巨大メカ特集


第1話:「警察犬メカ、ドーデルマン」

記念すべき第1話のメカ。ヒエールの天才的頭脳によって、メカでありながら、生きた犬の性格をそのまま与えられている。首輪の突起からミサイルを発射でき、尻尾を伸ばす事で相手を縛り付ける事ができる。また、口から出るネコジャラ舌は、動く物を見るとじゃれたくなってしまう猫の習性をうまく利用した武器で、これを使用することで、トッタルニャンの燃料を無駄使いさせる事ができる。そしてとどめの首輪爆弾は、一鳴りする度に鈴が大きくなっていき、やがてはずせなくなる、という代物。

途中までは三悪の圧勝であったのだが、ルージュの「大きい手で、ババンと派手に勝ちたい」という一言と、メカが犬の性格を持っていたことが災いして………。


第2話:「最強穴掘りマシン、グレートモグラエモン」

モグラ型のメカで、太陽光線に30秒以上当たると爆発してしまう特殊な設計になっている。戦闘開始直後、地中から発射したミサイルが、岩に跳ね返って自機に激突。その衝撃で酸素の装置が壊れてしまい、あえなく地上での戦いを余儀なくされる事に。

ビーチパラソルとサングラス(カチメガネ)で日よけをして、空に逃げたトッタルニャンにぶら下がり、ありったけのエネルギーを放出してきらめきマンを気絶させようとするのだが………。


第3話:「オーゴショー」

漫画の七つ道具をモチーフにしたメカ。特殊コーティングされた原稿用紙でトッタルニャンの周りを包み、それに鉛筆で下書き・ペン入れをして背景を描き、トッタルニャンを催眠電波で漫画の世界に入り浸らせ、原稿の背景に合わせた動きしかできないようにさせた。

アミダくじの先に落とし穴を仕掛け、読者アンケートで、テレビの前の良い子たちから今日のルージュたちの戦いが面白かったかどうか感想を聞き、どちらが落とし穴に落ちるのかを決定させようとするのだが………。


第4話:「ランプの精」

初めはランプだけのメカだったのだが、コクピットのボタンを布でこする事で注ぎ口から部品が飛び出し、巨大な魔人が登場した。この魔人は、なぜか願い事が3つだけ聞けるようにインプットされており、一つ目の願いで逃げたきらめきマンを発見させ、2つ目の願いでピラミッドに変形して、その内部にきらめきマンを閉じ込め、包帯を巻きつけてミイラにして、棺桶の中に入れる事に成功した。

さそりメカに変形して、きらめきマンを助けに来たトッタルニャンをはさみで捕らえ、尻尾をトッタルニャンの内部に侵入させてメインコンピューターに突き刺し、コンピューターを壊すウイルスを注入してメカを破壊させようと企むのだが………。


第5話:「万能屋台メカ、ヤッタイダー」

縁日の屋台を一つにまとめたような外見をしている。右手はヨーヨーになっており、胴体部分には綿アメ製造用の機械が用意されている。この綿アメは、特殊超強力液体ネバーネバで作られており、固まるとコンクリートのように固くなってしまう。そのため、1度これにからめとられると、いかなる物体も動かなくなってしまう。

最後に、猫に似合いの鈴爆弾を発射して、3分後に爆発するのを余裕たっぷりに待っていたのであるが………。


第6話:「グレートマウンテンゴリラ」

全身総ヒノキ作りの豪華なメカ。内部にはヒノキ風呂が内蔵されており、マキで沸かした体に優しいお湯を楽しむ事ができる。燃料はマキなのだが、燃費が悪く、満タンにしても5分が限度。長く伸びる指先はトッタルニャンの動きを惑わす事ができ、また、背中についた大砲から、ドラ猫捕獲用の網とペットボトルを発射できる。また、胸についているドラムを叩く事で、衝撃波を発生させることも可能。

ペットボトルと網でトッタルニャンの動きを封じた三人は、勝利を確信して風呂に入ってしまう。そして、余裕たっぷりに胸のドラムを叩いて衝撃破でとどめを刺そうとするのだが………。


第7話:「ハントパワー」

今回は組み立ての際、揺れが激しかった。大きな手を持ち、三輪車に乗った姿をしている。超マジックで女子高生の心をハントするメカ。攻撃方法は、大きな手から発射したトランプと、他に………何かあったのでしょうか?


第8話:「超サウンドメカ、スピーカードン」

ステレオのような姿をしたメカ。ドグリンが資金援助をケチったので、誉めてもらうような出来にならなかった。両側のスピーカーから衝撃波を発生させて相手のメカを粉々にできるのだが、予算不足でコクピットに防音装置まで手が回らなかったので、彼等は大きな耳栓をつけて戦っていた。

言葉の持つ魔力を増幅するという、科学では説明のつかない力を持っているマイクでトッタルニャンの動きを封じて、超高性能な爆弾でとどめを刺そうとするのだが………。


第9話:「ウラナイダー」

今回は走りながら変身した。易者の格好をしたコロ助(キテレツ大百科)のような姿をしている。予告状を見てから準備する時間が無かったので、ウラナイダーと名付けられた。その名の通りメカの裏側が何もないのだが、そのぶん身軽で、加速する事で、一時的に空を飛べる。武器は、左手に持った虫眼鏡から発射するレーザーと、右手に持っている木の棒の束による打撃攻撃。この棒は、地面に刺さる事で電流を発し、敵の動きを封じる事もできる。

顔が強力な爆弾になっており、最後にそれでとどめを刺そうとするのだが、マジナーイ夫人の占いを聞きながら戦っていた事が災いして………。


第10話:「タコハポーン」

往年のSFファンを狂喜乱舞させるデザインをしている。ちなみに名前は、フランス語でタコを意味しているらしい。口からはスミを発射でき、相手の目をふさぐことができる。

だんだんと大きく膨らむ爆弾をトッタルニャンに発射して宙に浮かせ、そのままブラックホールに吸い込ませようとするのだが………。


第11話:「究極の格闘メカ、サンダーファイアー」

色んな選手の良いとこだけ集めて作ったメカ。額の部分に「千」と書いてある。実際に覆面を千枚かぶっており、それを全て取るとコクピット部分が丸出しになってしまう。武器は、鉄でできた右手で相手の顔を鷲づかみにする必殺アイアンクローと、鼻の部分から飛び出す16文キックと32文ロケット砲(ただの蹴り)。だたしこの二つは、名前の通りの大きさで攻撃していたために、効き目が全くなかった。また口からは、凶器である小型の下駄がたくさん飛び出してきて、弾丸のように相手を攻撃できる。

口からサーベルを取り出し、その柄の部分でトッタルニャンの眉間を攻撃。このサーベルは手を離すと爆発する仕組みになっており、とどめにトッタルニャンを串刺しにしようとするのだが………。


第12話:「(名称不明)」

資金援助が少なかったため、卵のカラにおもちゃの足がついただけの、シンプルなデザインになっている。口から導火線付きの爆弾を発射して、それでいきなりとどめを刺そうとするのだが………。


第13話:「大安吉日大傑作、ブタキュラメカ」

ブタの顔をした、ドラキュラ型のメカ。武器は、鼻から発射するにんにく型のミサイル。また、鼻息でミサイルを押し戻す事もできる。トッタルニャンのさんまミサイルの連発を食らってエネルギーが低下したので、相手に噛み付いて、そこからエネルギーを吸い取ろうとするのだが………。


第14話:「視聴者参加型メカ、テレキネシスクン」

視聴者の良い子からの電波によってパワーアップするという設定で、爆弾でとどめを刺そうとするが、電波が来なくなってしまい………。

(情報提供、アーリマンさん、マルガリータさん)


第15話:「昆虫メカ、カマヘンガナ」

忍者顔負けの擬態能力を備えた、カマキリ型のメカ。お尻の部分が大きな花に変形してメカの全身を包み込み、それで相手を油断させて、その隙に鋭いカマで攻撃できるように設計されている。

しかし、大きな物音を立ててしまったことで居場所をあっさり見破られてしまい、小型の蜂メカにエネルギーを全て吸い取られてしまう。仕方なく三人組は、手動(足動)爆破装置でとどめをさそうとするのだが………。


第16話:「遠山のキリンさん」

不届き者を裁く名奉行メカ。これのみ、これっキリンが中核(部品の出現と組み上がりは通常通り)。右肩の特殊能力ライトで夜行性のトッタルぶくろうを思い通りに行動できなくした後に胸部のファンからの桜吹雪で攻撃し、サクラフブキーンの異名もある。手に持つ扇子の軸を伸ばすが特に技名はない。

助っ人メカ(カラスメカ)にライトを割られ、そのために本領を発揮したトッタルぶくろうに羽ばたきで桜吹雪を押し戻され、詰まって……。

(情報提供:虞澪斗さん)


第17話:「イカジュポーン」

イカの姿をした、水中では無敵のメカ。攻撃方法は、頭突きとイカ魚雷。また、渦巻き回転攻撃は、全身を高速回転させる事で巨大な渦巻きを作ることが出来るのだが、自分達も目を回してしまう。

水中では無敵なのだが、太陽光線に当たると熱でセンサーがやられてしまい、コッパミジンコになってしまう設計になっていたため………。


第18話:「氷カキカキダー」

かき氷を作る機械に焼きいもがくっついたような姿をしている。焼きいもを回転させる事で相手を催眠術にかけられる。また、おイモの兄を妹がコントロールするイモートコントロール、つまりイモコンを使うことで、トッタルニャンを自動的に攻撃する事ができる。

トッタルニャンの弱点をつき、オリの中に閉じ込めて氷漬けにしようとするのだが、おイモの兄弟を焼きいもにされてしまい………。


第19話:「(なし)」

>ヒエールが、「身代わりロボット、クローン刑事トリオ」に予算を全て注ぎ込んでしまったため、巨大メカは登場しなかった。


第20話:「(なし)」

>鷹の台博士が開発したジコケンオーが、トッタルニャンと戦った。


第21話:「ハッタリぶくろう」

トッタルぶくろうを真似て作ったメカ。大きさは本物の10倍ぐらいあるのだが、ハリボテであることを見抜かれてしまい………。


第22話:「海の暴れん坊、ドツボ」

うつぼをモチーフにしたメカ。ツボの入り口にうつぼの顔がついており、鋭い牙で噛み付き攻撃ができる。また、ヒトデ型ミサイルを発射できる。ツボの後ろの部分は大きな穴があき、その中にトッタルフグローを誘い込んで閉じ込めて、そのままジュテーム署に持って帰ろうとしたのだが………。


第23話:「探偵メカ、メイダンディー」

ヒエールの顔をモデルに作った、七つの顔を持つメカ。口のパイプの部分から、怒りのカミナリ親父、超辛口の炎の料理人、め組の消防士、パンティンググラブ、ヘビメタのトサカミサイルが出てきて様々な攻撃をし、白衣の天使まで用意されていてアフターケアもばっちり。

ところが、このお金のかかった装備も、ルージュとオンドレーがボタンを押しすぎたために爆発。最後の手段としてヒエールは、7番目のメカ、灰色の脳細胞レーダー攻撃で、トッタルニャンを攻撃しようとするのだが………。


第24話:「ドクター戦車」

オンドレーが、取扱説明書を見ながら操ったメカ。武器は、亀より遅いスピードの注射ミサイル。ヒエールの虫歯に響かないように、このメカの攻撃をゆっくり&ソフトにセットしてあった。ところが、風邪を引いたトッタルニャンもスピードが鈍っており、このミサイルが命中してしまう。リップは手動操作に切り替えてピンチを切り抜けるのだが、そこにルージュが自転車に乗って現れて、メカ戦は一時休戦に。

「ハイシャフッカツセン」

前歯が生えてきて復活したヒエールが、メカに名前をつけ直して、再び戦いを挑んだ。必殺の日溜りおばあちゃんは、トッタルニャンの本能を刺激して膝の上に誘い込んで、ベルトで固定する事ができる。そうやってトッタルニャンの動きを封じて、左手の針で攻撃した後、コップに入った液体爆弾で止めを刺そうとするのだが………。


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