星の卵)を惑星コロッカで手に入れることに成功したのだが,途中宇宙警察に見つかりその時の戦闘で地球にその卵を落っことしてしまう。そしてその卵はワるきゅーレによって「タマちゃん(某川に現れたアザラシにあらず(笑))」となずけられていた。そしてその卵を狙って襲い掛かってくる。彼女達の愛機はツバメのような形をした宇宙船「エリザベス号」で最初は貧乏でミサイル1発,レーザー打てないと散々だったが中盤ハッチの中からヒヨコ型小型メカ(しかもファンファーレとして軍艦マーチが流れる)が出てきたり、物理的法則を無視して巨大ロボに変形(しかもその外見は誰がどう見てもヤットデタマンに出てくる大巨神そっくり)したりあげくの果てはそのロボでいかにもハクション大魔王そっくりな巨人と戦ったりと何でもありな展開を見せてくれる。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「SDガンダム時空伝ガンボイジャー」 <3悪度、100パーセント>

敵組織名……タイムパイレーツ

女ボス……シーマ・ガラハウ

頭脳派……マ・クベ、鉄仮面

怪力系……デナン・ゾンズラー

1993年ごろ、講談社『デラックスボンボン』で連載されていた村上としや先生によるギャグ漫画。ガンダムシリーズのキャラやメカで、タイムボカンシリーズのパロディをやってしまった怪作。カードダスも2弾まで発売されていた。第1弾は原始時代、第2弾は西部劇の時代が舞台となっている。

タイムパイレーツはどこかの時代に存在する時空鉄を手に入れようと、毎回タイムワープするが、SDガンダムの戦隊・ガンボイジャー(タイムパトロール隊所属)にいつも妨害され、メカ戦で決着をつけようとする。ガンボイジャーによってピンチになると、モリモリユニットで反撃しようとするところがマージョ一味を彷彿させる。

女首領であるシーマ・ガラハウは、時空鉄を入手して大金持ちになろうと企む。ハリセンで部下を叩く。元々はOVA『機動戦士ガンダム0083』に登場したデラーズフリートの中佐。

マ・クベは頭脳軍団の軍団長で、タイムパイレーツのメカ開発担当。本来は『ガンダム』のジオン軍司令官でMSギャンのパイロットとして有名。超高価なモリモリユニットで予算オーバーしてしまうため、メカ戦でどうしようもないほどの危機に陥ったときにしか使用しないが毎度使わされるハメに。

鉄仮面はスパイ専門の秘密軍団の軍団長。元ネタは『F91』に登場したクロスボーン・バンガードの首領カロッゾ・ロナ。だがガンボイジャーではシーマの手下扱いにされている。ボヤッキー的ポジション。

デナン・ゾンズラーは力自慢軍団の軍団長。『ガンダムF91』のクロスボーン・バンガードのモビルスーツ、デナン・ゾンが元ネタで、それにトンズラーをパロディ化したもの。(情報提供:アーリマンさん)

 

「太陽の戦士ポカポカ」 <3悪度、100パーセント>

組織名……世界征服クラブ

総帥……貝塚小夜子

女ボス……ブラッディー美礼

科学者……キャプテン天草

大男……ハルク岩男

「行け!南国アイスホッケー部」、「勝手に改蔵」の作者久米田康治が上記2作品の間にサンデーで連載していた漫画。世界征服クラブはその名のとおり世界征服を目指す私立まほろば学園の部活である。

小夜子は主人公『堀川陸』の父の助手で現在は陸の身の回りの世話をしている人物。世界征服クラブの初代部長で『微笑みの爆弾魔』の異名をもち歴代の部長の中で最も極悪とされた人物。(キャッチフレーズは「笑顔で大爆破」)その悪事も教師の車やプールを爆発させたり職員室の廊下に対人地雷を仕掛けたりととてつもなく凶悪。ちなみに総帥に就任したのは第3巻からでさらに第4巻では陸の担任になっている。

ブラッディー美礼は陸の先輩であるリーダー。陸に興味を持っている。たまごっちを育てていたり、かわいい猫が好きでヘビが嫌いという一面をもちさらに伊頭に別荘を持っている。必殺技はビックパンチ。なお漫画の初期は主にお色気担当だった。

キャプテン天草は陸の先輩の自称天才科学者。マニアックな話と珍獣が大好きでフィギュア造詣も深い。ちなみに作ったメカは「悪の帝国ロボ」という機体で全3種類作られたが、1号はオタスケマンのサンマメカみたいに表面がダンボール製(主題歌付き)、2号は文化祭のために作ったらしいが出番を失うという劇場版アバレンジャーのギガノイドみたいなあつかい、3号は最終回にちょっとだけ登場とあきらかに天才科学者とはいいがたい面が多いがカセットボンベで起動する武器を作るなど決してバカではない。ちなみにキャプテン天草は本作の前に同誌で連載していた「行け!南国アイスホッケー部」に登場した部長の天草健太郎のキャラクターをそのまま流用されている(ちなみにあだ名はキャプテンだった)。

ハルク岩男は怪力の持ち主。それ以外にとりえがないがある回ではなんと魔女っ子姿を披露していた。

ちなみに小夜子以外の3人は初期は中学3年の設定だったが途中でなんと落第して陸のクラスに編入されている。また、コミックス2巻のおまけコーナーで本作がアニメ化された場合のイメージキャストを作者と当時のアシスタント2人が上げており美礼役に作者が小原さん(おまけ内の表記は「ドロンジョ様の声の人」)、岩男役に作者とアシスタントのK氏がたてかべさん(作者のおまけ内の表記は「ジャイアンの声の人」)を上げており明らかに3悪を意識したキャラであることが取れる。

※ちなみに、アシスタントのA氏とK氏、作者が上げていた希望キャストは以下の通り

・小夜子
アシスタントA氏&K氏:井上喜久子(断言)
作者:未表記
・美礼
アシスタントA氏:川村万梨阿
アシスタントK氏:嶋田久作風の女王の声
作者:ドロンジョ様の声の人
・天草
アシスタントA氏:菊池正美
アシスタントK氏:緑川光
作者:広川太一郎
・岩男
アシスタントA氏:郷里大輔
アシスタントK氏:たてかべかずや
作者:ジャイアンの声の人

そして31話冒頭のOP風パロディではこのキャスティング案を元にしたキャスト紹介がネタとして存在する。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「ハレンチ学園」 <3悪度、95パーセント>

男ボス……ヒゲゴジラ

メンバー……丸ゴシ、パラソル

ハレンチ学園に登場するヒゲゴジラ パラソル マルゴシの3人組。他にも奇妙な先生が沢山いるが特に目立つのがこの3人。

校長が精神に異常をきたし入院をしているのをいい事に彼等は教師と言う立場を利用して子供たちをいじめたり、女子生徒にイヤらしい行為を繰り返す。まさに悪。だがクラスのリーダー的存在「山岸」とそれに続き立ちあがった生徒達にいつもコテンパンにやられてしまう。

ヒゲゴジラの本名は吉永さゆり(笑)先生と言い、TVドラマ版(1970年・東京12チャンネル系)では悪役なのに主人公扱いになっていた。OPテーマ前では、「『ハレンチ学園』、このマンガは面白いよー」と言っていた。オカマ言葉で喋り、虎の毛皮を着ていて、金棒を振り回す。ヒゲゴジラは、ハレンチ大戦争(第1部のクライマックス)で、執念で唯一生き延び、後半ではメカヒゲゴジラとしてサイボーグと化した。

バンダイから発売されたファミコン用RPG『ファミコンジャンプ』では、ヒゲゴジラは最終決戦でのラスボス13人衆の8番手として登場。『シティーハンター』の主人公・冴羽との戦いが爆笑モノだった。(ちなみに『魁!!男塾』の剣桃太郎と『男一匹ガキ大将』の戸川万吉は教師に逆らえないので戦えないが、アラレちゃんなど一部の学生キャラはなぜか戦える事ができた(笑)。)

丸ゴシは、着流しにふんどし1丁、腰に刀。ふんどしに丸腰デパートなる駅から遠い不親切な店員が沢山居るデパートの宣伝文が書いてあります。パラソルはヒゲを生やしたのっそり博士風の顔で、弱い為に何時も生徒に真っ先にやられてしまいます。(情報提供:アーリマンさん)

 

「ハレンチ学園」 <追加情報>

TVシリーズのみのメンバー……ロッポー

TVシリーズのオシオキ役……甚兵衛

ロッポーはテレビドラマ版のみに登場するメンバーで、ヒゲゴジラ・パラソルとともに三悪を組んでいる。ロッポーは初期の頃は牧師という立場で登場し、生徒たちのことを心配していたが、いじめられ続けて牧師を辞めて、今度は六法全書を構えて法律を盾にすることが多くなった。

甚兵衛はハレンチ学園の最初の卒業生で、ヒゲゴジラよりも立場が上の用務員さん。主にヒゲゴジラにキツイおしおきをするのを生き甲斐としている。エミという娘がいる。ドラマ版中盤からは、生徒たちがヒゲゴジラたちにおしおきをするラストシーンがしばしばあるので、出番が少なくなった。

ドラマでの丸ゴシはヒゲゴジラよりも立場が上になっていて、中盤以降は登場しないエピソードもある(中盤からマカロニと交代制に)。(情報提供:アーリマンさん)

 

「おきらく忍伝ハンゾー」 <3悪度、90パーセント>

組織名……忍者帝国

ボス……スルガ大納言

その部下……老中タヌマ、毎回の忍者

以前コミックボンボンで連載されていた山中あきらによるギャグマンガ。忍者帝国は、忍者だけの世界を作るというたいそうな目的を持った組織。ボスのスルガ大納言は毎回いろんな手下を送りつけているが、本当は負けた後のお仕置きを楽しみにしている人(ちなみにそのおしおきはドクロベェなみにえげつないものばかり)。タヌマは大納言直属の部下で、あんまり関係ないときでもお仕置きを受けてしまうかわいそうなやつ。彼自身時々帝国忍者古多奴鬼(ふるだぬき)となって悪さをするときもある。ちなみに毎回の忍者は「何とか鬼」で統一されている。(ただし男のみ)

追加の余談として、まず大納言のお仕置きの例をあげると、鉄刃鬼(体を磁石にされたので上から鉄の刃物を落とされる。)、竜血鬼(吸血コウモリに追われる。)などあり。そしてこの話で主人公のハンゾーが、ゾロメカのパロディーをやっていたということを追加しておきます。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「県立地球防衛軍」 <3悪度、90パーセント>

組織名……電柱組

ボス……木曽屋・チルソニアン・文左衛門ジュニア

女幹部……バラダギ大佐

手下……改良人間、下っぱ

発売元は小学刊のサンデーコミックス。安永航一郎作のコミック(全4巻)に出てくる悪の組織。(文庫版も愛蔵版もでてないので、入手は困難かもしれません)。電柱組は東京を狙った悪の組織はほとんど失敗するとゆう理論から、手始めに九州某所の侵略にのりだす表向きは「木曽屋」とゆう材木問屋であり、

1、悪の組織は破壊活動がつきもの。
2、破壊活動をすれば家が壊れる。
3、家が壊れれば材木が売れる、とゆう3段論方で
江戸時代からなりたってきたそうだ。
(そのわりには牛のフンを海にもっていき海にばらまくなどの計画もたてていたが)

バラダギは正社員ではなくバイトなのだが、組織への忠誠心はかなり厚く、明らかにチルソニアンより部下に慕われていた。(事実、バラダギがクビになると下っぱはストを起こした)。

彼等は改造人間より一歩優れている(チルソニアン談)「改良人間」を部下に持つのだが、ギャグマンガなのでロクなやつはいない。例えば「歩く幻魔大戦」と呼ばれる超能力者マーカライト・ファープ中尉。(サツマイモしか操れないが努力の末トマトも操れるようになった)。何を食べても「うまい」「最高」としか言わない、自称食通のタイガー・ドラゴン。「初詣ビーム」で正月気分にさせてしまう正月仮面など。下っぱは「下っぱ」とかかれたお面をつけほうかむりでハッピ姿なのが特徴。怪奇トロロ男、グリコーゲンXなど、よそからスカウトした怪人のほうが明らかに強いとゆう情けない組織である。(情報提供:m、kさん)

 

「県立地球防衛軍」 <追加情報>

バラダギの本名は「原滝龍子」といい主人公盛田達と同じ高校に通っている。両親は「昔羽田で照明弾食らって死んだ」(本人談)そうで今は豆腐屋に下宿している。

下っぱは連載当初は全身黒タイツの「黒下っぱ」だったが、自称正義の味方の第3勢力「まっする日本」にいじめられ全員退職してしまったため、新たに白下っぱが入った。(情報提供:m、kさん)

 

「仮面ライダーSD」 <3悪度、90パーセント>

敵組織……グランショッカー

大ボス……魔神大首領

部下……地獄大使、ドクトルG、アポロガイスト、十面鬼、ジェネラルシャドウ、暗闇大使、ジャーク将軍、シャドームーン

コミックボンボンに連載されたあおきけい先生の漫画で単行本は全5巻発売。といってもギャグとダジャレが多いのがいかにもあおきけい先生世界であり、ライダーや敵幹部もかなりまぬけに書かれている。

地獄大使は初期の頃の作戦を担当していたがあまりにもふがいない為他の八鬼衆(敵幹部の総称)を呼び寄せる原因となった。冬には冬眠するコブラ男にお年玉強奪をさせたり、グランショッカー1のミーハーであるハチ女にライダー基地のスパイをさせるなど、作戦のたてかたはいまいちである。

ドクトルGはグランショッカー1の科学者で老化ガスなど結構まともな物を作っている。ライダー達のことを「ラーイダ」と呼ぶのが特徴。

アポロガイストは礼儀を重んずる紳士でルール違反やマナーの悪いことを極端にきらう。まじめすぎる言動が裏目にでることも。

十面鬼は頭脳よりパワーといった感じの幹部、頭が悪いことを気にしているため「バカ」と言われると怒る。

ジェネラルシャドウは手品が趣味でうけないと落ち込む。イカサマ勝負も得意のようである。

暗闇大使は地獄大使のいとこ、怪人にも優しく部下の受けもよかったが地獄大使の裏切りで敗れる。

ジャーク将軍は「血と汗とド根性」がモットーであり部下にも厳しいがド根性は部下にも染み付いている。

シャドームーンは主人公ライダーRXのライバルでRXとタメをはるアホである。「〜だム〜ン」と喋る。単行本に収録されていない後半ではRXと共にほぼ主役の座をキープしていた。

魔神大首領の正体は巨大なロボットで、操縦者でもあるグランショッカーの黒幕はライダー達の司令官立花籐兵衛のかっての親友である死神博士であった(単行本には収録されていない)。(情報提供:m、kさん)

 

この『仮面ライダーSD』は、かとうひろし先生によるコロコロコミック版(かなりシリアスな内容になっている)と玉井たけし先生による小学館の学習雑誌版(あおき先生のものよりギャグ色がかなり強い)の2つの別バージョンの漫画があり、他に完全オリジナルの内容のOVA版があり、あおき先生のバージョンに近い。(情報提供:アーリマンさん)

 

ちなみに各幹部にはそれぞれ怪人が所属しており、

地獄大使……コブラ男、ハチ女、キノコモグルなどショッカー怪人。(仮面ライダー)

ドクトルG……ナイフアルマジロなどV3に登場するデストロン怪人。(仮面ライダーV3)

アポロガイスト……鉄腕アトラスなどGODの神話怪人。(仮面ライダーX)

十面鬼……黒ネコ獣人などゲドンの獣人。(仮面ライダーアマゾン)

ジャーク将軍……ガイナギスカン、バルンボルンなどクライシス系の怪人(仮面ライダーブラックRX)

シャドームーン……ノミ怪人、バク怪人、アネモネ怪人などのゴルゴム怪人(仮面ライダーブラック)(ちなみにゼネラルシャドウと暗闇大使に関しては知らないので情報もとむ)。(情報提供:ブベンボーさん)

 

ジェネラルシャドウ……エレキイカ、ブラックサタンの怪人。磁石団長、デルザー軍団の怪人、単行本未収録。(共に仮面ライダーストロンガー)

暗闇大使……タイガーロイド、バダンの怪人(仮面ライダーZX)となってます。(私が知ってるのはここまで)。(情報提供:m、kさん)

 

「仮面ライダーSD」 <追加情報>

八鬼衆達の最期について。暗闇大使以外は手元に資料があるので、ここで書き込んでおきます。

まず、ドクトルGとジャーク将軍は、コミックボンボンの兄弟誌であるデラックスボンボン(現在休刊中)の時間旅行編にてそれぞれ要塞の爆発に巻き込まれて(ドクトルGは現代、ジャーク将軍は時空間)死亡。

十面鬼は、終盤のパワーストーン集めの際、ダロムの天空城(外観は、空飛ぶ巨大な鳥の巣箱)にフーセン気球で向かっていたところ、天空城の鳥の群の襲撃に遭う。この時重量を減らすため、ジェネラルシャドウのトランプカッターで切り離されて転落。

尚、その際の会話は以下の通り。

アポロガイスト「いかん高度が下がる!!」
ジェネラルシャドウ「おもりをはずすんだ!! あーら不思議! トランプがカッターに!!」
十面鬼「わ〜〜〜っ こら おれはおもりじゃねーーっ!!」
ジェネラルシャドウ「ふっ バカが一匹かたずいたぜ」
十面鬼「(落ちながら)バカっていうなーっ!!」

シャドームーン以外の残りの三人(地獄大使、アポロガイスト、ジェネラルシャドウ)は、三つのパワーストーンの力を得た大首領が立ち上がったのと同時に作動するようにセットされていた、基地の自爆装置によって爆死。

翌月の最終回にて、次のような会話がある。

死神博士「(シャドームーンに)ばかめ おまえももう用ずみだ!! ほかの八鬼衆とおなじようにわしが始末してくれるわ!!」
V3「な なんだって!?」
ストロンガー「そ それじゃ‥‥」
X「アホの地獄大使やアポロガイストもこのじじいに‥‥!?」
スーパー1「そういえばアポロガイストの手下から 葬儀のご案内状が!! 本物だったのか‥‥」
一同「(コケながら)最後まできちょうめんな やつ!!」

因みにシャドームーンは、基地が自爆した時、丁度その場に居合わせていなかった為、最後まで生き残った。

余談だが、死神博士はじじいと言われると怒るが、必殺技は「魔神ゲートボールショット」。暗闇大使に関しては、どなたか情報をお願い致します。(情報提供:赤坂ミツケさん)

 

「仮面ライダーSD」 <追加情報>

現在、あおきけい先生版の仮面ライダーSDは 最終回まで完全収録の「仮面ライダーSD・完全版」として、 朝日ソノラマより、上下巻が発売中です。(情報提供:m、kさん)

 

「かってに改蔵」 <3悪度、90パーセント>

少年サンデーにて連載していた漫画。作者は久米田康治。衝撃的な最終回を迎えたことで、極一部で話題となった。

*26巻2話(第280話「The 悪の美学」) → 参照

アウトローに憧れた改蔵、羽美、地丹がヤッターマン姿の砂丹、山田さんと戦うという展開。改蔵が「この立ち位置はアウトローじゃなくて小悪党!」といって3人でおしおき三輪車で逃げるというオチでし
た。(情報提供:m、kさん)

*19巻2話(第202話「サマータイムってありましたよね。」) → 参照

『時間ケーサツ』を紹介するコマにて、オタスケマンのイラストが描かれていた。

 

「かってに改蔵」 <追加情報>

16巻7話

「終わりよければ全てよし」の例として、「個人的にはいくらマンネリでも最後におしおきだべ〜があれば大満足だし」というセリフがありました。

13巻5話

おしゃれ泥棒が盗んだおしゃれの中に丹平のヘルメットらしき部品がありました。(情報提供:m、kさん)

 

「フォーチュンクエスト第四巻 ようこそ呪われた城へ」 <3悪度、85パーセント>

女ボス……レディグレイス

その部下……ピン、ゾロ

人気小説の、四巻に登場した三人組。レディグレイスは、ティラリスというアンデットで、相手の苦手とするものに化けることができる。そのプロポーションと部下を叱りとばす性格は、まさに悪女そのもの。ピンとゾロはスケルトンとゾンビの漫才コンビ(ちなみにピンが、スケルトンでボケ役、ゾロがゾンビで突っ込み役)グレイスにいつもしかられている。(情報提供、ブボンベーさん)

 

「住めば都のコスモス荘」 <3悪度、85パーセント>

男ボス……ドクター・マロンフラワー

手下……クリーカ0C5型

電撃文庫より発売中の阿智太郎原作のギャグヒーロー小説、現在全4巻とスペシャル版・コミック版が発売中。ボスのマロンフラワーは銀河連邦警察の公式採用パワードスーツの審査のために監獄惑星アバシリーから仮釈放された天才マッドサイエンティストで、宇宙中のゲームセンターを荒らし回ったA級犯罪人である(彼に目を付けられて無事で済んだUFOキャッチャーとコンビニキャッチャーはないという)。銀河連邦警察の定めたルールによって、パワードスーツのモニターとなった地球人に勝てば減刑、正体を暴けば無罪放免となっているため、マロンフラワーは自身の作った巨大メカで2人のパワードスーツ、ドッコイダーとネルロイドガールに戦いを挑む。

クリーカ0C5型はマロンフラワーが製作したロケット型の特殊汎用からくり人形で、戦闘の際はメカと合体してホストコンピューターの役割を果たす、ゼンマイがエネルギー源で、切れると当然動けなくなってしまう。この2人(というか1人と1体)は、普段は神奈川県の中空町にある鳴柿児童学専門学校の教授・栗之花栗三郎とその孫娘・栗之花栗華(クリーカが人間型に変形した姿)として「コスモス荘」というアパートに潜伏している(実は主要メンバーの全員がここに住んでいるのだが、誰も正体に気づかない)。

マロンフラワーが作るメカは主に昆虫型をしており、オケラーン・カニカーニ・カマキリーン・メカモスラとバラエティに富んでおり、最終巻ではその名もズバリ、メカブトンというメカも使用している。(情報提供:真・ヤッターよこずなさん)

 

「住めば都のコスモス荘」(その2) <3悪度、85パーセント>

女ボス……ヒヤシンス

下僕……ピエール

作品説明はその1を見てください(笑)。女ボスのヒヤシンスは父親の宇宙動物園の経営失敗によって生まれた借金を踏み倒し、動物園復興のために悪事を働いてきたA級犯罪人で、マロンフラワーと同じくパワードスーツのモニターとして仮釈放されてきた。その姿はまさに「ボンッ、キュッ、バーン」なナイスバディで、たとえるなら性格はムージョ様に近いタイプで、かなり自分に対する美意識が強い。戦闘の際は蝶のアイマスクにレザーのボンテージファッション、手には電子ムチとまさに「女王様」な姿に変身する。

ピエールは動物園で飼育係をしていたヒヤシンスの下僕、かなりの美青年なのだが、結構性格はMが入っている危ない男である。彼の体内にはいつの日か宇宙動物園を復興させるためにヒヤシンスが無理矢理詰め込んだ何種類もの宇宙動物の遺伝子が存在しており、何故かピエールの快感が頂点に達すると遺伝子の一つが目覚め、数十分の間ピエールは宇宙動物との融合体・怪人○○男に変身する事が出来る。ヒヤシンスは戦闘の際はピエールを電子ムチなどでしばき、変身させて戦いに望むのだが、どの動物が出てくるかは運次第である(その変身をざっと上げると、コアラ男・カニクイザル男・ナマケモノ男・吸血コウモリ男・ヒツジ男・バク男と役に立たない変身が多い)。ちなみにピエールはボヤッキー・トンズラーのごとくいつもヒヤシンスにどつかれている(が、性格上いつも喜んでいる)。

補足としてこの二人は、普段は坪根沙由里(ゆりねさゆり)と下僕ピエールとしてコスモス荘の2号室に住み着いている(ちなみにマロンフラワー&クリーカは1号室に住んでいる)。(情報提供:真・ヤッターよこずなさん)

 

「住めば都のコスモス荘」 <追加情報>

追加メンバー……エーデルワイス

マロンフラワー、ヒヤシンスと同様にドッコイダー、ネルロイドガールの正体をあばくため、仮釈放された少女。粘土細工を巨大化させられる「エルロード星人」である。(粘土細工の出来がよいほど凶暴になるが、まだ未熟なので弱い粘土ゴーレムしか作れない)

喋り方は「サイバーボッツ」のデビロット姫そっくりで、地球では「梅木瑠璃」という名前で、やはりコスモス荘に住んでいる。(銀河連邦警察によって仮の家族を与えられたが、邪魔にしか思ってないようである)。リンゴの皮むきをしてくれた桜咲鈴雄 (ドッコイダーの正体)を「コーチ」と呼んで慕っている。

「コスモス荘」はアニメ化もされており、キャスティングはマロンフラワー、緒方賢一さん。クリーカ、大原さやかさん。ヒヤシンス、三石琴乃さん。ピエール、成田剣さん。エーデルワイス、釘宮理恵さんです。(情報提供:m、kさん)

 

「TVヒーローに挑む悪の秘密結社の謎」 <3悪度、85パーセント>

組織名……カンブツ帝国

ボス……グレートコウエイ

大幹部……フエール・ワカメー

参謀……コーヤー・ド・フー

『TVヒーローに挑む悪の秘密結社の謎』は、93年に光栄が出した本で、その名のとおりTVのアニメや特撮の悪役を研究する謎本。カンブツ帝国は、その本にイラスト代わりに載った1コマ漫画に出た組織。ただそれだけだがそのわりには設定がしっかりしている。

グレートコウエイはネオヘレカンブツリ主義(何言ってるのかわかる戦闘員は一人もいない)にもとづいて全世界乾物屋の征服をもくろむ。自分の趣味でカンブツ帝国の車を全部オート3輪にしたり秘密なのに税務署に申告漏れを指摘されたりと問題が多い。その正体は偶然自我をもったゲームソフト『信長の野望覇王伝』というムチャな設定だった。フエール・ワカメーとコーヤー・ド・フーはいかにも悪の組織にいるような女幹部だが、特に特徴はない。

<主な怪人>

干し貝柱男:シイナタケシに項劉記のテレカをあげると言われ裏切ろうとした。

スルメ男:わけもなく巨大スルメロボを出したがその目的は「意味不明な行動で軍事アナリストを発狂させる事」だった。

ピーナッツ女:なにを思ったか戦闘中にフライドポテトの宣伝を始めた。シイタケマンHいわく「読むマニュアル間違えたな!」

ダシコンブ男:グレートコウエイに東京証券取引所襲撃を命じられるが、それはコウエイが株で損をした腹いせだった。

干しバナナ男:コーヤー・ド・フーに北方領土を襲撃しようと言われ、寒いからと断った。

対戦相手

シイタケマンH:シイナタケシが変身するヒーローで三度笠をかぶった仮面ノリダーのような外見をしている。武器はカツオブシブーメラン。もとはカンブツ帝国が作った怪人一号だが、その時帝国の持っていたラッキーを全部注入されてしまい負け知らずになった。(情報提供:JERALDさん)

 

「かいけつゾロリ(漫画版)」 <3悪度:85パーセント>

リーダー……ケイツ

手下……ゴルゴル、おたまちゃん

コミックブンブンに連載されているかいけつゾロリの漫画版。ストーリーは、毎回ゾロリがさまざまな物語の世界へ赴くというもの。ケイツは漫画版のゾロリのライバルであるカエル。毎回ゾロリ達の後を追ってお宝を横取りしようとたくらむ。頭切れるらしく毎回いろんなメカを製作しゾロリに挑むが毎回ミスしていつも負けている。ゴルゴルは無口なナマズのスナイパーで、手に持ったコンクリートもぶち抜く水鉄砲で攻撃する。おたまちゃんはケイツが作った人工生物で普段は種状になっており水を吸う事で巨大化する。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「空想科学大戦」 <3悪度、80パーセント>

ボス(一応)……モドキング

メイド……ズキン

手下……パッチー

空想科学の世界に、科学の壁があるという世界を書いたまんが。モドキングは一応毎回怪獣や改造人間を作るのだが、科学の壁に阻まれいつも失敗する哀れなやつ。パッチーはモドキングの部下なのだがかなり影が薄い。ズキンはモドキングの円盤で働いていて三人の中では一番の良識人だがつっこむとおしおきされる。またかなりの美形ずき。(情報提供、ブベンボーさん)

 

「空想科学大戦」 <追加情報>

モドキングとパッチーの原形は「怪獣VOW」(宝島社)シリーズに出てきた宇宙犬人コリーと、その部下パーであると思われます。コリーとパーは「怪獣VOW」「帰ってきた怪獣VOW」「さらば!怪獣VOW」と3回にわたってタカラジマン兄弟と戦っていました。パーはゴリラの怪人なので実はコリーとは犬猿の仲なのだが、1度コリーにてごめにされています。(怪獣のストックがなくなりパーが出るしかなくなったため)。なお、ズキンはでてきません。(情報提供:m、kさん)

 

「スレイヤーズ!」「スレイヤーズすぺしゃる」 <3悪度、80パーセント>

女ボス……L

手下……パシリ部下S、作者

神坂一著小説「スレイヤーズ!」「〜すぺしゃる」の後書きに登場の三人組。Lは「ロード・オブ・ナイトメア」とよばれる全ての魔族の頂点に立つものだが、後書きではほとんどドロンジョ様。作者と漫才のようなやりとりをして作品の解説をしていく。部下Sは本編では魔王なのだが後書きでは完全にLのパシリ。タキシード(銀ラメ入り)を手縫いしたり人気投票の集計をする姿は涙をさそう。

後書きのラストではLが作者を半殺しにするのがほぼお約束となっており、Lが後書きを乗っ取ってしまうことも多々あった。(情報提供:m、kさん)

 

「ねこ神さま」 <3悪度、80パーセント>

ボス……魔王

弟子……犬神1号、2号

文藝春秋社から発売のねこぢる先生の漫画で全2巻。魔王と犬神たちは主人公ねこ神1号、2号のライバルだが魔王はしみったれてる、けちくさい、いーかげんでロクな悪事をしていない。(小学生から60円のカツアゲ、きなこ飴の万引き、コロッケそばの食い逃げ、宅配牛乳の盗み飲みなど)

犬神1号、2号は魔王の弟子だが、根がお人よしでついいいことをしてしまう。(運動不足でデブで不健康な金持ちを、たたりでスマートで健康にしてしまう。不味いラーメン屋に呪いをかけ美味しいラーメン屋にする。山に行き「古代の文明は環境破壊で滅んだという……」と呟く魔王の横で 「最近の観光客はマナーが……」と言いながらゴミ拾いを始めてしまうなど) 魔王がいないときには「正直うんざりだよ、あいつケチだし性格悪いし……」とぼやいていた。

2巻になってからはあまり姿を見せなくなり、浮浪者に混じって救世軍の炊き出しのうどんをもらってるのを最後に、姿をみせなくなってしまった。(情報提供:m、kさん)

 

「ぎゅわんぶらあ自己中心派」 <3悪度、80パーセント>

敵組織……タコ友の会

会長……片ちん大王

部下……オクトパシーふみ、タコ宮内

片山まさゆき作の麻雀漫画で講談社より発売。タコ友の会はタコ雀士(一般人には理解できない麻雀を打つトンデモ雀士)たちの集まりで、主人公、持杉ドラ夫の住む下北沢をタコのものにしようとして、むなしい敗退を続けている。(「雀荘たこつぼ」とゆうタコ雀士専用雀荘もあるので侵略は着実に進んでいるようだ)

片ちん大王は原作ではドラ夫と対決していないので実力は未知数である。オクトパシーふみは会員ナンバー001で漫画家の紫門ふみ嬢がモデルである。意味なくポンやカンをして場を荒らすのが得意。盲牌の渡辺、フリ・ゲラーなどの刺客を連れて現れドラ夫に敗退をくりかえすあたりは、3悪の女ボスぽい(?)感じである。

タコ宮内はドラ夫をして「プロを殺すにゃ刃物はいらぬ、タコの2匹もいればよい」と言わしめたタコ中のタコ。特徴としてはノーテンにもかかわらず自分の手をみせる、(ゲームでもこのクセは再現されている)、点数が勘定できない(「これフハネしない?」が口癖)、チンイツになると待ちがわからなくなる、など。

ちなみにサターンのゲーム「ぎゅわんぶらあ自己中心派、トーキョーマージャンランド」では、片ちん大王はマージャンランドのオーナーとなり、オクトパシーふみとタコ宮内は「ビッグタコマウンテン」で敵として登場する。(情報提供:m、kさん)

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