「魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー」 <3悪度、55パーセント>

ボス……エージェント(冥獣人デーモン)アボロス(声:竹本英史)

手下1……アルゴル星人バボン(声:長嶝高士)

手下2……チグカデ星人ビルヂーク

スーパー戦隊VSシリーズ第11弾。この3人はこの作品に登場するアリエナイザーの誘拐犯。リーダーのアボロスはデカレンジャーが倒したエージェントアブレラの教えを受け継いだ死の商人で結構金にがめつい。宇宙警察の力をもってしても正体はわからなかったが、それもそのはず、その正体は宇宙人ではなくインフェルシアを飛び出しアリエナイザーになった冥獣人だった。サイの様な武器と専用怪重機「アボトレックス」を操る。

バボンは機械宇宙人であるアルゴル星人のアリエナイザー。全身武器の塊でさらにアボロスにより胸にかかれた魔導陣によりエネルギーを吸収する能力を持つ。武器は肩から放つミサイル。

ビルヂークは巨大な口が特徴的な異星人。食べた物を別の場所に転送する胃袋を持つ。序盤、デカレンジャーにより逮捕されたがバボンにより口封じのため殺される。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「ビーロボカブタック」 <3悪度、50パーセント>

ボス…シャークラー(声:千葉繁)

手下…コブランダー(声:松本大)、ガニラン(声:江川央生)、スパイドン(声:茶風林)

1997年にテレビ朝日系で放映。等身大ロボットで、最初はコブランダーがボスだったが、後に3人ともシャークラーの手下に。それぞれスーパーモードにチェンジして、カブタックらと戦う。(情報提供、アーリマンさん)

シャークラーとコブランダー達は主人公カブタックと同じ博士に作られたが、シャークラーは元々素行が悪く、コブランダー達は世間の荒波に耐えきれずグレてしまった。ガニランは大酒飲みで可愛い女の子が好き。スパイドンはお金にがめつく関西弁で喋る。シャークラーは株で儲けてるらしくお金持ち、「トンデモジョーズ」とゆう巨大メカも持っている。彼等の目的はどんな願いでも叶うという「スターピース」を手に入れることで、強欲な古道具屋、小金井とからんで、悪巧みをすることも度々あった。(ちなみに小金井は最終回直前で火事をおこし店を失ってしまった)

スターピースは13個そろえると奇跡がおこるといわれていたが、出てきたのは神様(ラッキィ池田)で、人類を滅ぼそうとしたので、最終的にはカブタック達と手を組むことになる。ちなみに、カブタック達を作った博士役を志茂田カゲキが演じていました。

ちなみにコブランダー達は、「秋のビーロボ大運動会」の回にて一度だけインチキ商売をしています。(情報提供:m、kさん、真・ヤッターよこずなさん)

 

「超電子バイオマン」 <3悪度、50パーセント>

敵組織名……新帝国ギア

ボス……ドクターマン(幸田宗丸)

メンバー……メイスン(中田博久)、ファラ(飛鳥裕子)、モンスター(ストロング金剛)

モンスターの子分……ジュウオウ(声:安西正弘)

1984年にテレビ朝日系で放映された東映の戦隊シリーズの一作で、戦隊のメンバーが初めて男性3人,女性2人になったことが有名。新帝国ギアはメカ人間となった科学者・ドクターマンをボスとする悪の秘密結社。「ドクターマンの、ドクターマンによる、ドクターマンの為による世界」を築く為に、巨大ロボ・メカジャイガンを送り込む。南極にあるネオグラードが本拠地。幹部トリオ・ビッグスリーを率いて作戦を実行する。

メイスンはビッグスリーの中では一番頭がよく、野心家。ファラは女幹部で、変装が得意。ファラキャットという片腕がいる。モンスターはギアのお笑い担当で、怪力男。自分の出番をいつも気にしていて、部下のジュウオウを可愛がっている。イマイチ教養がない。ジュウオウはモンスターの子分で、怪力の持ち主である。いつもバイオマンの必殺技・バイオエレクトロンで、遥か空の彼方まで飛ばされている。のちに改造され、バリバリロケットが使えるようになった。

後にビッグスリーは、ドクターマンに強化改造され、パワーアップした。ネオメカジャイガンに操縦し、バイオロボとメカ戦をするようになった。(情報提供、アーリマンさん)

 

「超電子バイオマン」 (追加情報)

手下……メッサージュウ(声:八代駿)、サイゴーン(声:山下啓介)、メッツラー、アクアイガー

ジューノイド五獣士は、メッサージュウ,サイゴーン,メッツラー,アクアイガー,そして、モンスターの子分ジュウオウを含む5匹で構成されていて、戦隊ものにおける毎回の怪物の代わりに等身大戦を行う幹部クラスのメカ怪物である。ビッグスリーと共に作戦を実行する。ちなみに劇場版では、ジュウオウがリーダー格だった。

以前載せたジュウオウ以外のジューノイドの紹介します。

●メッサージュウ:
空中戦を得意とするジューノイド。初陣を飾る名誉を受けた5獣士時代の先鋭隊長であり、リーダー格。メッサーバトロンを操るほか、超音波破壊ビーム、超音波サイクル等の武器を使う。初陣を飾る名誉を受けた5獣士時代の先鋭隊長で実質上のリーダー格で、3週連続で出撃するなどの活躍が多かった。

●サイゴーン:
阿修羅型のジューノイド。3つの顔を持ち、超能力が得意。のちに改造され、メイスン直属の部下となった。

●メッツラー:
一つ目のジューノイドで、変幻自在。よく高笑いする。のちにパワーアップし、腕が際限無く伸びるようになった。ファラとコンビを組むことが多い。

●アクアイガー:
半魚人なので当然水中戦が得意。意地悪でずるがしこい。メタルメガスのビームで破壊されてしまった。(情報提供、アーリマンさん)

 

「天才てれびくん(第2期)」 <3悪度、50パーセント>

軍団名……ジャアクダー軍

大ボス……ジャアクダー(声:中村秀利)

部下……怪人アマモーリ(演:天野ひろゆき)、毎回の刺客

NHK教育テレビで放送されていたバラエティ番組の第2期版(現在は「天才てれびくんワイド」が放送中)。彼らは同番組の金曜日編に放送されていたコーナー「クイズ ウルティマX」に登場した3悪である。物語は、ジャアクダー軍に滅ぼされたキャイーン文明の生き残り「キャイーン戦士」が、彼らに対抗できる唯一の究極生物「ウルティマX」と共に戦うというもの。

大ボスのジャアクダーは立方体のICチップに顔がついたような首領で、「機械の世界に人間などいらんのだ」と鼻息も荒らげにキャイーン文明を滅ぼそうとする悪の塊。怪人アマモーリはジャアクダーの右腕で、主な仕事はキャイーン戦士達と戦うこと、頭に何故かヒヨコちゃんが乗っかっている。彼らはピラミッドを逆さにしたような浮遊要塞「ミラピッド」を根城にしている。

ストーリー等をずらっと説明すると、まず前半はまだ幼年期のウルティマX(通称ウルちゃん)を成長させるために、選抜されたキャイーン戦士とその仲間・未来戦士テンテラス(演・ウド鈴木)が飛行生物ヌルピョンでミラピッドに乗り込み、アマモーリと様々なゲームで勝負して成長に必要なビーダエネルギーを集めるというものである(前半ラストはCGで書かれた刺客怪人とシューティング対決)。

中盤はウルティマXも成熟期になり、ジャアクダー側はアマモーリが毎回の刺客(ゲスト有名人)と共にキャイーン戦士達と戦うようになる(ゲーム勝負は最後まで変わらない)、最後はアマモーリと刺客が円盤形メカ「アマノッチマシーン」に乗り込み、ウルティマXとシューテイング対決をおこなう。ここでアマモーリ達が負けると、ジャアクダーによってアマモーリ達はドクロベエ様のような様々なおしおきをくらってしまい、逆に勝つと(このコーナーでは悪が勝つことも出来る)ジャアクダーからごほうびとして「ジャアクダー○○」という食べ物をもらうのだが、その全てが機械を寄せ集めて作ったようなものでとても食べられる代物ではない(つまり勝っても負けてもいいことがない)。

後半はウルティマXが完全体(戦闘モード)に進化し、ジャアクダー側は最後はアマモーリが「アマノッチロボグレート」に変身して戦うようになる(最後は格闘ゲーム風のバトルをする)。途中アマモーリはテンテラスの悪知恵で頭のネジを抜かれて変身不能に陥り、その回からはジャアクダーみずから戦うようになる(武器は頭から出すローラーと光線)。最終回、ウルティマXの最終形態レインボーウルティマに敗れたジャアクダーは、ミラピッドもろとも消滅してしまった。(情報提供:真・ヤッターよこずなさん)

 

「チビラくん」 <3悪度、50パーセント>

敵役(?)……ゴルバ(声:熊倉一雄)

その息子……ガキンコ(声:水森亜土 → 高橋和枝)

1970年に日本テレビ系で毎週月〜土曜に放映され、特撮史上最多放映話数(全78話を週6回に分けて放映)を誇る円谷プロ製作の特撮コメディで、登場人物の90%近くがヌイグルミキャラである。カイジュウ国の快獣町に住むゴルバ家はハッタル家(家族構成員は、父:パパゴン(そのまんまなネーミング),母:ママゴン(笑),そして息子のチビラ)のライバル的存在で、いつもハッタル家にちょっかいをかけている。

変装怪獣ゴルバは、かなりクレージーな発明家である没落貴族。変な珍発明を作っては騒ぎを起こしている。かなりのロリコンで、ガキンコの為に人間界から来た少女・ユミをストーカー行為で追い掛け回していた。体内に放射能を貯えていて、炎を吐ける。ちなみにフルネームは「ゴルバ=フォン・メジラバッハ・スタリンコチャン・アクラズルメ」である。ゴルバの亡き妻は快獣ブースカのそっくりさん(というか、女装したような姿)である。

イタズラ怪獣ガキンコはゴルバの息子で、街一番のガキ大将。ひねくれて育った為、いたずらばかりしている。父親思い。本名は「ゴルバ=フォン・メジラバッハ・スタリンコチャン・アクラズルメ・ジュニア・ガキンコ」とかなり長い。(情報提供:アーリマンさん)

 

「百獣戦隊ガオレンジャー 火の山吼える」 <3悪度、50パーセント>

長男……ゼウスオルグ(声:三宅健太)

次男……ポセイドンオルグ(声:水木一郎)

三男……ハデスオルグ(声:山形ユキオ)

この三人は百獣戦隊ガオレンジャーの劇場版に登場したオルグの三兄弟で別世界を支配していたやつらで鬼之城という城に住んでいる。

長男のゼウスオルグは大剣を振るうオルグでえらそうな性格。次男のポセイドンオルグは大きな腹のオルグで三叉の槍を持つ。性格は大酒のみで女好き。おまけに酒を飲むと手がつけられない。
三男のハデスオルグはきれやすい性格で大鎌が武器。この三人のうちポセイドンとハデスは一度ガオレンジャーに倒されるが巨大化したゼウスオルグの力で復活した。

余談ではあるがポセイドンオルグ役の水木一郎さんは「百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊」のエンディングを歌っておりハデスオルグ役の山形ユキオさんはガオレンジャーのオープニングを歌っている。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「電光超人グリッドマン」 <3悪度、50パーセント>

ボス……魔王カーンデジファー(声:佐藤正治)

手下……藤堂武史(菅原剛)、忍者怪獣シノビラー(声:江川央生)

1993年にTBS系で放送された、円谷プロ制作の特撮ヒーローもので、巨大ヒーロー・グリッドマンと巨大ロボット(ゴッドゼノン、ダイナドラゴン)の合体がウリ。コンピュータワールドから地球征服を企む魔王カーンデジファーは、現実世界の少年・藤堂武史を利用して弾力怪獣バモラ、ツッパリ怪獣ゴロマキング、悪臭怪獣スカボーンといった怪獣や超獣をパソコンで作らせ、電話回線経由でさまざまなコンピュータワールドに怪獣を電送し人間社会を混乱に陥れる。作戦に失敗した武史を、目から放つ電撃でおしおきをする。最終回では巨大化してグリッドマンに最終決戦を挑んだ。

藤堂武史は、主人公たちが通う中学校の同級生。いじめられっ子で、暗い性格の少年。パソコンだけが友達で、毎回の冒頭でさまざまな不運に遭い、その恨みを晴らす為、怪獣のデータをプログラミングしてカーンデジファーによって命を吹き込まれた怪獣をコンピュータワールドに送り込んで、社会を混乱に陥れる作戦を実行し復讐する。最後はカーンデジファーを裏切り、改心した。カーンデジファー&武史のコンビは“悪のドラえもん&のび太”の異名を持っていた。

忍者怪獣シノビラーは、バルタン星人的存在の怪獣で、限りなきチャレンジ魂でグリッドマンと3回戦った。様々な武器と忍術を使い、人間の言葉を話せる。最後の出番(29話)では“カンフーシノビラー”にバージョンアップされ、ヌンチャクを使ったカンフー技でグリッドマンを苦しめた。(情報提供、アーリマンさん)

 

「ひょっこりひょうたん島」 (3悪度、50パーセント)

ボス……ウクレレマン・ダン(声:牧伸二)

科学者……ドクトル・デ・ペソ(声:大森義夫)

部下……ネンネ(声:江戸屋猫八)アノネ(声:常田富士男)

1964年から5年間放送されたNHKの人形劇で、最近ではモーニング娘が主題歌を歌うなど話題になっている。ドクトル・デ・ペソはブロイラー生活からニワトリを開放し全世界のニワトリの楽園を作ろうとし、ダンたちはそれに便乗して卵の販売権を独り占めしようとする。

ダンはシカゴのギャングだがその正体はペーパーバックを乱読して教養をつけたゴリラ。銃を隠したウクレレで戦う。ダイナマイトが爆発しても死なない不死身ぶりはボカンシリーズの先駆者と言えるかも。ネンネはダンの子分のギャング、偶然再開した母親ドコンジョから足を洗うように言われ苦悩するが、最後は改心し爆弾卵を積んだ船でダン、アノネとともに玉砕。アノネはネンネの弟分で、のんびりやのノッポ。ドクトル・デ・ペソはニワトリが自由になるならダン側にもひょうたん島側にもつくとゆう典型的なマッドサイエンティスト。人工卵を産むロボットニワトリを発明した。(人工卵はトコロテンが白身、キナコが黄身、魚の骨が殻、水分99%とゆうゲテモノ)

ちなみに、ダンシリーズは「ひょうたん島」のDVDにも2話収録されている。(情報提供:m、kさん)

 

「ひょっこりひょうたん島」 <追加情報>

ひょうたん島に隠されたキャプテン・キッドの宝が、冷凍睡眠していたキャプテン・キッドの息子のリトル・キッドだったり、アンカ帝国の宝を探していたら、軽石でできたアンカ山が宝の正体だったとか、ボカンっぽいどんでん返しがありました。(情報提供:m、kさん)

 

「ひょっこりひょうたん島」(その3) <3悪度、50パーセント>

リーダー……ガラクータ

部下……トウヘンボク、ヤッホー、ドタバータ

追加メンバー……リトル・キッド

ひょうたん島に、キャプテン・キッドの宝を探しに来た4人の海賊。他の悪役と手を組むことが多いので、マージョ一味的悪役と言える。リーダーのガラクータは元貴族、部下にも君付けで話す礼儀正しい男で、いざとなれば片手の義手をマシンガンにして戦う。(貧乏暮らしのためか後半では全く使われなくなっていた)

トウヘンボクは元馬賊、どじょうひげの目立つ中国人で「〜アルネ」という話し方をする。何かにつけことわざを持ち出すのが癖。海賊達の料理担当だが作るのはラーメンばかり。ヤッホーは元山賊、その為か海賊なのに船酔いする。ドタバータと共に力仕事担当でワルサーのような性格。ドタバータは元人足、一言で言えば「おめでたい男」能天気な馬鹿力持ちで、力仕事ならおまかせという感じのキャラ。

リトル・キッドはキャプテンキッドの息子で、宝として冷凍睡眠に入っていた、海賊達からは「キッド坊ちゃま」と呼ばれる。いたずら好きな子供でドクボン的ポジション。最終的にはキッドをひょうたん島に託し、キャプテン・キッドの墓の前で必ず戻ると誓って修行の旅に出る。(情報提供:青春を語る8章さん)

 

「がんばれ!! ロボコン」 <3悪度、50パーセント>

1期生……ロボワル(声:永井一郎)、ロボドロ(声:緒方賢一)

2期生……ロボガキ(声:加藤修)

3期生……ロボちゃん(声:杉山佳寿子)

1974年から2年間放送された東映ロボットコメディーの元祖。ロボワルは初期に活躍した悪役ロボットで、良心回路を持たず、200馬力のパワーで暴れまくる。(ロボコンは100馬力)。ロボガキは26話から登場したロボワルの弟、兄以上の300馬力で威張り散らす。胸の卍マークが飛び出す「パイパイパンチ」が必殺技。ロボット学校卒業後は大農場を作るため、兄弟でブラジルに移住。

ロボドロは防犯用に設計されたはずが、なぜか泥棒ロボットになってしまった。セコビッチ並みにお金にがめついが、ニセハートマークを売ったお金で一人暮らしの老人の世話をしていたことも。「ピンコピンコシャンシャン」が口癖。

ロボちゃんは92話から登場した赤ん坊型ロボット。巧みな悪知恵といたずらでロボコンをたびたび窮地に落とし入れる。(情報提供:m、kさん)

 

「大戦隊ゴーグルファイブ」 <3悪度、50パーセント>

組織……暗黒科学帝国デスダーク

リーダー……総統タブー

メンバー……デスマルク大元帥、デスギラー将軍、マズルカ

82年のバトルフィーバーから数えて4作目の戦隊の敵組織の幹部たち。デスマルク大元帥は15話にてデスダークの暗黒科学と歴史の睡眠教育を終え目覚め、作戦の指揮を執る。デスギラー将軍は実戦派ながら作戦の立案も行っていたが、大元帥覚醒後は専ら実行に当たる。マズルカは女スパイ。デスダークにはイガアナ博士とザゾリヤ博士もいたが、処刑され、この3人がレギュラー幹部となる。デスマルク→デスギラー→マズルカの序列だが、デスギラーとマズルカが共にデスマルクに叱責されることが間々あり、この2人がデスマルクの両脇に控える特写もあるので三悪を彷彿させる(奇しくも同時期のクリーン悪トリオではシリーズで唯一、男2人が対等でないこともある)。因みに総統タブーは作戦を部下任せで、鼓舞する台詞が多い。(情報提供:虞澪斗さん)

科学者……イガアナ博士、ザゾリヤ博士

イガアナ博士とザゾリヤ博士はデスダークの初期メンバーで、暗黒科学者。等身大の合成怪獣や巨大ロボット・コングロボを製造している。この2人は仲が悪く、デスダークのコメディリリーフである。
イガアナはメカ型コングロボを、ザゾリヤは猛獣型コングロボをそれぞれ製作していたが、総統タブーの命令で第5話から合成怪獣をモデルにしたモズー型コングロボを製作することになった。イガアナとザゾリヤは直々に作戦指揮を執ることが多い。(情報提供、アーリマンさん)

 

「五星戦隊ダイレンジャー」 <3悪度、50パーセント>

敵組織……ゴーマ 

首魁……ゴーマ15世

3人のメンバー……シャダム中佐、ガラ中佐、ザイドス少佐

バトルフィーバーJから15作目の戦隊作品の前線に立つ幹部たち。トリオ名は特になし。ダイレンジャーは好個の区切りと制作陣が考えたためか、壺を押えたキャラ設定と配役が目立つ。この3人は冷酷な頭脳派リーダー、残忍な女性、どこかひょうきんな力自慢とバイオマンのビッグスリーを想起させ、ガラ役の天際揚子はライブマンでも3幹部の一人を演じ、ゴーマ15世はそのバイオマンの首魁、ドクターマンと同じ故・幸田宗丸が演じた。しかし本作は脚本陣各員の特色の出たキャラ、シリーズで三度敵役を演じた広瀬匠演じる孤高のリュウレンジャーの好敵手、魔拳士ジンにターボレンジャーのキリカ役の森下雅子演じるガラと宿縁のクジャク、これまでに例がないアーリマンの紹介されたゴーマ3ちゃんズにシャダムの息子だが捨てられ、キバレンジャーと実は双子の阿古丸、超気伝獣ダイムゲンの人間体たる亀夫などが入り乱れ、群像劇の色彩が濃く、この3人はそれ程強烈な性格の表出はなかった。又、ゴーマ15世は公家のような気品があり役者がドクターマンと同一とは感じさせず、演技の幅は特撮ファンを感服せしめた。(情報提供:虞澪斗さん)

 

「超!吉本新喜劇」 <3悪度、50パーセント>

リーダー……辻本茂雄

子分1……山口智充

子分1……平畠啓史

関西の人気番組「吉本新喜劇」の全国ネット版。この3人は番組の初期に登場したヤクザ3人組である。毎回、さまざまな場所に急いでる様子で出てきてそこにいる人物(大体は東野幸冶)に以下の様なネタ(ローテーショントークこれは新喜劇で辻本氏がヤクザ役のときよくやるネタ)を行う。

辻本「ワシ等な、めちゃ急いでんネン!」
山口「さっさとどいたほうが」
平畠「おまえらの」
辻本「ため」
山口「や」
平畠「で」

その後各種歌(民謡、ミュージカルなど)風のネタが繰り広げられるところがある意味ゼンダマンのゼンダライオンの出発時のカラオケに近い。ちなみに辻本氏が白&黒、山口氏が青、平畑氏が黄色のスーツ姿。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「大鉄人17」 <3悪度、50パーセント>

敵組織名……ブレイン党

大ボス……巨人頭脳ブレイン

科学者……ハスラー教授

大幹部……キャプテン・ゴメス

部下……チーフキッド

追加メンバー……ブラック・タイガー、ピンクジャガー、ブルージャガー

1977年に毎日放送・TBS系で放映された特撮で、巨大ロボットもの。初期はかなりシリアス路線だったが、中盤で主役メカのワンセブンが人間の言葉を話せるようになってからはコミカル要素も増えてきた。

犯罪組織ブレイン党は、ハスラー教授が強奪し悪の心を植え付けられた巨人頭脳ブレインを首領とする組織で、ブレインは超生産能力で巨大メカ・ブレインロボットを生み出したり、自らのボディを自己修復できる。

ハスラー教授はマッドサイエンチストでブレイン党の黒幕的存在だったが、意志を持ったブレインによて逆に手下にされてしまった。楽しく悪事を働いている。中盤からはお笑い担当になった。一応外国人だが、なぜか怒ったときに関西弁が混じったりする変な日本語をしゃべる。

キャプテン・ゴメスは初期の幹部で、国際的テロリスト。ハスラーが失敗したブレインの利用を目的とした組織乗っ取りを密かに企むがバレてしまい、戦艦ロボットに乗せられてワンセブンによって戦艦ロボットもろとも爆死してしまった。

チーフキッドはゴメスの部下で、ニヒルな指揮官。のちにブラック・タイガーの部下になったが、ビルロボットを使った甲子園球場襲撃作戦の失敗が原因で処刑された。

ブラック・タイガーは婆羅門の僧侶だが、実は東南アジアのどこかの暗黒街犯罪組織の黒幕。ゴメス亡き後ブレイン党の新幹部となった。暗殺拳法や婆羅門妖術の達人。

ピンクジャガーとブラックジャガーはブラック・タイガーに忠実な女スパイコンビ。変装したり、妖術を使ったりする。主人公・南三郎の友人であるガンテツを誘惑したりする。(情報提供:アーリマンさん)

 

「仮面ライダーストロンガー」 <3悪度、50パーセント>

指揮官……マシーン大元帥(声:市川治)

配下……磁石団長(声:沢りつお)、ヨロイ騎士(声:池水通洋)

改造魔人集団、デルザー軍団後期の陣容。マシーン大元帥はミイラの流れを汲む。取り纏めていたジェネラルシャドウに代わり実権を握り、指揮と作戦立案に秀でた才を見せる。しかし1号と2号がいると聞いても伝説と決めつけ、駆け付けた二人のため思惑が潰えたことがある(これについて、V3の「3」の意味を考えたことがあるのかとファンが突っ込むことは一再ならず)。

追って参戦したのが磁石団長とヨロイ騎士。磁石団長はブロッケンの妖怪の子孫とされ、その磁力(迷わす→磁針→磁力の連想?)を作戦遂行に用いる。性格は粗暴かつ短慮軽重。ヨロイ騎士はバイキングの血を引き、それ以前の構成員も鋼鉄参謀や狼長官となっている軍団にあって「騎士」を名乗ることから伺えるように実直な気質を有し、サーベルと短剣の二刀流の冴えで磁石団長を補佐すべく妨害排除にあたる。性格は正反対だが、ライダーに捕らえられた時は阿吽の呼吸で台詞をいった。(情報提供:虞澪斗さん)

 

「重甲ビーファイター」 <3悪度、45パーセント>

ボス……ガオーム(声:渡部猛)

女幹部……ジェラ(声:金野恵子)

科学者……シュヴァルツ(声:千葉繁)

怪力系(?)……ギガロ(声:高橋利道)

1995年にテレビ朝日系で放映。ジェラは傭兵軍団、ギガロは合成獣軍団、シュヴァルツは戦闘メカ軍団をそれぞれ率いる。首領ガオームの手下の三幹部で三人で行動することも時々ある。シュヴァルツは、かなりボヤッキーぽい性格。ジェラはマージョ様のような性格。作戦に失敗したら、ガオームの電撃のおしおきを食らう。(情報提供、アーリマンさん)

 

「ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY」 <3悪度、45パーセント>

女ボス……カミーラ(演・芳本美代子)

大男……ダーラム(演・松田優)

やせ形……ヒュドラ(演・婆婆羅天明)

戦闘兵(?)……シビトゾイガー

2000年に劇場公開された映画作品、ストーリーはシリアスだが登場する悪役は雰囲気が3悪に似ている。この3人は3000万年前、超古代文明を滅ぼした闇の巨人で、破壊の限りを尽したのだが、同胞だった巨人ティガ(現・ウルトラマンティガ)に裏切られ、古代遺跡ルルイエに封印されていた。しかし防衛軍のF計画(光の巨人を戦力にしようという計画)の進行のために封印が解けてしまい、現代に蘇った。

カミーラは超古代文明を滅ぼした張本人で、かつてティガの恋人だった。復活後、ダイゴ(ティガ)を再び仲間に引き入れようと彼に闇のスパークレンスを与えるが、またしても裏切られ、憎悪に燃えた。氷の鞭・カミーラウィップが武器で、最後には暗黒の怪獣デモンゾーアと化してティガに戦いを挑んだが、グリッターティガに敗れる。

ダーラムは口数の少ない巨漢で「My Friend」が口癖。怪力と炎の衝撃波・ファイアマグナムを武器にする。ヒュドラはかなり血の気の多い性格で、俊敏な攻撃と猛烈な突風・ヒューガストを武器としている。シビトゾイガーはカミーラ達と共に復活した怪獣で、怪獣ゾイガーの亜種(?)、大群となって猛威を振った。

ちなみにこの映画には「ティガ」の次回作「ダイナ」のスーパーGUTSの隊員もゲスト出演している。(情報提供:真・ヤッターよこずなさん)

痩せ体型のヒュドラは素っ頓狂な声を発し八奈美キャラを仄かに想起させます。しかし、人間体を演じられた婆娑羅天明氏は半年足らずの後にライバルシリーズの「仮面ライダークウガ」では対極といえる厚着で物静かなラ・ドルド・グ人間体を演じられ、演技の幅で特撮ファンを感嘆せしめました。(追加情報:虞澪斗さん)

 

「超獣戦隊ライブマン」 <3悪度、45パーセント>

敵組織名……武装頭脳軍ボルト

大ボス……大教授ビアス(中田譲治)

リーダー……ドクター・ケンプ(広瀬匠)

科学者……ドクター・マゼンダ(来栖明子)、ドクター・オブラー

大男……ドクター・アシュラ(岡本美登)

手下……ガードノイド・ガッシュ、ギルドス、ブッチー(声:神山卓三)

1988年にテレビ朝日系で放映されたスーパー戦隊シリーズの一作で、当初ライブマン3人だったが、シリーズ後半に5人となった。武装頭脳軍ボルトは、超天才の大教授ビアスが率いる科学者集団で、選ばれし天才による地球支配で普通の人間を奴隷にしようと企む。ビアスは千点頭脳を12個集めるのが目的で、メンバーに点数で競わせていた。

ケンプ・マゼンダ・オブラーの3人は主人公たちの元同僚で、科学アカデミアを裏切ってビアスの弟子となり、頭脳獣というモンスターを送り込んで点数稼ぎをしている。ケンプ(本名:月形剣史)は3悪のリーダー格で、超ナルシスト。美獣ケンプに変身可能で、後に恐獣ケンプにパワーアップした。最期はビアスに千点頭脳を奪われ、恐獣ヅノーにされてしまった。

マゼンダ(本名:仙田ルイ)は、自分の美貌と頭脳に絶対の自信を誇る冷酷な悪女。後に脳以外改造してマシーンマゼンダとなった。オブラー(本名:尾村豪)は、3人の中では劣等生だったが、お情けでボルトの一員となった。ウイルスヅノーのウイルスで獣人化し、パワーアップしたが、成績がメンバーの中で一番悪かった為、破門されてしまうのだった。

アシュラ(本名:毒島[ぶすじま]嵐)は、12話から登場した元ニューマフィアのボスで、元々頭が悪かったが、ビアスの英才教育で天才になり、ボルトのメンバーになった。科学者というよりは典型的な大男タイプだった。

ガードノイド・ガッシュは、ビアスに絶対服従している護衛ロボットで、巨大化担当。ギルドスは、自分が不滅の生命力を持つと信じていたギルド星人。実は失敗続きのメンバーに気合をいれる為に作られたロボットだった。ブッチーは自称・宇宙カラオケ名人(但し、音痴)であるチブチ星人。実はロボット。(情報提供、アーリマンさん)

 

「ゴジラvsキングギドラ」 <3悪度、45パーセント>

未来人……ウィルソン(チャック・ウィルソン)、グレンチコ(リチャード・バーガー)、エミー・カノー(中川安奈)

タイムマシン……MOTHER、KIDS

アンドロイド……M−11(ロバート・スコットフィールド)

「ゴジラvsキングギドラ」は、1991年に東宝系で公開。彼等は2204年からタイムマシンに乗って20世紀にやって来た未来人。日本政府を欺いて、23世紀に世界最大の国家となる日本を20世紀中にキングギドラに攻撃させる事によって国力を弱める事を企てる。この計画の全容を知らされていなかったエミーはウィルソン達に反発し、現代人の味方となる。彼女は一度ゴジラにやられたキングギドラを23世紀でサイボーグ化し、これを操縦して現代のゴジラと戦う。

ところで、ゴジラとサイボーグキングギドラの戦いの時「どこかで見かけたササヤキレポーター&小山カメラマン」が出てきます。(情報提供:やまさん)

 

「おはスタ」 <3悪度、40パーセント>

組織名……秘密結社ナーゾ」

ボス……ナーゾ(声不明)

メンバー……怪人ゾナー(森久保祥太郎)、麗人サイガー(斎賀みつき)

流行語である「おっはー」を生み出した朝の番組。秘密結社ナーゾは、なぞなぞで世界制服をたくらむ秘密組織。ボスのナーゾは、?マークをさかさまにしたような姿をしており、語尾に「ナゾ」とつけてしゃべっている。

ゾナーはナーゾの部下の怪人でロックバンドのような格好にZマークのギターを持っており、「ゾナー」が口癖。彼自身一度ナーゾの命令でCDを出したり(このときオリコンの順位が規定順位以下だったため戦闘員に格下げされている。)、ゾナー文房具を作ったりと色々している。

麗人サイガーは最近現れた新キャラで、宝塚みたいなコスチュームを着ている。毎回YES、NOクイズを出している。この2人それぞれ問題を出して、面白くなかったほうは罰ゲームを受けなくてはならない。また最近は、ゾナーVSサイガーによるものまね対決や、ナーゾの命令により電話相談室などいろいろやっている。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「キカイダー01」 <3悪度、40パーセント>

敵組織名……ハカイダー部隊 → シャドウ

ボス……ギルハカイダー(声:飯塚昭三) → ビッグシャドウ(八名信夫)

ギルハカイダーの手下……シルバーハカイダー、ブルーハカイダー、レッドハカイダー

ビッグシャドウの手下……シャドウナイト、ザダム、ワルダー(声:渡部猛)

1973年にNET(現・テレビ朝日)系で放送された『人造人間キカイダー』の続編で、近年OVAとしてリメイクされた。キカイダーのライバルだったハカイダーは、前作の悪役であるプロフェッサー・ギルの脳を移植してギルハカイダーとして復活し、自分そっくりのアンドロイド幹部3体と戦闘員アンドロボットを率いて、ハカイダー部隊を結成し、ギルの遺児兄弟たちに隠された最終兵器“ジャイアントデビル”の秘密を狙い、それを製作し、その力で世界征服を企む。キカイダー01とキカイダーの兄弟によってハカイダー部隊は壊滅されるが、生き残ったギルハカイダーは、世界大犯罪組織シャドウの一員となって、悪事を働くことになるのだった。

ギルハカイダーは、一応ハカイダー部隊のボスだが、他の3体とは明確な主従関係はなく、いつもいがみ合ってばかりいる。ハカイダー部隊の合い言葉は「ハイル・ハカイダー!」である。ちなみに前作のハカイダーはニヒルでクールなライバルキャラで、専用のテーマソング(水木一郎氏が歌唱)もあってカッコよかったのだが、それの面影すら残らなくなっていた。ギルハカイダーはブラックドラゴンに変身できる能力を持ち、さらに四人衆全員で合体し、4倍の力を持つガッタイダーに変身できるのだが戦闘で合体システムを破壊され、以後合体不可能に。

シルバーハカイダーは、銀エビに変身可能で電磁棒が武器。状況判断が悪く、せっかくの作戦を台無しにしてしまうことが多い。しかもギルハカイダーに対し、反感を抱いている。ブルーハカイダーは、電磁ムチを武器とし、青ワニに変身できる。レッドハカイダーは、ミサイルボーガンが武器で、不気味な笑い声を上げながら敵を襲う。又、朱ムカデに変身することができる。

その後ギルハカイダーはビッグシャドウに雇われ、シャドウの幹部となったが、亡霊ギルの力で3倍にパワーアップしそれなりに活躍していたが、シャドウナイトとのペア(漫才コンビの片割れのような扱い)→ザダムやワルダーのパシリ→戦闘員と同等の扱いと、転落一途の人生を歩んでしまうのだった。変身前のキカイダー01・イチローに圧倒される程のザコキャラになってしまう程で、ロボット再生装置でバラバラにされたボディを復元し、こりずにキカイダー兄弟やビジンダーに戦いを挑むがバラバラにされ、又復活というマンネリパターンを延々と繰り返すのだった…。

シャドウの首領・ビッグシャドウは、シャドウロボットを操り、世界征服を企む。土偶型の巨大ロボ・ジャイアントデビルを完成させるがキカイダー兄弟によって破壊されてしまう。その後、ビジンダーを開発し、ワルダーを刺客として雇った。ビッグシャドウは悪事が好きで好きでたまらなかったようで、作戦の過程に興味があったらしく、“シャドウの買い占め”(輸送中のミカンを強奪し、子供たちはミカンを求めて争い、人間不信にしようとする作戦)等のアホな作戦を実行している。

シャドウナイトは、ギルハカイダーとペアで行動し、ザダム登場後はギルハカイダーと協力して対抗した。人間に変身可能で、眼力殺人光線が必殺技である。ザダムは最高幹部で、分離して行動することも可能。超能力を使う。ギルハカイダーとの三位一体攻撃を試みた。ワルダーは闘争回路を持つ剣豪ロボットで、01抹殺の為に雇われた。必殺技はワルダー燕返し。卑怯なことを嫌い、ビジンダーに恋心を持っている。犬恐怖症というオバQ並の弱点をもつ。(情報提供、アーリマンさん)

シリーズ後半では、シャドウは空中戦艦(かなりの高性能だがシャドウのメンバーで操縦できる者は誰一人いなかった)等にお金をかけすぎて、いよいよ予算すら無くなったらしく、まともなシャドウロボットが出てこなくなってしまい、衣装倉庫にあるもの全部引っ張り出して来た感じのシャドウロボットが多数登場して、セコビッチ以上のセコさを誇っていて壮絶だった。例えば、

●地獄ガッパ:アクアラングに河童の頭と手足を付けた。
●アクアラングマン:ただのアクアラングにヘルメットの怪人。
●宇宙人ロボット:単に宇宙服そのまんま。
●浪人ロボット:時代劇に出てきそうな編笠をかぶった武士そのまんま。

などがある。(情報提供、アーリマンさん)

 

「キカイダー01」 <追加情報>

「キカイダー01」の予算の逼迫の証左としては,気包みの流用もあります。ボカンシリーズでは毎回使われるのはメカの中核だけですが,青ワニの首から下が丸ごとシャドウのロボット,吸血コウモリ→テングムササビ→キチガイバトへと改造され,作品世界を考えると,シャドウだけ見ても国際的な犯罪組織の割りにロボット製造資金に困窮しているのかと哀切を誘います。特撮ファンは東宝怪獣のバラゴンの円谷での数度の改造も想起しますが,これは地味なよさを見込まれ,燻し銀として活躍し続けたという違いがあります。(情報提供:虞澪斗さん)

 

「仮面ライダースーパー1」 <3悪度、40パーセント>

敵組織名……ジンドグマ

大ボス……悪魔元帥

手下……魔女参謀、幽霊博士、鬼火司令、妖怪王女

1980年に毎日放送・TBS系で放映された仮面ライダーシリーズの一作。ジンドグマは24話から登場した悪の軍団で、シリーズ前半の悪の軍団・ドグマ王国が崩壊したあと、ドグマに代わって世界征服を企む。ジンドグマの首領・悪魔元帥はB52暗黒星団人で、機械を信奉していて自らの体を機械化した。最終回で、サタンスネークに変身した。

魔女参謀は、人が苦しむのを見て喜ぶ冷酷な性格の持ち主で、スパイ活動を行う。最終決戦でマジョリンガに変身した。幽霊博士は、怪人のほとんどを製造した科学者で、自分の思い通りにならないと不満な完全主義者である。ゴールドゴーストに変身できる。鬼火司令は、頭で考えるよりもまず行動という信念の持ち主で、力押しで押し切ろうとする。オニビビンバに変身する。妖怪王女は、気まぐれでいたずら好きの女幹部。人間が逃げ惑う姿を見ると、ちょっかいをかけて来る。その正体はサタンドールである。

冷蔵庫怪人コゴエンベエ、石けん怪人シャボヌルン、ハシゴーンといったジンドグマ怪人は、日常の中にある様々な道具をモチーフにしたコミカルな連中ばかりである。45話には視聴者が考えた怪人・ショオカキングが登場した。(情報提供、アーリマンさん)

 

「天海山三兄弟」 <3悪度、40パーセント>

ボス……竜山丸(守屋俊志)

手下……竜天丸(仙波和之)、竜海丸(佐藤好将)

'77 2/2〜9/28、テレビ東京系列で放映された『怪傑ズバット』のラスト二話に出てくる3人。肩書きは悪の大組織ダッカーの最高幹部で竜山丸は謎の組織の用心棒。他の二人は、血の繋がった兄弟。

竜山丸はマシンガンの名手、竜海丸は刀の名手にして、主人公である早川 健(=怪傑ズバット)に戦いを挑む。「ズバットスーツが五分も立てばただの鉛のような重さになる」という弱点を初話に出てくる地獄組から聞き出しており、それを利用してラストの二話連続で巧みに早川を追い込む。

ズバットスーツは、大組織ダッカーの総元締・総統Dに殺害された飛鳥五郎が研究していた宇宙服であったが、早川が飛鳥殺しの復習の為に完成させたものであった。しかし、飛鳥の友人である宮川理沙は、さらに銃弾を跳ね返す以外にも10倍の強度の繊維を持つシルベールスーツを完成させる。三兄弟がそのシルベールの合成式を盗み、完成させ着たりと用意周到な行動を繰り返すが、ズバットの鞭で敢え無く縛り上げられ、いとも簡単に吊橋に逆さ釣りにされたのだった。

ついでに言うと、このズバットの魅力は「良い子の皆さんは絶対ズバットの真似をしないでね」というナレーション的お遊び、かつ、毎回のお約束的登場&口上に咥え、毎回の用心棒とのお遊び対決コーナーという特撮ファンサービスを繰り返しており、マンネリズムだけでもボカンに匹敵すると思われる。(情報提供:ギャグレキスト後藤さん)

 

「特捜戦隊デカレンジャー」 <3悪度、40パーセント>

敵グループ名…ヘルズ三兄弟

長男…ブリッツ・ヘルズ

次男…ボンゴブリン・ヘルズ

長女…サキュバス・ヘルズ

デカブレイク初登場編となるEpisode.21〜23に登場したアリエナイザー(不可思議犯罪を引き起こす宇宙の犯罪者)で、リバーシア星出身。これまで79の惑星を壊滅に追い込んだ宇宙の超凶悪犯罪者で、特キョウ(宇宙警察の特別指定凶悪犯対策捜査官。デカブレイクはその一員)がその行方を追っていた。

ブリッツは兄弟中最強の力を持ち、ボンゴブリンはゴムのような柔軟さとディーソードベガ(デカレンジャーの指揮官・デカマスターの剣)を跳ね返す強靭さを兼ね備えた肉体の持ち主(さらに巨大化も可能)、サキュバスは敵のエネルギーを吸い取ったりそれを味方に与えたりする能力を持つ冷酷な女性戦士。

ボンゴブリンは兄弟中最初にデカバイクロボ(デカブレイクのマシン)に倒され、サキュバスはブリッツの必殺技グレイトフルデッドサンダーの巻き添えで大ダメージを受けた後、一度デリート(消去)された兄を再生させるべく全生命エネルギーを使い果たし果てた。 ブリッツはデカレッドとデカブレイクの手で一度デリートされるもサキュバスの生命エネルギーで復活。怪重機(アリエナイザーが操る巨大メカ)ゴットパウンダーで逃亡を図るがライディングデカレンジャーロボ(デカレンジャーロボがデカバイクに乗った状態)の追撃に怪重機ごと倒された。(情報提供:小林万希さん)

ついでに3/21発売予定のVシネマ版にも、サキュバスは登場します。現在わかる範囲の情報です。サキュバスはVシネマ版で、ギンジフ星人カザックの配下となったトリノイド・サウナギンナンの死者を復活させる能力によって復活した。(追加情報:アーリマンさん)

サキュバスのみでなく、ボンゴブリンも復活します。因みにアブレラがトリノイドを研究するのに使っていた本が、どうも「愛蔵版 アバレンジャー超百科」のようです。(追加情報:赤坂ミツケさん)

 

「宮廷女官 チャングムの誓い」 <3悪度、40パーセント>

組織名……チェ一族

水刺間(スラッカン/国王や王妃の御膳を作る宮中の厨房)の尚官(サングン/王室に仕える女官の最高位)……チェ・ソングム

右議政(ウウィジョン/王宮の文官の最高位・いわゆる高級官僚)……オ・ギョモ

朝鮮の豪商……チェ・パンスル

水刺間の女官……チェ・グミョン(クミョン)

韓国MBCで2003年9月から放送され、視聴率50%以上を何回も叩き出した驚異的な人気ドラマ。舞台は16世紀初頭の朝鮮王朝で、卑賤な身分の出ながら宮廷料理人の頂点を目指す主人公が、やがて国王の主治医にまで上り詰めるという女性のサクセスストーリーである。

主人公“チャングム”は実在した女性医師で、原題は「大長今(テ・ジャングム=偉大なるチャングム)」という。チェ一族は劇中のほぼ全編に渡りチャングムの宿敵として出てくる一族で、5代に渡り水刺間の最高尚官(チェゴサングン/宮廷で女官が働く部署ごとの最高責任者。水刺間の最高尚官はいわば宮中の料理長といった所)を輩出しており、一族の繁栄を守るため様々な宮廷の陰謀に加担していた。なお韓国の言葉では語頭にくる音は濁音にしないため、名字をつける場合とそうでない場合で名前の発音が変化する。

チェ尚官は劇中におけるチェ一族の中心人物で、若い頃は様々な陰謀に加担し続ける一族の宿命に悩んだりもしたが、今の自分の立場は一族あっての物と悟った事で一切の情けを捨て、一族を守るべくあらゆる策略を巡らしライバルを葬ろうとする。

オ・ギョモは様々な政治の実権を握る重職にあり、当時の王宮の制度により裁判官の役目も兼任している。陰でチェ一族と癒着し、そこから得られる賄賂で私腹を肥やしている。

チェ・パンスルはチェ尚官の実の兄で、朝鮮全土に勢力を持つ豪商。ギョモに賄賂を贈って様々な便宜を図ってもらっており、いわば「悪代官と越後屋」の関係。

クミョンはチェ尚官の姪で、チャングムと同世代の女官。幼いうちから最高尚官になるべく英才教育を受けていた。勝ち気で出世欲も旺盛だが、若い頃のチェ尚官と同じく一族の宿命に悩んでもいる。最初はチャングムにとってよき姉のような存在だったが、チャングムの才能への嫉妬や一族の宿命、そして秘かに思いを寄せる武官ミン・ジョンホ(チョンホ)を巡る三角関係を経て、次第に対立するようになっていく。

チェ尚官はある時、太皇太后に毒を盛ろうとした所を親友だった女官パク・ミョンイに目撃されたため抹殺を決意。そこから何とか逃げ延びたミョンイは、その前に世継ぎ争いに端を発する元妃の毒殺に関わった事で宮中から逃げていた元武官ソ・チョンスと結ばれチャングムをもうけるが、指名手配中だったチョンスが逮捕された事でチェ尚官に所在が知れ、殺されてしまう。一人残されたチャングムは「水刺間の最高尚官になって母の無念を晴らしておくれ」というミョンイの遺言を胸に宮廷を目指し、やがて暴君・燕山君(ヨンサングン)の排除をもくろむ晋城大君(チンソンデグン/後に即位して中宗王《チュンジョンおう》となる)のクーデターに際し伝令役を務めた事が縁で宮中に入る。そしてミョンイの親友だった尚官ハン・ペギョンの元で料理人として修行を積む。

やがて次期最高尚官の座を巡りチェ尚官とハン尚官の間で料理による対決が行われ、ハン尚官は助手に選んだチャングムの活躍もありチェ尚官側の様々な妨害を乗り越えて対決を制し、最高尚官の座を射止める。だがその直後、それをよしとしないチェ尚官の卑劣な罠によって中宗王暗殺未遂という無実の罪を着せられ、死に追いやられてしまう。

同時に宮中を追われたチャングムは母と恩師の仇を討つ事を決意し、艱難辛苦の末医女(宮中などの女性を診る女性の医者)として宮中に戻り、恋人となったチョンホや中宗王の側室に出世した女官時代の親友イ・ヨンセンらの助力を得てチェ一族の過去の陰謀を暴いていく。

一方ハン尚官を追い落としたチェ尚官は提調尚官(チェジョサングン/全ての部署の女官を統括する最高位の尚官で女官長ともいう)に昇進し、クミョンも若くして水刺間の最高尚官となり我が世の春を謳歌していた。だがチャングムらの働きで過去の陰謀の数々を暴かれ、やがて一族は崩壊の道をたどる。

チェ尚官は最後まで悪あがきを続け逃亡を図ったが、チャングムを通じて一族とギョモの癒着が明らかになりクミョンも逮捕された事を知り、一族の未来を担うクミョンを救うべく自首を決意。だが戻る途中で転落事故に遭い、見習い時代の平和で幸せだった日々を思い出しながら死んでいった。ギョモは罷免の上流刑に処され、パンスルは鞭打ち刑の上奴隷として鉱山に送られるが、その途中で衰弱死。クミョンも一族の罪に連座する形で罷免され、宮中を去る事になった。 こうして母と恩師の仇を討ったチャングムはその功績で、クミョンの正式な後任が決まるまでの数日間臨時として水刺間の最高尚官を務める事となり、ついに母の遺言に応え長年の悲願を果たしたのだった―。(情報提供:小林万希さん)

 

「電脳警察サイバーコップ」 <3悪度、40パーセント>

組織名……デストラップ

虚構の総統……フューラー

作戦立案幹部……エインシュタイン博士、プロイド博士、デューウィン女史

新幹部……ビーストマスター・ルナ

前線幹部(真の黒幕)……バロン影山

1988〜89年に東宝が制作した、長らく東映の独壇場となっていた特撮ヒーロー物の、その二本柱戦隊とハイテクヒーロー双方に挑戦するがごとき意欲作。

デストラップの目的は20世紀末の地球をシリコン生命体によって支配すること。顔の映像のみを表し采配を振るうフューラーの下、三幹部が手柄を競いつつ、作り上げたデストロイドを率い戦略を進める。エインシュタイン博士はその超理論物理に基づいてオミノス軍団を作り出す。プロイド博士はガロガ軍団の他にも非人間型デストロイドを生み出すのみならず能力は本物と同等だが装着者は疲れを知らぬアンドロイドサイバーコップを製作するなど視点を変えた作戦も練る。デューウィン女史はそのハルコス軍団に我が子として接する。ルナは戦死したエインシュタイン博士に代わり戦列に加わった妹。

バロン影山は前線の斥候役だが、23世紀コンピューターの地球支配を脱しようとする人類解放軍の裏切り者であり仕掛けた爆薬により生じた次元の割れ目から主人公、武田真也に当初彼が背反者と思っており誤解が解けた後も必ずしも相容れぬルシファーとともに過去に漂着、その時点で環境保全のためコンピューターによる人類管理を完全にするためデストラップを創設したことが判明した。フューラーはトンマノマントのような看板としての偽の首領だが自我のあるコンピューターであり、バロン影山は融合し超人類となった。(情報提供:虞澪斗さん)

 

「スペクトルマン」 <3悪度、40パーセント>

ボス……宇宙猿人ゴリ

部下……ラー

1971年〜72年にフジテレビ系で放映されたピープロの特撮作品で、初期は『宇宙猿人ゴリ』、中盤は『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』というタイトルだった。

ゴリ&ラーは惑星Eからやってきた侵略者コンビで、初期は公害怪獣を送り込んで地球征服をもくろみ、後期はジェノス星人やミゲル星人など様々な宇宙人と手を組んで、打倒スペクトルマンを企む。

宇宙猿人ゴリは惑星Eの天才科学者だったがクーデターに失敗して永久追放された。公害怪獣や様々な兵器を作り出す。

猿人ラーはゴリの唯一の部下で、作戦実行担当。力押しタイプで少しトンマだが、怪獣の製作もできる。中盤は一時期ギャグキャラになっていたが、終盤ではシリアスさが戻ってきた。ラー2号という相棒が5・6話に登場した。(情報提供:アーリマンさん)

 

「獣拳戦隊ゲキレンジャー」 <3悪度、35パーセント>

組織名……臨獣殿アクガタ、三拳魔

ボス……大地の拳魔・臨獣ベアー拳マク(声:柴田秀勝)

部下……海の拳魔・臨獣ジェリーフィッシュ拳ラゲク(声:幸田直子)、空の拳魔・臨獣ホーク拳カタ(声:納谷六朗)

その他…臨獣ライオン拳理央(演:荒木宏文)、臨獣カメレオン拳メレ(演:平田裕香)

臨獣殿アクガタとは、人々の悲鳴を集める事で強くなるという性質を持つ悪の拳法。三拳魔はその創設者で、元は正義の拳法激獣拳ビーストアーツの一員として獣拳を極めていたが邪心を抱き離反。長き時を経て腕輪に封印されていたが、更なる強さを求める理央と彼を慕うメレの手により復活する。理央に若き当主の素質を認め、彼を導くためにマスターとして様々な修行を伝授してゆく。(情報提供:yellow_appleさん)

 

「ドンチャック物語」 <3悪度、30パーセント>

ボス……ラッパ

子分……コンタ君、カチンコ君

1975年に東京12チャンネル(現・テレビ東京)で放映、1976年に同局で続編が放映された、後楽園ゆうえんちのマスコットキャラをアニメ化したもの。狼のラッパはザワザワ森のガキ大将で、意地っ張り。ドジなところも。声がおじさん臭い感じ。狐のコンタ君はラッパの参謀役であるお調子者。狸のカチンコ君はあわて者で楽天家タイプ。

現在も後楽園ゆうえんちでのアトラクションショーで活躍中で、ラッパは“ポケモンが好き”など、新設定が付け加えられています。(情報提供:猛さん、アーリマンさん)

 

「てなもんや三度笠の再び東海道編・鯨シリーズ」 <3悪度、30パーセント>

グループ名……おこまの一味

組構成……江戸の見世物師の娘・おこま(山本リンダ)、お供のかも平・ねぎ作(横山やすし・西川きよし)

てなもんや三度笠の最終シリーズ。目的、鯨を生け捕りにしようと旅をする。見世物にするらしい。おこまの父親の夢でもある。(おこまの父は夢半ばで他界)。(情報提供:とりすがさん)

 

「ネコジャラ市の11人」 <3悪度、30パーセント>

ボス……アルチュール・ランボー(声:谷幹一)

部下……トッピンショ(声:雨森雅司)、ドンドコショ(声:和久井節緒)

1970年よりNHKで放送された「ひょっこりひょうたん島」風の人形劇に登場のキャラ、アルチュール・ランボー達は警察署長のガンバルニャンを迫害していた。トッピンショ、ドンドコショは影が薄く、途中からは火山の噴火でいなくなってしまう。(情報提供:青春を語る8章さん)

『ネコジャラ市の11人』は『ひょっこりひょうたん島』と同じ、ミュージカル形式なので、劇中歌はたくさんありました。CD(レコード)化された事がある中から選ぶと、『ラットパトロール』でしょう。歌っているのは、トッピンショ、ドンドコショ+1、で、ボスのアルチュール・ランボーはいません。3人が揃っている歌というと『列車強盗の歌』(仮題)というのがありましたが、音源がないらしいので、聞くことは不可能かもしれません。(情報提供:白馬さん)

 

「スーパーロボット マッハバロン」 <3悪度、30パーセント>

総統……ゲオルク・ララーシュタイン

参謀……タンツ、スーカン、ゲラー

1974年の当時隆昌を極めていたロボットアニメの殺陣などの演出を実写にて踏襲した意欲作。

ララーシュタインはドイツの天才科学者ながら世界征服の妄念に憑り付かれ、アンドロイドで構成するロボット帝国を結成した。陸海空軍の参謀を務める3人も息子として作られたアンドロイド。長兄タンツは残忍かつ執拗にいたぶることを嗜好するが、戦死した弟ゲラーの仇討ちを望む面もある。スーカンは最も知略に優れる。ゲラーは武断主義が過ぎ、失敗することも一再ならず。

帝国内では「ララー」が共通の掛け声であり、「アジャ」や「イエスダー」を想起させる。三軍のロボットは円盤から変形するヤクートパンテルUFOや奴凧型のスパングルKGなど機能性重視であり、また眼が釣り上がっていることも多いため、硬質感溢れるマッハバロンとの戦闘の陰に霞みがちだがボカンメカを思わす。(情報提供:虞澪斗さん)

 

「超新星フラッシュマン」 <3悪度、25パーセント>

敵組織名……改造実験帝国メス

大ボス……大帝ラー・デウス

黒幕……大博士リー・ケフレン

リーダー……レー・ワンダ

女幹部……レー・ネフェル

怪力系……レー・ガルス

手下……ウルク、キルト

1986年度のスーパー戦隊で、シリーズで1、2を争うほどのシリアスな内容になっていて、敵側も含めて完全なギャグエピソードは第26話「宇宙カボチャ料理」のみである。改造実験帝国メスは大帝ラー・デウスをボスとする組織で、ラー・デウスを究極の改造生命体にするために、全宇宙に配下のエイリアンハンターを送り込んで、改造実験の材料となる生物をさらわせ、次第に目的の惑星を広大な実験場にしようと企む。

大博士リー・ケフレンは遺伝子シンセサイザーで次々と獣戦士と呼ばれる怪獣を作り出すマッドサイエンチスト。第2話で獣戦士を巨大化させる改造生命体クラーゲンを作り出した。終盤ではラー・デウスの遺伝子と幹部の遺伝子を合成させたデウス獣戦士を生み出し、しまいにはラー・デウスをザ・デウスーラに改造してフラッシュマンに倒させ、首領の座を乗っ取ったほど。

レー・ワンダは3幹部のリーダー格で、感情の起伏が激しい。50年に一度バイオリレーションで究極のパワーを得ることができる。その後、妖獣士ワンダーラにパワーアップした。

レー・ネフェルは女幹部で、手下のウルク&キルトと共同で作戦をすすめる。その後、妖獣士ネフェルーラにパワーアップした。

レー・ガルスは怪力の幹部で、言葉を話せない。第28話で巨大化し、戦死してしまった。

ウルク&キルトは、3幹部の作戦を実行したり、変装してスパイ活動を行う下級幹部コンビ。(情報提供:アーリマンさん)

 

レー・ワンダは5体の宇宙生物から造られ、50年に一度の超パワーはそれらのバイオリズムの頂点が重なるためです。素体の同じ獣戦士ザ・ギルギスとの共鳴で攻撃する他、キラーセイバーを生成しバイオリズムが過ぎた後も残ったこれを愛刀とし、フラッシュマン打倒の志を一層滾らせます。

フラッシュマンの5人をも攫ったエイリアン・ハンター頭目にして殺し屋サー・カウラーも途中から参戦し、クリーン悪トリオと隠球四郎のように正規幹部達との、主役の打倒を巡る軋轢も見たかったところですがより大きな野望、メスの政権簒奪を画策しそこでリー・ケフレンに智謀で敗れ、懐刀たるボー・ガルタンを獣戦士にされるもレッドフラッシュとの決着に臨み、散り際にも矜持を見せピカレスク・ロマンの一つの理想像を残しました。

10年以上を経た同シリーズの「電磁戦隊メガレンジャー」ではやはり肩書き通り研究成果を侵略に駆使し、幹部の上の大幹部と云えるDr.ヒネラーが中盤から鍵楽器状メカを使い出し、領袖ジャビウス1世を亡き者とし支配者となり又、女幹部シボレナが今際の際に「父」と呼ぶというセルフパロディがあり、タツノコ諸作品との比較も一興でしょう。(情報提供:虞澪斗さん)

 

「木更津キャッツアイ」 <3悪度、20パーセント>

野球部キャプテン……猫田(阿部サダヲ)

野球部OB……山口(山口智充)

2001年秋にTBS系で放映の漫画ネタが満載のドラマ。主人公・ぶっさんの所属する草野球チーム“キャッツ”のキャプテン・猫田と房総京極会若頭・山口の両名が悪だくみ又は騒ぎを起こすことで、怪盗団・木更津キャッツアイの活動が成り立ち、ある意味この2人が必要不可欠とされているらしい。

猫田(31歳)は、房総京極会傘下の悪徳(?)保険会社で働きながら、木更津第二高校野球部の監督をしている。泣き虫で、弱者には滅法強いが、年上の者には徹底的に尽くす。ぶっさんの高校時代に地区予選の決勝で自分のサインミスをぶっさんのせいにした為に、ぶっさんに恨まれてしまい、彼の外車が木更津キャッツアイの最初のターゲットにされてしまった。モー子と交際中。

山口(32歳)は木更津第二高校野球部OBで、現在は暴力団・房総京極会の若頭で肉体派。数々の恐怖伝説を持ち、草野球が趣味。日課のように猫田をいじめている。よくアドリブを連発する。(情報提供、アーリマンさん)

 

「ハロー!モーニング。」 <3悪度、15パーセント>

グループ名……ミニモニ。ぴょーん星人

大ボス……大親びん

女リーダー……親びん(矢口真理)

メンバー……辻ぴょん(辻希美)、加護ぴょん(加護亜依)、ミカぴょん(ミカ)

現在もテレビ東京系で放送中のバラエティ番組で、番組内コントに登場。“ミニモニ。ぴょーん星人”は、一応地球征服を企み、その為に地球の事を勉強している。懐かしの道具検証や、バルタン星人やキン肉万太郎(キン肉マンII世)と対決したりといろいろやっている。

大親びんは地球征服アイテムをぴょーん星人の元へ送り、これを使って地球のことを学習し、地球征服作戦を指令する。ぴょーん星人が作戦を思い付いた後、地球へ行く為の円盤が無い為に実行できないという毎回のオチが、初期の頃に用意されていた。

親びんは、作戦を考案したりしているツッコミ担当。辻ぴょんは、暴走したキャラクターで、ケーキが大好物。キン肉万太郎のカルビ丼音頭に対抗して、パフェ丼踊りを披露した。加護ぴょんは、歌好き。ミカぴょんは、ちょっと影が薄い。

ぴょ〜ん星人の弱点は尻尾で、これを握られると力が無くなってしまう。親びんは、ぴょーん星人特有の弱点を利用して、激怒したときに尻尾を握るおしおきをよくする。(情報提供、アーリマンさん)

 

「仮面ライダー電王」 <3悪度、15パーセント>

組織名……イマジン

本体……モールイマジン(アックスハンド)声:桐井大介

分離……モールイマジン(クローハンド)声:坂口候一、モールイマジン(ドリルハンド)声:笹沼晃

未来からやってきたエネルギー体が道場主・山口の思い描く「親指姫」のイメージを元に具現化したもの。アックスハンドが本体で、クローハンド、ドリルハンドは分身にあたる。

仮面ライダー電王に変身する良太郎と彼に憑依するイマジン達を追いかけるも、電王の新フォーム「ライナーフォーム」に破れる。(情報提供:yellow_appleさん)

 

「お笑い3人組」 <3悪度、5パーセント>

テレビ創世記の1956年から約10年間放送された、NHKテレビの番組。組構成、三遊亭小金馬氏、一竜斎貞鳳氏、江戸家猫八氏の3人組目的、3人が住む商店街で巻き起こす騒動の物語。(情報提供:とりすがさん)

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