「スカイキッド・ブラック魔王」 <3悪度、85パーセント>

男ボス……ブラック魔王(声:大塚周夫)

ペット……ケンケン(声:神山卓三)

手下……ヘッピリ(声:関敬六)、ビックリ(声:大泉滉)

1970年にNET(現・テレビ朝日)系で放送されたアメリカ製アニメ。『チキチキマシン』で大人気を博したブラック魔王&犬のケンケンとブラック魔王の子分ヘッピリ&ビックリによる航空隊は、敵の機密情報の書かれた文書を運ぶ伝書鳩ポッピーを捕まえることが目的。

ブラック魔王は、航空隊の隊長で、ポッピーを捕まえるのに手こずり、毎回必ず失敗ばかりしている。ケンケンは、チキチキマシン同様あの「シシシシシ…」という笑い声を披露し、勲章次第でブラック魔王を助けるずるがしこい性格。尻尾をプロペラ代わりにして空を飛ぶことができる。ビックリは訳のわからない言葉を喋る発明家で、毎回違う飛行機を開発・製作している。ヘッピリは弱虫パイロットである。(情報提供、アーリマンさん)

 

「スカイキッド・ブラック魔王」 <追加情報>

大ボス……大臣閣下(声:上田吉二郎)

毎回ブラック魔王に電話でポッピーを捕まえる催促をする。声だけの出演であるところがドクロベエ様を彷彿とさせる。

ヘッピリは、ビックリの通訳も兼任している。よく出撃前に逃げ出そうとし、ケンケンに噛み付かれている。(情報提供:m、kさん)

 

「真・女神転生デビチル」 <3悪度、85パーセント>

ボス……大魔王ルシファー(声:置鮎龍太郎)

手下……フェンリル(声:岩田光央)、アバドン(声:高木渉)

2000年にCBC・TBS系で放映。アトラスの人気RPGシリーズの最新作をアニメ化した作品。大魔王ルシファーはマカイに住むデビルたちを洗脳して操り、地上界とマカイの両方に怪奇現象を引き起こす。洗脳されたデビルを指揮するのがフェンリル&アバドンの凸凹コンビである。フェンリルはオカマ言葉をしゃべる狼男で、作戦に失敗するとルシファーに叱られる。アバドンはルシファーに忠実な悪魔の忍者で、「〜でござる」が口癖。(情報提供、アーリマンさん)

 

「真・女神転生デビチル」 <追加情報>

2代目ボス……パイモン(声:長沢美樹)、ビビサナ(声:高塚正也)、デモゴルゴン(声:梁田清之)

27話から登場した、パイモン,ビビサナ,デモゴルゴンの3大デビルは、ルシファーの軍団で唯一の生き残りであるフェンリル&アバドンを使いパシリにして、それぞれがマカイの支配権を手に入れようと、覇権を争っている。フェンリル&アバドンはそれぞれの配下のデビルたちを指揮している。

パイモンはラクダに乗っている派出好きな女悪魔で、富で善いデビルたちを支配しようとしている。配下の悪デビルを使って富を強奪しようとする。ワガママでヒステリックな性格。コギャル言葉で喋る。ビビサナは頭脳派のデビルで、善いデビルたちを同士討ちさせて自滅させたり、不安と恐怖に陥れるなどの作戦が得意。ちなみにゲーム版でのビビサナはラセツ族の王という設定である。デモゴルゴンは典型的な力押しタイプで、力で善いデビルたちを屈服させようとする。(情報提供、アーリマンさん)

 

「真・女神転生デビチル」 <追加情報2>

フェンリルとアバドンは、「ビーストウォーズメタルス」に登場したシルバーボルト(声:岩田光央)とチータス(声:高木渉)の声優でもあり、フェンリルはデビチルの番組内で、シルバーボルトの口癖である「何故にwhy!?」を口走ったり、「時計ウサギ」というデビルが登場した回に至っては、二人して「ウサギはねー、寂しくなると死んじゃうんだよ〜」というシルバーボルトの台詞を堂々と口にしている。(情報提供:赤坂ミツケさん)

 

「映画クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦」 <3悪度、85パーセント>

組織名……YUZAME(ゆざめ)

ボス……ドクターアカマミレ(声:家弓家正)

他メンバー……フロイラン・カオル(声:折笠愛)、キラーフィンガー・ジョー(声:岩永哲哉)

1999年に上映された人気アニメの劇場版第7作。YUZAMEは全世界の温泉を消滅させようとする風呂嫌いの集まったテロ組織で、『地球温泉化計画』という作戦を展開する、作戦内容は「地底を掘り進みマグマを流出させ、海の温度を上げ極地の氷を溶かし、地球規模の巨大な温泉を作って世界中の風呂好き達を溺れさせる」という壮大かつ突拍子もないものである。

ボスのアカマミレは風呂を激しく憎み、入浴はおろかシャワーさえ浴びない不潔な奴。その昔、銭湯でいつも自分が使っていた3番のロッカー(長島茂雄のファンらしい)のカギが誰かに使われてしまっていて、その逆恨みでYUZAMEを組織したという(おいおい!)。焼き肉が好物。

カオルはアカマミレの愛人で、厚化粧が落ちるのを恐れてまったく入浴をしていない不潔で冷酷な女。ジョーはその名に由来して指圧が得意技で、その快感にはだれもがうっとりしてしまい、つい隠し事を白状してしまう。終盤、計画を実行するために巨大なモグラロボットで、埼玉一帯を破壊しながら進撃した(その光景はまさに怪獣映画)。だが伝説の「金の魂の湯」の力で変身したしんのすけ達野原一家の合体攻撃に破れる。

アカマミレは最後、金の魂の湯で自分もパワーアップしようとするが、温泉嫌いの心を湯に浄化させられ改心した。(情報提供:真・ヤッターよこずなさん)

 

「ボンバーマンジェッターズ」 <3悪度、85パーセント>

ボス……プロフェッサーバグラー(声:麦人)

科学者……Drメカード(声:龍田直樹)

怪力男……ムジョー(声:石井康嗣)

テレビ東京系列で放送されているボンバーマンが活躍するギャグアニメ。ボスのバグラーは元々は天才科学者で「世界にひとつしかないもの」をコレクションするために悪さを働く。Drメカードはバグラーの部下で体の半分がメカになったキャラ。動物をボンバーマン化する合体ボンバー製造機で主人公の白ボンたちを苦しめる。ムジョーは作戦の実行役でおだてに弱いトンズラーと言ったイメージ。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「ボンバーマンジェッターズ」 <追加情報>

戦闘員……ヒゲヒゲ団員

追加メンバー……サンダーボンバー(声:竹本英史)、グランボンバー(声:金子はりい)、フレイムボンバー(声:渡辺慶)、マーメイドボンバー(声:麻生かほ里)

ヒゲヒゲ団員は、ムジョーが指揮するヒゲヒゲ団戦闘員で、全員「ヒゲ」としか喋れないが、ムジョーは言葉を理解できる。11・12話ではムジョーのそっくりさんのアジョーとその戦闘員のチゲチゲ団が登場した。2002年12/30に放映された14話では、全編ムジョー&ヒゲヒゲ団員が番組を乗っ取っていました。

合体ボンバー四天王は、13話でバグラーに叱られリストラ寸前に陥ったムジョーが造った最強の合体ボンバーマンである。4つの属性を持っていて手強いボンバーマンである。(情報提供:ブベンボーさん、アーリマンさん)

 

「まじかるハット」 <3悪度、85パーセント>

大ボス……ジアーク(声:内海賢二)

手下……コワル(声;鈴木みえ)、ドグー(声:茶風林)

1989年にフジテレビ系で放映されたスタジオぴえろ制作のギャグアニメで、タウじいさんの声は八奈見乗児氏が担当していた。魔界の帝王ジアークは魔界と人間界を支配しようとし、コワル&ドグーを送り込んで主人公の魔法少年・ハットくんを倒そうとする。ジアーク自体は魔界の入口があるウソン島に封印されている。ハットくんに負けたコワル&ドグーにおしおきをすることも。

コワルはジアークの息子であるキツネ。超ワガママで、卑怯な手段を使って来る。ギルギニやキングロブといったペタモという戦闘メカでハットくんのペタモ・Gコンガー等3体とメカ戦を展開するがいつも負けてばかりである。ドグーはいつもコワルにヘコヘコしている侍従で、フニャフニャした体が特徴。「〜だドグー。」が口調いつも。いつもコワルに振り回されている。(情報提供:アーリマンさん)

 

「プロジェクトA子」 <3悪度、85パーセント>

女ボス……大徳寺美子(声:篠原恵美)

子分……あさ(声:小粥よう子)、いね(声:鷹森淑乃)、うめ(声:林原めぐみ)

怪力女……真理(声:池本小百合 → 郷里大輔)

B子の父……大徳寺輝(声:大塚芳忠)

1986年に劇場公開されたSFギャグアニメ。その後、OVAで続編3作、番外編2作が制作された。B子こと大徳寺美子は大徳寺財閥のお嬢様で、グラビトン高校に通う同級生のA子を約10年前のゆりかご幼稚園時代から敵対していて、クラスメートのC子の争奪戦を展開する。B子はものすごい怪力のA子に対抗する為、パワードスーツ・赤城山23号を装着して戦うが装着後、生徒たちにばかにされてしまうことも。かなりのメカマニアで、打倒A子用のメカを製作する。

B子の父・大徳寺輝は大徳寺財閥の総帥で、かなり能天気な野心家。『2』では墜落した巨大宇宙船(実はお姫様のC子を連れ戻すためにゴツいオカマの異星人“D”らが乗ってきた宇宙船)を部下たちと共に4体合体ロボット・グリーンマニアイダー(B子の設計図をこっそり奪って製作した)で強奪しようと企んだが、失敗した。

あさ,いね,うめはB子の取り巻きで、B子が作ったパワードスーツなどのメカに乗り込んで戦う。あさは、ミーハーな女の子。いねは、出っ歯が特徴でイヤミな性格。うめは、デブ型でメガネをかけている。『完結編』ではA子ロボに乗り込んでいた。

真理は、絵柄が北斗の拳か男塾っぽいゴツイ体格の怪力女で、B子の手下。女声だったり男声だったりするが、れっきとした女性である。「あたたたたたた…!」と某拳法技を使うが、A子にはかなわない。(情報提供:アーリマンさん)

 

「流星戦隊ムスメット」 <3悪度、85パーセント>

ユニット名……流星戦隊オトメット(早乙女3姉妹)

長女……早乙女シオン/オトメシアン(声:浅野真澄)

次女……早乙女マルシア/オトメマゼンダ(声:榎本温子)

三女……早乙女コウ/オトメイエロー(声:桃井はるこ)

<大まかな解説>
不思議な流星の力を宿したヘルメットの力で変身する3姉妹の活躍を描いたアニメ。オトメットは主人公の三色(みしな)三姉妹のライバルである早乙女三姉妹がシアン、マゼンダ、イエローの3つの流星を3人の執事のジョルジュがハッキングして作った強化型のメットに搭載したものを早乙女三姉妹がかぶり変身したもの。(ただし制限時間があり制限時間を越えるとスーツが溶けてしまう(笑))

<メンバー紹介>
シオン……日本人の父親とアメリカ人の母親(先に書いておくが3人は異母姉妹)との間に生まれたハーフ。土地転がしで巨万の富を得て世界規模の「住」を操っている。日本語と英語が混じった怪しい喋り方が特徴。

マルシア……日本人の父親とブラジル人の母親との間に生まれたハーフ。世界的な「ファッションブランド」を所有しており世界の「衣」を牛耳っている。ブラジル人とのハーフなのに喋りは早口の関西弁。

コウ……日本人の父親と中国人の母親と間に生まれたハーフ。世界的な「食物資源」の取引を生業としており世界規模の「食」を操っている。甘えん坊でどこか日本語が怪しい。

そしてこの3人は8話でなんと主人公であるムスメットを倒しその翌週から番組をのっとるというイッパツマンでも成し遂げられなかったことをしている。(しかもOPもこのために作られた新曲に差し替えられている)(情報提供:ブベンボーさん)

 

「こいこい7」 <3悪度、85パーセント>

組織名……五光会

会長……東和野ミヤ(声:音宮つばさ)

副会長……屁糞葛の君(声:中島沙樹)

メンバー1……飯田橋和子(声:阿部留美)

メンバー2……水道橋洋子(声:正木香奈)

メンバー3……浅草橋中子(声:二宮圭美)

チャンピオンREDに連載中の美少女アクションのアニメ版。五光会は舞台となる「五光学園」の生徒会的組織で毎回ヒロイン側である「こいこい7」との戦いを繰り広げる。大ボスであるミヤは五光学園の理事長である東和野財団の1人娘。わがままで自己中心的な性格。おでこが異様に広いことがコンプレックスでこいこい7メンバーの風祭サクヤ(声:伊藤亜矢子)からは「でこっぱち」と呼ばれている。毎回彼女が所有するメカとこいこい7がバトルを繰り広げる。ちなみにジャイ○ン並のとてつもないオンチ。
リーダー格の屁糞葛の君は五光会の副会長でミヤのいとこ。ちなみに屁糞葛の君はミヤの与えた称号で本名は不明。しかし教師やほかの生徒もなぜかこの名で呼ぶ。ちなみに彼女以外に「〜の君」と呼ばれる存在があと3人(屁糞葛の君を含めて4天王と呼ばれる)いまだ未登場。ちなみにものすごい縦ロールヘヤー。

和子、洋子、中子の3人は通称「和洋中シスターズ」と呼ばれるミヤの部下。3人とも別人なのになぜか顔はそっくりで、見分けは

和子→髪は黒髪のツインテール
洋子→髪は茶髪の縦ロール(屁糞葛の君ほどではない)
中子→髪は黒に近い紫髪を団子状にまとめたもので中国語風に喋る。

ちなみに原作では3人は「和の君」、「洋の君」、「中の君」と呼ばれておりさらに洋子に関しては髪形も違う。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「こいこい7」 <追加報告>

何と原作コミック6巻に、遂に「屁糞蔓の君」以外の五光四天王が登場したので紹介します。

(1)掃溜菊の君=色黒で短髪でメガネをかけた顔の美青年みたいな風貌の女性(私は初登場時の彼女を「女装した美少年」と思ってた)。東和野ミヤ達より一年先輩で、服装はセーラー服の代わりに白いブラウス&ネクタイ代わりのリボンを着ている。何故かミヤと屁糞蔓の君とは現在は敵対関係にある。

(2)継子尻拭の君=ウェーブのかかった黒髪ロングヘアの見た目は穏やかで優しそうな女性で、語尾に「〜なのよう」と付けて話す。掃溜菊の君とは同学年で親友でもある。

(3)大犬陰嚢の君=黒髪で「しすかちゃんヘア(この髪型の正式名称が分かりません)」のやたら小柄な少女。五光学園中等部時代に屁糞蔓の君と「リボン交換(親友の証)」をしようとしたが断られたために屁糞蔓の君を恨んでいて、そのせいかどうか分からないがセーラー服を着ずに「大正時代の女学生」っぽい着物をきている。ちなみに彼女は通り名の事をひどく気にしている。

余談ですが、洋子の髪型は二巻以降はアニメと同じロールヘアになっていて、洋子は「屁糞蔓の君を慕っている(彼女たちは同学年ですが)」ので変えたらしいです。(情報提供:HIROさん)

 

「セイバーマリオネットJシリーズ」 <3悪度、85パーセント>

組織名……ゲルマニア(小説版)、ガルトラント(アニメ版)

大ボス……ファウスト(声:緑川光)

科学者……ドクター・ヘス(声:西村朋紘)

部下1……ティーゲル(声:高乃麗)

部下2……ルクス(声:水谷優子)

部下3……パンダー(声:井上喜久子)

あかほりさとるとねぎひろしの両名が原作を勤めるアニメ&小説作品でテラツーと呼ばれる男性しかいない世界を舞台に戦闘能力を持った女性型アンドロイド「セイバーマリオネット」の活躍を描いた作品。ファウストが支配するゲルマニアはナチス・ドイツをモチーフとした軍事国家(流石に名称がまずいのかアニメ版ではガルトラントに名称が変更されている。なお、これ以降解説にはガルトラントのほうの名称を使用)である。

<キャラクター解説>
ファウスト:ゲルマニアを支配する独裁者。少年時代は優しい性格であったが、洗脳によって独裁者になってしまった。なお、この世界では子孫繁栄はクローン技術が使われておりファウストはテラツーに不時着した6人の少年の1人「ゲルハルト・フォン・ファウスト」の血筋をもっとも濃く受け継いでいる人物である。小説版では独裁者のまま死亡するが、アニメ版では終盤改心して続編の「セイバーマリオネットJtoX」では主人公の間宮小樽(声:今井由香)を影ながらサポート存在となる。

ヘス:ガルトラントの科学者でアニメ版では第1期で行方をくらました後、続編のJtoXではテラツーの国の1つ「西安(読み方:シーアン)(中国系の国家)」の大臣「楊明(声:飛田展男)」を影から操っていた。そして彼こそがこの物語の鍵となる人物といってもよい。

ティーゲル:ファウストの親衛隊的存在であるセクサドール(アニメ版ではセイバードール)のリーダー格でスピード戦闘に優れている。また幼いころからファウストのお世話係としてそばにおりそのためかファウストには部下以上の特別な感情がある。小説版では第2巻でファウストに見捨てられその後小樽の元へ転がり込むことになる。その際、服装に関してはかなりの無頓着であったことが明らかになる(ファウストに仕えていたときは服装は軍服だったことが原因か?)その後、小樽に仕える3体のマリオネットの1人のライム(声:林原めぐみ)と仲良くなる。JtoXでほかの2人と一緒にハンバーガーショップを経営してた際は接客を担当。

ルクス:目を覆い隠すくらいの前髪が特徴的なセイバードールでセイバードールの中では主に作戦立案を担当。以外にうぶなところがあり故障したコンピューターの代わりになっていた際、小樽にキスされたことで逆に暴走させてしまったことがある。また、小説版では家事能力にも優れていることが発覚した。ちなみに小説版での彼女の立場は「お色気要因」らしい。JtoXでのハンバーガー屋では会計を担当。

パンダー:パワータイプのセイバードールで左目に付けた星型の眼帯(眼帯の下には荷電粒子砲が装備されている)が最大の特徴。見た目どおりの短気な性格で小説版では小樽の家に居候することになった際小樽に仕える3体のマリオネットの1人「ブラットベリー(声:平松晶子)」とは喧嘩が絶えなかった。ちなみに普段は髪の毛をばっさりと切っているが、戦闘時は髪の毛が長くなる。
ハンバーガーショップでは皿洗いを担当。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「おとぎ銃士赤ずきん(その2)」 <3悪度、85パーセント>

組織名……ブレーメン遊撃隊

リーダー……ランダージョ(声:小林晃子)

サブリーダー格……アレクトール(声:杉田智和)

メンバー……カーネ(声:斎藤千和)、エセル(声:安元洋貴)

詳しい解説は以前紹介した同作品の項を参照。ブレーメン遊撃隊は4匹の間族で構成された部隊で音楽学校への入学を拒否されサンドリオン軍の正規軍への編入も拒まれた落ちこぼれ集団である。ランタージョについいては同作品のサンドリヨン達の項参照。

アクトレールはランタージョ不在の時のリーダー代行で鶏の魔物。「〜コケ。」が口癖のハイテンションで声のトーンが非常に高い。非常におバカな性格である。名前の由来はギリシャ語で雄鶏を表す「alektor」。カーネは犬の魔物でやる気がまったく無い。名前の由来はイタリア語で「犬」を意味する「cane」。 エセルは大柄のロバの魔物。名前の由来はノルウェー語(異説あり)で「ロバ」を意味する「esel」。 ちなみにこの4人の元となる童話は「ブレーメンの音楽隊」。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「いぬかみっ!」 <3悪度、85パーセント>

ボス……仮名赤道斎(声:若本規夫)

魔道具1……ソクラテス(声:まるたまり)
魔道具2……大殺界(声:西脇保)
魔道具3……クサンチッペ(声:川田紳司)

電撃文庫から発行されている有沢まみずのライトノベルで2006年にアニメ化、2007年に映画化される。

赤道斎:劇中登場する仮名史朗(声:速水奨)の先祖にして人類の歴史最強の魔導師の1人。
月と3つの髑髏の紋章がある魔道具(主な物は後述)を作ったはた迷惑な男で、独自の価値観を持ち他者には理解されない究極のヘンタイで、自らの理想郷である全ての欲望が肯定される場所「賢者の楽園」(主人公の川平啓太(声:福山潤)曰く「ヘンタイパラダイス」)をこの世に構築する事を目指している。かつてヒロインであるようこ(声:堀江由衣)の父である大妖狐(声:郷里大輔(妖狐態)/神奈延年(人間態))に負けたために自らの魔道具の一つに隠れていたが、その後啓太達の霊力を吸収した大殺界の力で現世へ復活を遂げている。
そのヘンタイっぷりは凄まじく一見着込んでいるように見えて実は下半身は何も着ておらず股間部分(ちなみにアニメでは股間部が丸出しの際、象で隠されているが彼のみマンモスで隠されている)を丸出しにしている(本人曰くプライドという名の服を着ている)。
饒舌にして傲慢な性格で基本的に自分と自分の発明品以外を全て見下し、目的のためには手段を選ばない。一方で、「契約」という言葉を神聖視しており、これに基づいた事柄に対しては決して自ら破ることをせず、逆に契約の履行を妨害するならばそれが契約者であっても容赦しないという律儀さも持っている。

ソクラテス:赤道斎製作の魔道具の1つ。
木彫りの雄鶏のような姿をしており触れた人の思念を読み取りその人の理想となる姿に変える能力を持つ。本編内では啓太の先輩である河原崎直己(声:千葉繁)が一時手にいれ街中をパニックに落としたこともあった。

大殺界:赤道斎が300年駆け製作した一種のコンピューターのような物。
ありとあらゆる物事を具現化する力を持ち原作版第1部やアニメ版最終回ではその力が形勢逆転の鍵となった。魔道具ではあるが明確な意思を持っておりエセ関西弁(ただし原作では言葉ではなく文字盤に表記されていた)を使い話す。陽気で仲間思いの性格であるが、小説版第1部のラストやアニメ版の終盤、感情を持たない兵器に改造された。小説版第2部では小型化されクサンチッペの教育係をしている。

クサンチッペ:赤道斎製作の魔道具の1つ。
木製の人型の人形(中国製のロボット先行者みたいな感じ)で股間部にドリルを搭載している。人形だからか片言(小説版ではひらがな表記)でしゃべる。赤道斎には忠実であったが、情操教育に悪い情報を取り込んだ上邪悪なる魔導師・邪星(声:麦人)に取り込まれ凶悪化(ただしアニメ版では邪星は赤道斎に取り付いている)し仲間である大殺界を兵器に改造、さらに赤道斎と大妖狐を取り込み最強の敵となった(その際取り付いた邪星の影響か誰かが絶望した姿を見て喜ぶという狂気の性格に変貌していた)。しかし啓太達の活躍により邪星が消滅し、戦闘能力を無くした状態で復活し現在は大殺界指導の下、おとなしくてよい子になるため勉強している。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「デジモンアドベンチャー02」 <3悪度、80パーセント>

男ボス……及川(声:森川智之)

女幹部……アルケニモン(声:山崎和佳奈)

大男……マミーモン(声:森川智之)

2000年にフジテレビ系で放映された、バンダイの対戦型携帯育成ゲームをもとにしたアニメシリーズの2作目。及川は、デジタルワールドへどうしても行きたいために彼の遺伝子を使って誕生させたデジモン・アルケニモン&マミーモンを使って、ダークタワー建設や、暗黒の種を植え付けるための子供の誘拐などの悪事を働かせた。やっとの思いでデジタルワールドに行けると精神が幼児に退行したかのように
喜んでいた及川だったが、着いた先はベリアルヴァンデモンの支配する別の異次元だった。じつは黒幕のベリアルヴァンデモンが、及川を利用して、暗黒世界の王になろうと企んでいたのだった。

アルケニモンは、いつもサングラスをかけている悪女。その正体はクモ女で、完全体のウイルス種デジモン。彼女の髪の毛とダークタワーを使って、ダークデジモンを誕生させる能力を持つ。手始めに、選ばれし子供の一人・一乗寺賢をデジモンカイザーに仕立て上げ、イーヴィルリングで奴隷化させたデジモンたちを利用してデジタルワールドにダークタワーを建設させた。その後、髪の毛100本とダークタワー100個分を使ってブラックウォーグレイモンを誕生させ、手下にしようとしたが失敗した。アルケニモンの性格は、ほとんどドロンジョ様ぽかった。

マミーモンは青ずくめの怪しいいでたちの大男。その正体はミイラ男で、完全体ウイルス種のアンデッドデジモン。普段は弱気な性格だが、ミイラ男状態のときには性格が過激に変貌し、マシンガンを乱射する。マミーモンはボヤッキーとトンズラー2人分の働きをしている。時々アルケニモンに愛の告白をしていたりするが、よくどつかれている。(情報提供、アーリマンさん)

 

「電光超特急ヒカリアン」 <3悪度:80パーセント>

組織名……ブラッチャー

ボス……ブラックエクスプレス(声:千葉繁)

子分……ドジラス(声:伊東みやこ)ウッカリー(声:桜川朝恵)

以前放送されていた「超特急ヒカリアン」の新シリーズ。基本的にこの3人は前作同様地球征服のためいろいろ悪さをしている。ボスのブラックエクスプレスは、素直な性格でそのため失敗することが多い。ドジラスはブラックエクスプレスに忠実でいつもドジを踏む。ウッカリーはドジラスとは反対に自分に忠実な性格また他人の失敗をウッカリ見つける。

なぜ3悪度が前作(超特急ヒカリアン)より少し高いかというとこの3人、エンディングで「ブラ・LOVE・ブラッチャー」という曲を歌っているからである。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「電光超特急ヒカリアン」 <追加情報>

ブラックエクスプレスは素直というかだまされやすいようで、偶然や勘違いによるものを素直に受け取っちゃう性格のようです。彼におしゃれでキザなユーロ男爵というライバルがいたりするのも前作との違いです。今回の作戦は「人間を不快な気分にさせる」というのがメインで、そこから得られる「暗黒エネルギー」がブラッチャーの力の源なのです。(情報提供:小林万希さん)

 

「超特急ヒカリアン」 <追加情報2>

ブラッチャー三人組の追加情報です。元々ブラッチャーのボスはブラックエクスプレスじゃなくて、シルバーエクスプレス(声:中田和宏)なんです。シルバーエクスプレスは三人組人組よりもとても偉い暗黒貴族超特急。三人組の作戦がなかなかうまくいかないので、本国から地球へ来てしまった。武器はシルバー鉄球。(情報提供:コウコウさん)

 

「電光超特急ヒカリアン」 <追加情報3>

ブラッチャー追加メンバー……ユーロ男爵(声:檜山修之)、ブラッチャールスター(声:サエキトモ)

ユーロ男爵は5話に初登場した(しかしたまにしか登場しない)。ブラッチャーの一匹狼である。キザな性格。ブラックエクスプレスのライバルで、作戦を一人で成功させようとしている。武器はユーロステッキで、必殺技はマドモア〜ゼル。スターは11話から初登場した(彼もたまにしか出てこない)。ブラッチャーの新メンバーで、南海ラピードをライバル視している。彼はブラッチャー期待の星という異名を持つ。武器は剣と盾。必殺技はスターシャイニング。温厚な性格だが、天狗のお面を見ると最悪モードのダークスター侯爵に変身する二重人格者。その特徴をシルバーエクスプレスに利用されたこともあった。私がわかっている情報はここまでです。二人共声優は不明です。誰か情報下さい。(情報提供:コウコウさん)

 

「電光超特急ヒカリアン」 <追加情報4>

・ユーロの必殺技、マドモア〜ゼルは劇中未使用。
・スターの盾は、劇中未登場。
・スターの必殺技は次の通り。

『スターサンシャイン』(恐らくスターシャイニングとされていたもの)
剣から、オーロラのような光線を相手に照射する。劇中で使用されたのは、初登場した11話・Aパートの一度のみ。

『シューティングスター』
剣からビーム手裏剣を発射。ダークスターモードとカッパモードで使用。劇中最も多用された技がこれ。

『スターコメット(ダークコメット)』
ダークスターモードで使用。異空間より巨大な隕石を呼び出し相手にぶつける、彼の最強技(この際、周囲の空間が宇宙空間のようになる)。

尚、スターは二重人格ではなくて、三重人格です。性格は次の通り。

ノーマル:温厚で大人しく、勉強熱心。ブラックを先生、ドジラス・ウッカリーを先輩と慕う。基本的にヒカリアン恐怖症だが、ウエスト(主人公)や人間達と友人になった事もある。

カッパ:カッパを見るとこの性格になる。凶暴で乱暴。シルバーの事すら「銀メッキ」と呼ぶなど、怖い物知らずで威勢がいい。一方で戦士としてのプライドを持った部分も垣間見せ、結構義理堅い。戦闘能力も格段にアップしていて、ラピートをライバル視しているのはこの人格(因みにラピートをつけ狙うようになったのは、24話・Bパート以降)。ただ、知能は3つの人格の中でもっとも劣るものと思われる。もう一度カッパを見ると大人しい性格に戻り、凶暴だった間の記憶もなくなる(11話・Aパートを参照)。

ダークスター:天狗の面やイラストなどを見るとこの人格になる。初登場は31話・Bパート。冷酷残忍で、極悪非道。劇中最も「悪人」らしい存在。シルバーの事は「シルバーエクスプレス閣下」と呼ぶ。ラピートに関してはどちらかと言うと、ライバルというより「邪魔者」という認識。単純な思考のカッパモードに比べ、作戦能力も高く、周到な計画と相手の心理を利用した戦法でヒカリアン達を苦しめる。また、ノーマルモードのフリをすることも可能な事から、この人格に関しては、他の人格だった間の記憶が残っているものと推測される。劇中登場した(レギュラーの)ヒカリアンの中では、ラピート以外では束になってもまず勝てない。48話にて、ラピートとスカイライナーの活躍により、この人格のみスターの記憶回路の底に封印される。

因みに、スターはシルバーによって作られたブラッチャーである事が48話にて判明。ヒカリアン達はこの回になるまで、スターの人格が切り替わる原理は知らなかった(ドジラス・ウッカリーの劇中の台詞を参照)。シルバーによると、ダークスターが真の人格らしい(31話・Bパート参照)。(情報提供:赤坂ミツケさん)

 

「超特急ヒカリアン」 <追加情報5>

ブラッチャーは第1シーズンから第2シーズン前半までは、『ブラッチャーロボ』という巨大ロボ(中にはゴキブリ型の「ゴキボンバー」や、ハチ型の「チクリンガー」といった小型メカも一部存在していたが)を度々出撃させていて、コクピットは毎回共通だった。

設定書によるとこのコクピットブロックは「ブラッチャーボール」(略して「ブラボー」だそうな)と言い、「早い話、タイムボカンのガイコッツです」という但し書きがあった。(情報提供:赤坂ミツケさん)

 

「ビックリマン」 <3悪度、80パーセント>

ボス……スーパーデビル(声:青野武)

女幹部……サタンマリア(声:江森浩子)

頭脳派……もの魔ね(声:矢田耕司)

1987年にABC・テレビ朝日系で放映された説明不要の超人気オマケシールをもとにしたファンタジーアニメで、天使ヘッド・スーパーゼウスの声はあの八奈見乗児氏が担当していた。天魔界の悪魔ヘッド・スーパーデビルは、魔性暗黒ゾーン出身で、ブラック戒律で悪魔たちを操る。オカマ言葉でしゃべる。また天聖界に侵入するときに、偽神タイプに変装し、天使ヘッドのひとりであるシャーマンカーンを洗脳した。続編『新ビックリマン』では、サイボーグとなって復活し、シリーズ後半では、ビックリ学園の教頭先生になっていた。シリーズ中最もシリアスな第3弾『スーパービックリマン』では、声が郷里大輔氏に変更になり、性格も前2作と異なり、ドシリアスになった。ほぼ完全なギャグアニメとなった『ビックリマン2000』ではカリスマデビルXとして登場し、『スーパー』の時同様にドシリアスな悪の首領であった。

サタンマリアはスーパーデビルの側近である女性悪魔ヘッドで、超念魔で悪魔をコントロールできる。のちに豊・光・動・夢・遊・霊の6聖球を老天使から奪ってパワーアップした。さらにワンダーマリアにパワーアップした。最終回ではスーパーデビルを裏切り、倒した。

もの魔ねは、15話から登場したオウム型の悪魔で、スーパーデビルと漫才のようなやりとりをしている腰ぎんちゃくで、一応指揮官的存在。変身能力を持つ。『新ビックリマン』では怪盗になっていた。(情報提供:アーリマンさん)

 

「ケロロ軍曹」 <3悪度、80パーセント>

グループ名……ケロロ小隊

リーダー……ケロロ軍曹(声:渡辺久美子)

メンバー……タママ二等兵(声:小桜エツ子)、ギロロ伍長(声:中田譲治)、クルル曹長(声:子安武人)、アンゴル・モア(声:能登麻美子)、ドロロ兵長(声:草尾毅)

吉崎観音(よしざきみね)作。少年エース連載。「ケロン星人」という宇宙人で、カエルに似ている。地球侵略の本陣が撤退したため、日向家の居候の身でありながら、地球侵略の牙をといている(はずである)。

ケロロ軍曹:本編の主役「〜であります」が口癖。地球に来る前から極度のガンプラマニア。一応リーダーなのだが、ロクな作戦を出したことがない。

タママ二等兵:軍曹の崇拝者、オタマジャクシ型をしている。二重人格の上、軍曹への思いは尋常ではないので、一番恐い奴かもしれない。

ギロロ伍長:見た目も性格も本物の軍人。ケロロが地球侵略を本気で考えてないのでいらついている。日向家の長女、夏美に惚れている。

クルル曹長:「ク〜ックックッ」と笑いながら、怪しげな発明品や薬を作る。とりあえず、今の状況を楽しんでいるようだ。

アンゴル・モア:あの「恐怖の大王」だが、今では軍曹を「おじさま」と呼ぶガングロ少女。彼女はケロン人ではないので普通の少女型宇宙人である。今では小隊の通信担当。

この他に、まだ地球に潜在してる仲間が一人(まだ本編には出てない)がいる。(情報提供:m、kさん)

ドロロ兵長は小隊最後の一人で、忍者である。(情報提供:岡部亮平さん)

 

「ケロロ軍曹」 <追加情報>

ちなみにケロロ軍曹にはいろんなアニメのパロディーが出てくるがその中で特にボカン色の濃いものを参考までに紹介。 (アニメ版44話後半) ・クルルがミサイルを打つ際「ポチッと」という。 ・クルル製作の秋ママ型ロボの腕からベアリング弾が出てくるがそれがなんとなくヤッターワンのチンジャラ砲を髣髴とさせる。 ・秋ママ型ロボの脱出艇が「イッパツマン」のシャレコウベバギーのごとく分離。 ・しかもその形がタイムガイコッツに似たメカ。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「ケロロ軍曹」 <追加情報>

劇場版まじめにふまじめかいけつゾロリにおいて同時上演だったためか、タイガー(ゾロリの敵役)が発明家を探すオーディションのシーンにおいてケロロ小隊が登場、アッガイ型のポッドを勧めるシーンがあった。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「無人惑星サヴァイヴ」 <3悪度、80パーセント>

リーダー?格のやせ髭男……ブリンドー(声:森田順平)

姐御系、武器は鞭……ジルバ(声:氷上恭子)

頭の悪い大男。メカっぽい……ボブ(声:星野充昭)

リーダー格らしいブリンドーは時々ジルバに叱咤されてますし、ボブはすぐ主人公たちの標的にされます。ジルバはジーンズの破けたセクシーな服装だし、かなりの3悪度だと思います。ちなみに3人とも脱獄囚で、主人公たちの持っているアイテムを欲していて現在対戦中です。ちょこちょことお笑いシーンもあります。(情報提供:kkさん)

第27話から本格登場した、主人公達の敵。監獄から脱獄してきた脱獄囚。乗っている宇宙船が壊れ、主人公達がいる無人惑星に流れ着く。3人ともかなりの極悪人で、人を殺す事を何とも思っていない。人殺しの罪で監獄行。かなりの人を殺したらしい。脱獄した時、宇宙船を奪った時も、かなりの人を殺したらしい。(一応NHKの番組なので、そういう描写はないが、そういう会話はしていました)

ブリンドー(痩せ型、冷静沈着、頭もキレる、顔はかなりカッコイイ、得意武器レーザー銃器)
ジルバ(女性、しかしリーダーでは無い、かなりの高飛車、ワガママ、得意武器電気ムチ)
ボブ(大男、しかもかなりデカイ、半分サイボーグ、知能低め、得意技、超怪力)

話の流れでは一応ブリンドーがリーダー格。しかし、お互い呼び捨てで名前を呼び合っている。

悪の目的
オリオン号(悪がのっとった宇宙船)はザンテ監獄から逃げ出した脱獄囚3人にのっとられていた。逃げる途中で主人公達と同じ重力嵐に巻き込まれて同じ無人惑星に流れ着いたが、姿勢制御ユニットが壊れたためにアダム(主人公側にいる謎の宇宙人)の宇宙船から奪うためにこの星に不時着した。

蛇足
ポルト(元々オリオン号のエンジニア、老人)

この人しか宇宙船(姿勢制御ユニット)を直せない。この人も、悪から狙われている。悪から逃げてきた所を、主人公達に助けられ、今は主人公側にいる。良い人。ちなみにオリオン号の乗組員はポルト以外、全員殺されている。(情報提供:とりすがさん)

 

「無人惑星サヴァイヴ」 <追加情報>

この3人組は第33話「浮上開始」で主人公たちがオリオン号を修理してそれを使って脱出しよう(それまではアダムのいた遺跡(実は宇宙船)を修理して脱出する予定だったが、この3人組のため失敗に終わる。)とオリオン号に向かった後を追ってオリオン号の非常口から進入に成功し中にいた主人公たちを追い詰めるものの、戦っている最中に投げ飛ばされたボブにぶつかったジルバが電気ムチを落としてそれがガスボンベ(?)にあたって爆発、それが元でオリオン号の動力炉が爆発してコントロールの出来ないまま遺跡のあった森へ墜落して爆発、おそらく死んだものと思われる。(ちなみに主人公たちはポルト以外その直前にオリオン号の作業用のロボットに乗って脱出、ポルトは自家製のパラシュートで森に飛び降りて助かった。)(情報提供:ゾルダーさん)

 

「新ビックリマン」 <3悪度、80パーセント>

敵役……サイキュロス(声:柳沢三千代)、トジックバラ(声:橋本晃一)

サイキュロスのパワーアップ後……ドラキュロス→内裏ネイロス(声:龍田直樹)

黒幕……ダークマター(声:佐藤正治)

ビックリ学園関係者……スーパーデビル(声:青野武)、ブラックゼウス(声:若本規夫)

1989〜90年にABC・テレビ朝日系で放送されたアニメ版『ビックリマン』の続編。サイキュロス&トジックバラは53話から登場した。ビックリ学園に入学したサイキュロスは、悪魔ヘッド・魔肖ネロの因子を持つ次代。語尾に「〜キュロ」を付ける。ピエロのような鼻で、体格は太っている。いじめっ子のようだが、実は主人公ピア・マルコやベイギャルズにいつもいじめられてばかりいる。その為、召使いの天使トジックバラに悪魔を召喚させて、仕返ししようとするが失敗ばかり。ちなみに58話「怪盗対大ドロボー」ではサイキュロスの屋敷が、天使・キリエ様の何でも実体化できる紙の屋敷で、ピア・マルコがその屋敷に元の紙に戻すハサミで切った為、サイキュロスの屋敷が紙になってしまうという三悪風自滅パターンがあった。

サイキュロスはその後ダークマターによって悪魔ヘッド・ドラキュロスにパワーアップし、声変わりした。風貌もイケメンぽくなったが、語尾の「〜キュロ」は健在。終盤では悪魔の国エズフィトで、内裏ネイロスにパワーアップし、エズフィトの王となる。ネイロスは口調がおじゃる言葉になった。

トジックバラは、ヒヒのような天使で魔術師。サイキュロスのわがままに振り回されている。ダークマターは悪魔ヘッドの頂点で、サイキュロスをスーパーデビルに代わる悪魔ヘッドの王に仕立て上げた。

スーパーデビルは、前作では悪魔ヘッドの頂点だったが、今作でサイボーグ化した後、『キカイダー01』のギルハカイダー並に転落人生に。ビックリ学園では教頭先生で、大金持ちのサイキュロスの機嫌取りに必死で特別待遇をするが失敗ばかりでサイキュロスを怒らせてばかりいる。校長のスーパーゼウスから校長の座を奪おうと企む。ブラックゼウスは、熱血漢の体育教師だが女好き。ワンダーマリア先生や生徒のプッチー・オリンが好きで追いかけてばかりいる。「力こそパワー」が口グセ。(情報提供:アーリマンさん)

 

「ギャラクシーエンジェル」(その2) <3悪度、80パーセント>

ライバル部隊……ツインスター隊

リーダー……メアリー少佐(声:大原さやか)

部下……ココモ・ペイロー(声:三瓶由布子)、マリブ・ペイロー(声:サエキトモ)、烏丸ちとせ(声:後藤沙緒里)

エンジェル隊が解散してしまったため 新たにロストテクノロジー回収のため結成された隊。 リストラされそうになったウォルコット中佐が あわててエンジェル隊を説得し再結成させたため、 エンジェル隊のライバルとなる。

メアリー少佐はメガネをかけた才媛で ココモ、マリブの保護者。 ウォルコットと共にこのアニメでは珍しい まともな神経のキャラ。ココモ、マリブは10歳の双子。 ココモは熱血系で弟のマリブのサポートが多い、 子供扱いされるのが大嫌い、パフェが好き。マリブはメガネの少年で頭脳派。 かなり冷静でさりげに毒舌を吐くことも多い。烏丸(からすま)ちとせは途中からの入隊。 ヤマトナデシコ風で病弱だが、 思い込みが激しく暴走すると止まらない。 打倒エンジェル隊に情熱を燃やすが 実はひそかに友達になりたいと思っている。(情報提供:m、kさん)

ちなみに烏丸ちとせはゲーム、まんが版では設定が違うので参考までの紹介。 ゲーム版→第2弾「Moonlit Lovers」より登場する6人目のエンジェル隊隊員として登場(ただしヒロインとしてはPS2版より)。士官学校を首席で卒業した生真面目なやまとなでしこ(ただし病弱ではない)で弓道が得意。使用機は遠距離からの狙撃を得意とする「シャープシューター」

マンガ版→ストーリー的には第1弾だが登場。基本はゲーム版に準ずるが、記憶喪失という設定でその裏にはエオニア軍の影が見え隠れしている。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「無敵鋼人ダイターン3」 <3悪度、80パーセント>

男リーダー……コマンダー・バンチャー(声:加藤正之)

手下1……ドビン(声:たてかべ和也)

手下2……デガラシー(声:はせさん治)

スパロボでおなじみのロボットアニメ。この3人は第19話「地球ぶった切り作戦」に登場したメガノイドのコマンダー(作戦指揮官)とその部下のソルジャー(一般兵)である。

バンチャーは見た目小柄小太りのさえない男で非情な者が多いメガノイドの中で珍しく人間味あふれる存在だったため、メガノイドの中ではおちこぼれ的存在の幹部。ドビンとデガラシーの2人はバンチャーに従う唯一のソルジャー。ちなみにドビンは声が三悪の大男担当のたてかべさんのため口調が関西弁である。

この3人はとてつもなく長いノコギリを装備した機動兵器「ブッターギルン」で地球をその名のとおり地球をぶった切るというなんとも壮大かつしょうもない作戦を展開しようとした。しかし偶然主人公の波乱万丈に出会ってしまい、ドビンとデガラシーは万丈に殺される。これに涙したバンチャーはメガボーグ(コマンダーが巨大化した戦闘形態)になるダイターンに挑んだ。

なお余談であるがブッターギルンとバンチャーのメガボーグ形態は34話で再登場(ただしバンチャー自体は本人ではなくバンチャーの形をした戦闘ロボット)してくる(ちなみにこの時のコマンダーの声はボカンナレーションでおなじみ故・富山敬さん)。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「無敵鋼人ダイターン3」 <追加情報>

科学者……Dr.アニマッド

Dr.アニマッドは、第6話のみに登場したメガノイドのマッドサイエンチスト。生物合成の実験をするのが生き甲斐で、声がボヤッキーと同じなので、性格も結構似ている。万丈やビューティー・タチバナらをインパラと合成してケンタウロスにしようと企み、合成獣アニヘルムに操縦してダイターン3と対決したが、倒されてしまった。(情報提供:アーリマンさん)

ちなみに、バンチャーのメガボーグ形態は雷様のような姿。(情報提供:小林万希さん)

 

「おねがいマイメロディ」 <3悪度、80パーセント>

ボス……柊 恵一(声:置鮎龍太郎)

部下……クロミ(声:竹内順子)、バク(声:前田登)

現在もテレビ東京で放映中のアニメで、 一部ではカルトな人気をほこる ほのぼの(でもないか・・・、見ればお判りになるかと) 魔法物アニメ。クロミとバクはマリーランドでの 犯罪者であり脱走者。夢の扉を開く鍵をもっており 人間の夢を叶え黒音符を集めている。

柊は黒音符を100個集めることで聞ける 「悪夢のメロディー」のため クロミとバクを部下にしている。 (クロミは柊にべた惚れのため、彼の命令は絶対である)

クロミは主人公マイメロの幼馴染で、 彼女の天然ボケでかなりの被害を受けてきたので マイメロへの恨みはかなり深く、 「クロミノート」というメモを持つほどである。 (クロミノートはクロミのライフワークらしい)

バクはクロミの相棒、クロミを乗せて空を飛んだり、 黒音符の回収などをする。 語尾に「〜ゾナ〜」とつけるのが特徴。 演歌を愛するなど妙に人間臭い。(情報提供:m、kさん)

 

「おねがいマイメロディ」 <追加情報>

クロミ、バク組は27話、31話でマイメロに完全勝利、(27話はメロディーキーのパワーアップ、
31話はマイメロの弱点である耳を引っ張ること)という快挙をなしとげたが、翌週にはパワーアップしたマイメロに敗れる(「おねがい」を「もーっと、おねがい」にする、特訓で耳を鍛える)という、クリーン悪トリオのような一日天下を体験している(情報提供:m、kさん)

 

「おねがいマイメロディ」 <追加情報>

大ボス……ダークパワーの精(声:木内秀信)

ストーリー終盤になって登場した黒幕。 愛称はダーちゃん(クロミ命名)、柊にダークパワーの曲を 弾かせようと現れたが最初に乗り移ったのがバクだったため、柊には無視されクロミには足蹴にされるという 散々な扱いで、何とか柊に曲をひかせようとする、ひたすら卑屈で下手に出るキャラとなってしまった。

念願の黒音符が100個集まった時には柊に取り付き 世界を滅ぼす曲を弾き始めるが、ピンク音符が100個集まったマイメロ達の歌で、宇宙に追放されてしまう。

現在放送中の「おねがいマイメロディ、くるくるシャッフル」では、柊の弟の潤が黒幕となり、黒音符を集めている。 柊は世界を滅ぼしかけた罰として「うさみみの刑」(ウサミミ仮面に変身させられ、ピンチの時に召喚される)を受けることになった。(情報提供:m、kさん)

しかし、続編のくるくるシャッフルにおいて再び地球へ帰還、バクの妹のバコ(声:沢城みゆき)に憑依し悪事を働くも失敗し再びどこかへ飛ばされる……が今度はマリーランドのドリアン大臣に憑依し再び暗躍を始める。そして新たなダークパワーの源である潤に新たなる闇のアイテム“メロディー・ギター”を与える。その後クロミが集めた黒音符の力でパワーUPして再復活、マイメロたちを苦戦させるも再び倒され最終的にバクに食われてしまう。が、第3期「すっきり♪」で今度はバクの体から大量の黒音符となり出てきて人間界とマリーランドに降り注ぎ人々をムカムカにさせる。その後3たび復活するも登場人物全員に名前を忘れ去られてしまう。しかしマイメロが名前を思い出したことで自分がすっきりしてしまい結果自滅というあっけない最期を遂げた。(追加情報:ブベンボーさん)

 

くるくるシャッフルのボス……柊潤(声:五十畑迅人)

くるくるシャッフルより登場した恵一の弟。兄とは違い髪を染めたパンクないでたちをしている。ロンドンに留学していたがトラブルにより5年ぶりに帰国恵一と一緒に住む事になった。クロミとは自宅の庭で知り合いその時もらったピックがメロディ・キーのチャージをできる事からクロミは彼に従う事(しかも「兄(恵一)と仲良くするとチャージをしない。」と脅しをかけて)になる。クロミとの仲は上記のとおりだがバクとは元々恵一が嫌いなためか気が合う。兄弟仲は悪くクロミが1度黒音符の力(くるくるシャッフルでは両音符とも8つ(ド〜高いド)集めると願いが叶う設定)で仲をとりもとうとしたがそれを知ったときエレキギターを壊すほどの怒りをあらわにした。兄の恵一は3話で潤が黒幕ではないかと疑ったが「あんな才能の欠片もないやつがダークパワーに選ばれるはずはない。」と言う理由から確証にはいたらなかった。

当初は自身も騒ぎに巻き込まれるなど事態を楽しんでいる節があったが、歌にダークパワーの充電役であることがばれてしまい一時期引きこもってしまう。その後、ダーちゃんにメロディ・ギターを渡されるも当初はこれを拒否する。しかし、兄の恵一と口論になったことから誘惑に負けメロディー・ギターを弾いてしまう。最終的にダーちゃんの復活と同時に兄と同じく憑依され世界を破滅に導く曲を引こうとするも歌たちと弟を助けたいと思った恵一の活躍もあり解放される。

その後、『くるくるシャッフル』最終回で留学するが、続編の「すっきり♪」でたびたび再登場。その際ほとんどの場合決まって飛行機を乗り間違えた影響で間違って付いた場所かぶれ(沖縄に行ったときはギターの代わりに三味線を弾き口調も沖縄弁になりアフリカに行ったときは野生化した)に変化する。(情報提供:ブベンボーさん)

 

第3期の黒幕……ダー子(声:藤田記子)

第3期でクロミを裏で操った黒ヒョウ。ダーちゃん黒音符を浄化させプリンセスを目指す事になったマイメロに嫉妬したクロミをそそのかしバクを任意の姿に変える3代目メロディキーと黒音符浄化失敗のとき出てくる“ムカムカ玉”をつけるティアラを渡しクロミにダークプリンセスになるようアドバイスをする。

その後、人間界ではクロミたちの新住居“メゾン・ド・アンダードック(通称負け犬荘)”の管理人の姿、マリーランドでは本来の姿と使い分け影に日向にクロミを助ける。その正体はダーちゃんの奥さん。夫の敵討ちが目的だったが、ダーちゃんの形見が欲しいと願ったことにより、最後のキラキラ玉がティアラから離れていき、そのまま彼女の手の中に飛んでいった。それを受け取ったことで「ホントに夢が叶った」と泣いて喜び改心。悪い夢が再び出て行かないように、と黒い森の番人になることを決意し森へ帰っていった。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「Xジャンプラネット、史上最大の歌合戦」 <3悪度、80パーセント>

組織名……マシリト団

ボス……マシリト(声:千葉繁)

部下……サマシト(声:塩屋浩三)、エノモト(声:八奈見乗児)


「Xジャンプ」に連載されていた読者コーナーのCDドラマ版。マシリト率いるマシリト団と、プリンス広井率いるプラネット政府が、歌合戦で戦うというもの。(読者コーナーではマシリト団が怪獣、プラネット政府が秘密兵器(ともに読者からの応募)で戦い、勝ったほうが多くのページを取れる)

マシリトは「悪こそ正義」をスローガンとするマシリト団のボス。かなりセコイ性格で、平気で部下に給料を払い忘れることも多いらしい。

サマシトはスケベな性格の幹部、Xジャンプでは読者からのスケベなハガキを担当していた。

エノモトはとにかく貧乏な部下。Xジャンプでは「ボンビーでハッピー」のコーナー担当。(情報提供:m、kさん)

 

「劇場版ワンピース ねじまき島の冒険」 <3悪度、80パーセント>

チーム名……トランプ海賊団

ボス……ベアキング(声:玄田哲章)

メンバー……ピンジョーカー(声:田中秀幸)、ハニークィーン(声:林原めぐみ)、スカンクワン(声:青野武)、ブージャック(声:田の中勇)

2001年に公開された劇場版ワンピース第2弾。劇場版でサンジが登場したのは本作が初めて。

ベアキング:身長5、6mはあろうかという大男で、身体を鋼鉄のように硬くする「カチカチの実」の能力者。ねじまき島のてっぺんにあるトランプ城に住んでおり、部下にはピンジョーカー、ハニークィーン、スカンクワン、ブージャックの幹部クラス4人と、大勢の下っ端がいる。大量殺戮兵器「キング砲」を使用。

ハニークィーン達にナミをさらわせ、彼女にプロポーズするが断られる。ルフィらと共にトランプ城に侵入したドロボウ兄弟の兄貴分・ボロードをかばって拳銃の弾に当たった弟分・アキースを「バカで哀れなガキ」と侮辱し、ルフィを怒らせる。最後はキング砲の弾丸を返すルフィの反撃技「ゴムゴムのスクリュー」によって倒される。

ピンジョーカー:細身の身体で道化師のようなメイクをしている。剣と、毒を仕込んだ羽根状の針を武器に使う。昔ゾロによって顔に傷をつけられた(ゾロはその事を憶えていなかった)。ことわざを使いたがるが必ず間違える(「井の中のカケフ」等)。ゾロの「鬼斬り」によって止めを刺される。

ハニークィーン:いたってクールな性格の紅一点。「トロトロの実」の能力者で、身体を液化できる。ピンジョーカー等が倒されたのを見て、液化して逃げようとしたところをナミにビン詰めにされる。

スカンクワン:やや面長でヒゲがあり、グロッキーに似ている。毛皮で覆われたガスタンクを背負っていて、尻の方から悪臭を放つガスを噴射する。またこのガスで飛行する事もできる。「〜でがす」が口癖。ウソップの「火炎星」によって爆発し敗北。

ブージャック:太って丸々としている。全身を球状(無数のトゲを出す)にして体当たりを食らわせる。「〜ぞな」が口癖。なぞなぞが好きらしい。サンジのキック五連発を喰らってノックアウト。(情報提供:やまさん)

 

「桃太郎伝説 PEACHBOY LEGEND」 <3悪度、80パーセント>

首魁……閻魔大王(声:笹岡繁蔵)

後継者……鬼之皇子(声:竹村拓)

幹部……四天王鬼(赤魔鬼(声:中村大樹)、青魔鬼(声:草尾毅)、黒魔鬼(声:竹村拓)、白魔鬼(声:西村朋紘))

1989年のハドソンの昔話に材をとったゲームのアニメ化。とはいえ、今でこそ多彩な顔ぶれを誇る桃太郎シリーズも、当時はRPG一作のみであり、オリジナルキャラが大半。

閻魔大王は鬼による世界支配を目論む。その息子鬼之皇子はエゲレス帰りのため、一人称も「アイアム」など英語訛りで話す。典型的な二枚目風三枚目であり、本作のヒロインかぐや姫に一方的に想いを寄せることもある。真の悪が閻魔大王一人と知った桃太郎一行に、魔手の届かぬ所に逃げるよう諭される。四天王鬼が実行に当たり、博多弁で話す赤魔鬼は所帯持ち。その悲哀はコスイネンに通じるものがある。青魔鬼は名古屋弁を喋り実力主義。女性言葉の黒魔鬼は負けは潔く認めるが、必勝を期する時は策も弄する。白魔鬼は大阪弁で会話し、元人間の曰く付き。いずれも杓子定規に五時には帰宅し、鬼之皇子の悩みの種を作っている。(情報提供:虞澪斗さん)

 

「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマーV(ビクトリー)」 <3悪度、80パーセント>

破壊大帝……デスザラス(声:青野武)

配下のブレストフォース……攻撃副官レオザック(声:難波圭一)、スパイ兵士ヘルバット(声:塩屋翼)、航空兵士ガイホーク(声:大塚芳忠)、電脳兵士ジャルガー(声:掛川裕彦)、作戦兵士ドリルホーン(声:平野正人)、工作兵士キルバイソン(声:田中和実)

恐竜戦隊……隊長ゴウリュウ(声:郷里大輔)、海魔兵ライリュウ(声:里内信夫)、陸王兵ドリュウ(声:広中雅志)、防衛兵ガイリュウ(声:佐藤浩之)、突進兵カクリュウ(声:平野正人)、光速兵ヨクリュウ(声:掛川裕彦)

1989年のトランスフォーマーの国内展開第三弾デストロンの陣容。ブレストフォースは武器にも変形する分身メカ、ブレストアニマルを持つデストロンの一派。マスターフォース戦争後に台頭し、統べるデスザラス(変形:ドラゴン、アニマルブレスト:虎と鷲、以下同)は同時期にサイバトロン総司令官となったスターセイバーとは、要塞を暗黒星雲に封印されたこともあり50万年前から宿縁であり、再起動に必要なエネルギーを地球から奪わんと画策する。復活なった要塞も彼への復讐に使わずこれまでのデストロンの指導者が地球に固執したがために破滅に繋がったことを踏まえ銀河宇宙の征服を目算するなど戦略の視野が広く、レオザックの野心も看破し先に挫いた。有望なエネルギーの情報に上機嫌となり、声色を変えることもある。漫画では子供好きであり、年を取らないサイボーグ少年ソロンを養子とするが、彼が人質を取ると真っ向勝負を唱え叱責すし解放する一方、虫を恐れる面もある。

レオザック(F-14、ライオン)は若気の至りから自己主張が多く、前口上を戦いの度に言う。覇権簒奪の野望が潰え、懐刀となることを誓った後も面従腹背を続ける。ガイホーク(ミグ29、鷹)は冷徹な実力主義者だが、スターセイバーに惹かれサイバトロンに与した旧友グレートショットのこととなると見境を失う。ヘルバット(単機首ラファール、コウモリ)は催眠術も使い情報収集に優れる。阿諛追従以外にも保身のための話術にも長け、レオザックに直属上官たる自分に報告なくデスザラスにエネルギー源を伝えたことを咎められた時は、その采配があったらばこそとも話したとの弁で許しを得た。ジャルガー(ミサイルバギー、ジャガー)はあらゆる任務を卒なくこなすが、主体性に欠ける。ドリルホーン(ドリル戦車、犀)は実直な軍人気質。キルバイソン(ゲパルト戦車、バイソン)は万事に暴力で当たる破壊嗜好者。重機動合体兵士ライオカイザーに合体する。漫画では合体後に各自の意思が残り、スターセイバーを捕らえるも対立の隙を突かれ敗れたことがある。

恐竜戦隊は恐竜サイボーグ(ティラノサウルス、ブロントサウルス、ステゴサウルス、アンキロサウルス、トリケラトプス、プテラノドン)と一体化し、分離(トランスアウト)後に二元攻撃も可能なエネルギー収奪の実働部隊。やはりトランスフォーマーでありロボモンスター状態を有するが媒体には未登場。恐竜合体兵ダイノキングになる。鈍重かつ短慮ながら、ゴウリュウが叱咤しつつ(ことに部隊にあってもそれが顕著でいて突如発奮することのあるカクリュウとは、ほぼ毎回)も篤い主従関係で結ばれている。最後は見限られ、要塞の攻略法をサイバトロンに教え決戦後は土方に就職する(カクリュウは遊園地の客寄せ)。漫画ではブレストフォースも含め家族のためエネルギーを集めていたと分かり、和解し大団円で終わっている。(情報提供:虞澪斗さん)

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