「ザ・キング・オブ・ファイターズシリーズ」 <3悪度、65パーセント>

チーム名……キムチーム

リーダー……キム・カッファン(声:橋本さとし)

メンバー……チャン・コーハン(声:島よしのり→有田洋之)、チョイ・ボンゲ(声:モンスター前塚)

SNKの格闘ゲームで、3人1チームの団体戦ルール。毎年夏に新作が発表されており、その度に過去の様々なSNKのキャラクターがゲスト出演して、ファンを沸かせている。キム・カッファンはチームのリーダー。正義を愛するテコンドー師範にして、二人の息子を持つ父親。団体戦のKOFの招待状が届いた際、更正のために手元に置いていたチャン・チョイに目を付け、彼らを率いて出場する事となる。ちなみにキムは、もともとは餓狼伝説というゲームに登場したキャラであった。

チャン・コーハンは、キムの弟子の一人。ハゲ頭・ヒゲ面の大男で、大きな鉄球を軽々と振り回す怪力の持ち主。物を壊すことが大好きで、傷害及び器物破損罪で投獄されるが、その際に付けられた鉄球を使い脱獄。それをニュースで知ったキムと出会い、更正のため彼の元で修行することに。

チョイ・ボンゲも、同じくキムの弟子。チャンとは対照的な、身軽な小男。つばのある帽子とサングラス、両手に鉄のかぎ爪を付けたフレディばりの外見。普段は肉屋の主人だが、夜になるとその身軽さとかぎ爪を使い、通り魔的な犯行を繰り返していた(ただし殺しはしていない)。ある時、チャンを探しに出ていたキムと偶然出会い、やはり更正のために修行することに。

二人ともキムの事は「旦那」と呼んでます。また厳しい修行が嫌でたまらず、一日も早く解放されたいと思ってます。で、チャン・チョイはしばしば逃亡を図りますが、ことごとく失敗に終わり、その都度キムにキツーいお灸を据えられるのです(この辺も三悪度高いかも)。この辺はエンディングを見るとよくわかります。KOFの資料は書店やネット上で簡単に手に入るので、一度調べてみてもいいかも知れません。ちなみにこのチーム、「’99」からは4人制という新ルールになったため、それに伴って新メンバーが入りました。キムの同門のライバルで、彼の更正方針に異論を唱える銀髪ロン毛の男、「ジョン・フーン」(声:一条和矢)です。何か彼、「オタスケマン」のゲキガスキーを彷彿とさせていい感じです(4人目としての位置づけが)。なによりもリーダーは絶世の美女ならぬ美男、部下二人は怪力と知能犯(?)って所が三悪度高いので、おすすめした次第です。(情報提供:小林万希さん)

 

「ザ・キング・オブ・ファイターズシリーズ」 <追加情報>

このチーム、「'2001」ではジョンと入れ替わりにキムのテコンドー道場の練習生の「メイ・リー」(声:川上とも子)というキャラが入りました。彼女はキム同様正義の使者を目指しているらしく、悪を倒すと公然と言っているあたりキムとは相性がよさそうです(笑)。頭に眼鏡を乗せ、黄色いカエルの絵の入ったシャツというどこかで見たような外見(笑)ですが特撮ヒーローに憧れているようで、時に仮面ライダーばりの赤いマフラーと肘まである長手袋をつける事もあります。彼女のイメージ的な位置づけですが、ジョンが「オタスケマン」のゲキガスキーなら、彼女は「イッパツマン」のミンミンといった所でしょうか(笑)。 (情報提供:小林万希さん)

 

「忍者らホイ!」 <3悪度、65パーセント>

敵組織名……ドクロ一族

大ボス……ドクロ将軍

四天王……青龍、朱雀、白虎、玄武

手下……びんぼうがみ、アマノジャク、ドクロべえ

1990年にアスキーから発売された『桃伝&桃鉄』シリーズのスタッフが制作したファミコン用和風ギャグRPG。ドクロ将軍は四天王や配下のドクロ怪人(ほとんどが、「○○ドクロ」という名前になっている)を送り込み、忍びの国(マップが【忍】の字になっている)を侵略しようとし、あちこちの村を占領している。ドクロ将軍は当然ラスボスで、忍びの国の創造主である忍者のラホイを石化し、究極の巻き物のありかが書かれている5つの巻物を狙っている。最終決戦では10倍にパワーアップして、主人公・風丸たちに勝負を挑む。

大幹部であるドクロ四天王は、それぞれの配下の怪人や妖怪を率いて二度三度パワーアップして風丸たちに挑戦してくる。青龍がリーダー格で、実力者。風丸の生き別れの妹・あかねをドクロの面で洗脳させて風丸と戦わせた。青龍組の怪人は、忍術の使い手やカラクリロボットなどが多数いる。朱雀は、美形キャラらしい。ドクロの杖で攻撃してくる。朱雀組の怪人や妖怪は、動物や昆虫をモチーフにしている者が多い。白虎は、力押しタイプの怪力男。連続攻撃や捨て身の攻撃が得意。白虎組の怪人は、怪力自慢が揃っている。玄武は甲羅が多数のシャレコウベになっている亀の怪人。ずるがしこい手段を使ってくる。玄武組の怪人は、主にくの一系や侍タイプが多い。

びんぼうがみ,アマノジャク,ドクロべえが所属するお笑い組は、ギャグキャラだけで構成されている忍者集団で、たんにんじゃ(学校教師型忍者)や、おおたけしのびややまもとリンじゃなどのパロディ忍者が多数いる。びんぼうがみは、桃伝シリーズおなじみの金を盗むザコキャラ。かんにんじゃ、せきひんというバリエーションがいる。

アマノジャクは、桃伝シリーズでも有名な『Dr.スランプ』のマシリト似の妖怪。お金を盗んでくる。新アマノジャクになると、大量のお金を風丸たちにくれるが、結局は持ち逃げをする卑怯なことをする。続アマノジャクは、福の神(ボーナスキャラ)と共に出現し、福の神のお金がもらえるルーレットをした後、プラスかマイナスかの運試しをしてくる。攻撃力・守備力・素早さはゼロ。

ドクロべえは、ドクロベエ様とは全く関係の無いザコキャラで、ドクロスマイルの術を使い、普段はきんにくドクロに変身している。色違いのどくろべえ2もいて、そちらは、白虎に化けている。(情報提供、アーリマンさん)

 

「サガフロンティア」 <3悪度、65パーセント>

組織名……ノーマッド一味

女ボス……ノーマッド

手下……カモフック、ガイコツ、その他大勢

リージョン界でも有名な海賊団。レッド編ではキャンベル貿易からの情報のリークを受け、武器輸送がされていたリージョンシップ・キグナスを襲撃するが、レッドやIRPO捜査官・ヒューズたちの活躍によりキグナスを奪回され、逃げ出すのだがブラッククロスの専用シップ・ブラックレイの攻撃により撃ち落とされ、タンザーに呑み込まれる。

クーン編ではすでにノーマッド一味はタンザーに呑み込まれた後で、クーンたちが探している「盗賊の指輪」を巡って一悶着ある。他のシナリオではタンザーに活力のルーンを取りに行く時に登場する。同じくタンザーに呑み込まれ、難儀している人々を守るフェイオンとは対立している。(情報提供、M1号さん)

 

「ライブ・ア・ライブ」 <3悪度、65パーセント>

敵組織名……クルセイダーズ

大ボス……隠呼大仏/御出居(=魔王オディオ)

大ボスの正体……オルステッド

大幹部……陸軍総帥ヤマザキ

手下……シンデルマン博士、雲龍、クルセイリーダー

スクウェアから発売されたスーパーファミコン用RPG。『名探偵コナン』の青山剛昌先生や『ゴーマニズム宣言』の小林よしのり先生など豪華7大漫画家がキャラクターデザインを担当した。

クルセイダーズは、近未来編(島本和彦先生がキャラデザインを担当)に登場する悪の暴走族集団。影の首領・御出居(ラスボスである魔王オディオの7つの化身の一つ)は、クルセイダーズや陸軍総帥ヤマザキ率いる陸軍を影で操っていて、シンデルマン博士&雲龍に2000人(6万リットル分)の液体人間を作らせ、降臨しようと企む。液体人間作戦は成功し、御出居は隠呼大仏に乗り移り、世界を滅亡させようとしたが、近未来編の主人公・アキラの操縦するブリキ大王という古代バビロニアの巨大ロボ(バビロニア製のわりには、胸に“大”の字)に敗れた。ちなみに隠呼大仏の必殺技は液体人間呪縛。

尚、最終編の主人公にオルステッド(中世編の主人公)を選んだ場合、隠呼大仏を含めたオディオの7つの化身(各章の大ボス)を操作できるという珍しいモードがある。オルステッドはルクレチア王国の剣士。武術大会で優勝した事により王女アリシアとの結婚が決まったが、王女が魔王にさらわれてしまったため、魔王山に住む魔王を退治する旅に出る。親友のストレイボウ、僧侶のウラヌス、そして前勇者のハッシュを仲間に加え、ついに魔王と対決するが、倒した魔王は偽物。しかもその戦いによって、ハッシュとストレイボウが死亡してしまう。ウラヌスと共に意気消沈して帰国したオルステッドは、その晩に幻覚を見せられ、ルクレチア城の王様を魔王と見間違えて殺害してしまう。王を殺してしまった事により、王国の人々はオルステッドを疑い始めた。オルステッドこそ魔王だったのではないか、前勇者ハッシュを殺したのもオルステッドだったのではないかと……。ウラヌスは人々をたしなめようと説得するが、逆に魔王の仲間として捕らえられてしまう。

オルステッドは牢屋に入れられてしまうのだが、今だ囚われの身の王女アリシアのため、そして自らの命と引き換えに牢屋から脱出させてくれたウラヌスのため、再び魔王山へと旅立っていく。しかし、そこで彼を待ち構えていたのは、死んだはずの親友ストレイボウであった。親友であるはずのストレイボウがなぜ……? 戸惑うオルステッドに、ストレイボウは高笑いと共に告げる。偽魔王との決戦の時に魔王山の秘密に気が付いた事を。そしてそれを利用してオルステッドを出し抜いてやろうと決意した事を。ずっとずっとオルステッドの引き立て役にすぎなかった自分の惨めな過去と決別するため、オルステッドに王殺しの罪を着せ破滅させた事を……。

襲い掛かるストレイボウと対決し、オルステッドは勝利する。親友の裏切りと死に悲しむオルステッド。そこにアリシアが現れるのだが、彼女もまたオルステッドを拒絶する。「あなたには負ける者の悲しみが分からない」。そう言い残すと、ストレイボウの後を追って自殺してしまった。守るべき祖国に裏切られ、親友と信じていた男に裏切られ、そして自分を信じていたはずの王女にまで裏切られたオルステッド。全てに絶望した彼は、自ら魔王オディオ(イタリア語で憎しみという意味)を名乗り、王国の人間を皆殺しにしてしまうのであった……。

オディオは変身形態のオディオモール(他に分身のオディオアイ、オディオマウスも)から最終形態のピュアオディオにパワーアップする。魔王オディオは魔王山にある7つの化身の石像から、それぞれの時代の大ボスたちを動かしている。ちなみにピュアオディオの必殺技はセントアリシア。悲しげな女性(アリシア)が現れて、それが悲鳴と共にミイラのような姿に変貌するという不気味な技で、これを食らったキャラはダメージと共に石化してしまう。魔王となり人間を憎んでも、それでもアリシアの事が忘れられないオルステッドの内面を表している悲しい技である。ちなみにオディオは「半熟英雄 2D対3D」に1面のボスとしてゲスト出演している。

 <その他の魔王オディオの化身>

【原始編】おーでぃーおー:クー族の長老が崇めている巨大ティラノザウルス。クー族の長老は生け贄を捧げようとした。必殺技は急降下。

【功夫編】オディワン・リー:義破門団の総帥で美形。強力な武闘家。必殺技は狂乱飛竜拳。

【西部編】O.ディオ:クレイジーバンチのドン。手下にパイク兄弟&ダットン兄弟、デュオ・デ・チコがいる。その正体は、インディアンに全滅させられた第7騎兵隊の唯一生き残りの馬に、彼らの魂が乗り移ったものであった。必殺技はガトリンク。

【幕末編】ガマヘビ変化:尾手城の城主・尾手院王が変身した大妖怪。必殺技は毒蛇ムチ。

【現代編】オディ・オブライト:人間の心を捨てた悪の格闘家。主人公日高のライバルを皆殺しにして、自分こそが世界最強の格闘家だと自負していた。世界中のあらゆる格闘技をマスターしている。必殺技はアクロDDO。

【SF編】マザーCOM:宇宙船「コギトエルゴスム号」のメインコンピュータであるOD−10が意志を持ったもの。宇宙船の調和を図る事を目的としたこのコンピュータは、その調和を乱す人間に次々と襲い掛かっていった。船内の全システムを掌握していたかに見えたが、唯一CPUの違うキャプテンスクウェアというゲームだけは支配できず、主人公キューブはそこからアクセスして対決する事になる。必殺技はドライブバック。

陸軍総帥ヤマザキは、世界征服を企む液体人間計画の実行者で、クルセイダーズのシンデルマン博士が開発した巨大メカを陸軍の兵器に導入している。シンデルマン博士はいかにも怪人といった姿をした、筑波研究所所属のマッドサイエンティスト。液体人間の開発者で、他にも様々なメカモンスターを作り出して、それらをクルセイダーズに提供している。「生きているのにシンデルマン」というダジャレが決めゼリフ。

雲龍は、日暮里にあるお寺のお坊さん。派手な格好をしていてインコのような仮面をかぶっている。隠呼大仏に液体人間を注入するのが主な役目。クルセイリーダーは、戦闘員クルセイダーやメカモンスターを率いて悪事を働く巨漢のクルセイダーズ総長。ガイコツ型ヘルメットをかぶっていて、バイクにのっている。一応クルセイダーズ総長なのだがザコキャラ扱いなのでやられてもやられてもしつこく出てくる。(情報提供、アーリマンさん)

 

「ライブ・ア・ライブ」 <追加情報>

近未来編の敵組織について

メカ……液体人間W1号、その他雑魚メカ多数

液体人間W1号は、ちびっこハウスにいるワタナベの父親が液体人間に変えられ、試作メカとして改造されたもの。強力な攻撃力を誇るが背中が弱点である(ちなみに倒すと「ワタナベのパンツ」というアイテムが手に入る場合がある)。シナリオ全て通して、ワタナベ親子は必ず父親が死んで子供が大号泣するという展開で笑わせてくれるが…。

【原始編】親子で落とし穴を渡ろうとして、父が橋になり息子が渡るのだが息子が渡り終えた後父は穴に落下。息子、泣きながら去っていく。

【幕末編】親子でワタナベ家復興のためにネズミ小僧に。しかし藩士に気づかれるが、父は藩士の攻撃を紙一重でよけるも息切れしたのが運のツキ。藩士に殺されてしまう。息子、泣きながら父の遺体を引きずって退場。

【西部編】親子で旅をしている、ワットとその父。しかしサクセズ・タウンに着いた矢先、クレイジー・バンチの連中に殺されてしまう父。ワット、父の遺体を引きずって退場。

【功夫編】サモが生き残った場合、義破門団の道場に一人殴り込んでいたのがワン・タンナベ拳の継承者。父の敵討ちのために殴り込み、ついに奥義「どはつ天突拳」が火を噴く! しかし、物の見事に息子は黒コゲに。息子、泣きながら退場。

【現代編】グレート・エイジャ戦にて。画面右下にエイジャを移動させ、左上方向にかみつき攻撃をした時に、まれに場外から空き缶が飛んでくるイベントがあるのだが、その空き缶を投げつけるのがワタナベの父。しかしエイジャにボコボコにされる。発生条件を満たすだけでも大変なのに、発生確率もかなり低いため、通常のプレイでは絶対に見る事ができないイベントである。

【SF編】コギトエルゴスム号が使っている通信システムがワタナベ式ウェイブステーション(日本製)。親アンテナが壊れており、その修理にパイロット・カークが行くのだがその時に最初の事件が起きる。

【中世編】冒頭の武術大会で、ストレイボウが戦った相手がワット・ナーベ。しかしストレイボウにあっさりと負ける。そして倒れた父の前で号泣するワット・ナーベの息子。

【最終編】本能のダンジョンで親子とも号泣したまま石化している。アキラのテレパシーで心を読むと、100回逃げた者に襲い掛かる敵・デスプロフェットのヒントのようなものが判る。(情報提供、M1号さん)

 

「GALAXY ANGEL」 <3悪度、65パーセント>

組織名……エオニア軍

黒幕……ノア(声:谷井あすか)

男ボス……エオニア・トランスバール(声:三木眞一郎)

女幹部1……シェリー・ブリストル(声:沢海陽子)

女幹部2……ルル(漫画版のみのキャラのため声無し)

男幹部3……レゾム・メア・ゾム(声:楠見尚己)

ギャラクシーエンジェルのゲーム版。エオニア軍はトランスバール皇国でクーデターを起こした組織で以前紹介したヘルハウンズ隊もここに所属。

ノアは第1弾の黒幕的存在でボディスーツと触手状の左腕が特徴。性格は非情で彼女にとって人の命などたいしたものではなく,エオニアすら彼女にとっては手駒でしかない。彼女は自身が支配する兵器工場惑星『黒き月』と『黒き月』と対になる人工惑星『白き月』との融合をたくらんでいた。最後はエンジェル隊の旗艦『エルシオール』の主砲『クロノ・ブレイク・キャノン』で黒き月ごと倒される。

しかしここでエンジェル隊が倒したのは実は本人ではなく外部との接触用に用意されたアンドロイドで本物は続編の『Moonlit vers』でエンジェル隊に保護される。最初は心を閉ざしていたが最終的にはエンジェル隊と協力することになる。なおアンドロイドと本物の違いは左腕(本物は普通の腕)と服装(本物はローブに近い感じの服)。なおコミックス版ではちとせを洗脳していた(記憶喪失はその影響)張本人。

エオニアはクーデターの中心人物である元王位継承者候補。5年前にも一度クーデターを起こしたが失敗,権利を全て剥奪され辺境の惑星へと流されたがそこで黒き月を発見しその力で再びクーデターを起こしオジである皇王以下皇族を皆殺しにし唯一残っていた皇族のシヴァ皇子(注:実は皇女)(声:岡村明美)を手に入れようとした。最後は旗艦のゼルごとクロノ・ブレイク・キャノンの一撃で消滅する。

シェリーはエオニアの側近的女士官でヘルハウンズ隊も事実上彼女の部下。赤い長髪と左頬にある大きな傷(皇王による拷問で付いた物)が特徴的でエオニアに対してはかなわぬ愛と知りつつも彼を愛している。搭乗艦は高速戦闘を得意とする『ステノ級高速戦艦 バージンオーク(艦名は小説版での設定)』。最後は白き月をめぐる戦いですでに敗北まじかであった彼女は特攻してエンジェル隊を倒そうとしたがエンジェル隊の総攻撃によりエオニアに思いを告げられぬままその命を落とす。

ルルは原作コミックス版のみに登場した女性士官で立場上はレゾムの上官っぽい(でもシェリーよりは地位は下)。エンジェル隊のミルフィーユ(声:新谷良子)と蘭花(声:田村ゆかり)を人質にシヴァを捕まえ自分がエオニアの側近になろうとするも失敗する。その後の消息は不明(だが公式アンソロジーではレゾムと同じく出まくりでその時の掛け合いはなんとなくドロンジョとボヤッキーの掛け合いを髣髴とさせる)。なお漫画版スタッフにおいて彼女は楽な存在(全身白でベタやトーンをやる手間がない)とまで言われている(ちなみに一番大変なのはグラデーショントーンの4重貼りのちとせ)。

レゾムはエオニア軍においてかなり下のほうにいる士官。元々は皇国軍だったが裏切りエオニア側についた。性格は典型的お間抜け軍人で能力的にもダメダメである。搭乗艦は主力艦である『ザーフ級戦艦』と重装甲が特徴的である『ゼン級大型母艦』の2つ。ゲーム版では早々に退場するが漫画や小説ではエンジェル隊によく襲い掛かる存在ということでファンからの印象は濃い。

そのためか続編の『Moonlit Lovers』ではなんとエオニア軍残存勢力を率いてエンジェル隊に襲い掛かる(この時の搭乗艦は専用艦『アドミラル・レゾム』)しかし実はこのときは彼の側近「ネフューリア」の操り人形的存在としてこき使われ最後はエンジェル隊ごとネフューリアに葬られる。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ」 <3悪度、65パーセント>

組織名……オルケストル・アーミー

リーダー……エイゼル・グラナータ(声:稲田徹)

部下1……ヘンネ・ヴァルキュリア(声:桑谷夏子)

部下2……キュオン・フーリオン (声:飯塚雅弓)

ニンテンドーDSで発売されたスーパーロボット大戦OGシリーズの外伝的RPG。オルケストル・アーミーは作中登場する世界の1つ『フォルミッドヘイム』の特殊部隊。

<メンバー解説>
エイゼル:オルケストル・アーミーの隊長。角のついたドクロのような仮面をかぶり赤いコートをまとった沈着冷静で寡黙な戦士。戦闘時は爆弾のついた斧「マックス・アックス」で戦う。また、コートはリアクティブアーマーとしての機能を持つ。

ヘンネ:オルケストル・アーミーのメンバーで黒い翼を持つケンカっ早い姉御肌の女性。武器は手から出すビームソード「シュナーベル・セイバー」。また、羽根を弾丸として相手に撃ち込むこともできる。有翼人なので空中戦も得意。

キュオン:オルケストル・アーミーのメンバーである無邪気で明るい悪魔っ娘。「名前は秘密」と言いながら一人称が自分の名前だったために名前を知られ、聞かれてもいないのに自分の所属組織をバラしたりと割とそそっかしい性格。竜巻や吹雪、稲妻などの様々な魔法弾を撃てる"戦術砲機"「ブロンテ・クラフト」で戦う。また帽子の中からビットを呼び出しての一斉攻撃も行う。箒に乗っての空中戦もこなす。ちなみに報告書の内容はかなりひどい。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「クロノ・トリガー」 <3悪度、60パーセント>

魔王の手下……ビネガー、ソイソー、マヨネー

スクウェアから発売されたRPG。この3人は魔王の手下として、主人公クロノ達と戦う事になる。ソイソーは礼儀正しい武人で、剣の達人。マヨネーはオカマの魔術師。

ビネガーは口ばかり達者な奴で、直接戦う事はほとんどない。いつも手下に戦わせて、自分は何もしないでえばってばかりいるので、部下からも嫌われている。口癖は「ビネガー、ピ〜ンチ!」で、このセリフと共に逃げて行く→再び部下を使って戦いを挑む、の繰り返しになる。直接対決の時も自分はバリアーをはって身を守っており、直接ダメージを与える事ができない。彼を倒すためには、その後ろにあるスイッチを攻撃して、落とし穴を開かせるしかない。

クロノが魔王と戦った後、ビネガーは宝を持って魔王城を逃げ、自ら大魔王を名乗るようになる。3人はそれぞれ、グレートビネガー、ハイパーソイソー、ハイパーマヨネーと名前を変え、魔族の未来を賭けて、再びクロノと戦う事になる。ビネガーの敗北後、未来の魔族の子孫達は人間と仲良く暮らすようになり(前は仲が悪かった)、以前より幸せそうにすごしている。ビネガーの子孫は、最初は「自分の先祖は魔王様と共に人間と戦った」と自慢していて、魔王が敗北して歴史が変わった後は「自分は大魔王ビネガーの子孫だ」と偉そうにしていたのだが、さらに歴史が変革された後は、人間にこき使われて、ヘコヘコしながら一生懸命掃除をしている。

ちなみに、2度目の対決の時、グレートビネガーに対して「色仕掛け」という技を使うと、「ビネガーパンツ」というアイテムが手に入る。このアイテムはゲーム中で最高の防御力を誇る兜(!?)なのだが、装備すると必ず混乱してしまうので、役に立たない。

 

「天外魔境2」 <3悪度、65パーセント>

敵組織……根の一族

大ボス……ヨミ(声、池田秀一)

メカニック担当……デーロン博士

バイオニック担当……デロレン博士

マジック担当……ベーロン博士

部下……デューク・ぺぺ(声:八奈見乗児)

PCエンジンで発売され、現在はプレステ2とゲームキューブで発売のRPG。

根の一族は千年前に暗黒ランを咲かしジパングを支配しようとしたが火の一族に敗れ千年後再び宣戦布告してきた。ヨミは根の一族を作り出した神で暗黒ランから力を吸収している。三博士はヨミの代わりに悪事を行う参謀で、デーロンが半分メカ、デロレンは医者の姿、ベーロンは魔術師の格好をしている。彼らは中ボスの城に入ったとき口上をのべたり、中ボスが負けると「ヨミ様に申し上げます」と、次の作戦を話すので出番は多い。(他の三悪似のキャラと違っておしおきをくらうことはない)

デューク・ぺぺは妻のマダム・バーバラと共に砂神城を守っていたが、主人公卍丸たちにバーバラがやられると敗走。その後はコスイネン並の執念深さで何度も戦いをいどんでくる。最後はデーロン博士にどんどん改造され改造デューク・ぺぺとして3回戦うことになる。決め台詞は「愛してるよぉー、卍丸!」

ちなみに、デロレンとはイヒカ族(千年前、争いを嫌い、地中に逃げた根の一族)の言葉で「明日への希望」という意味である。(情報提供:m、kさん)

 

「超鋼戦記キカイオー」 <3悪度、65パーセント>

組織名……ゴルディバス軍団

大ボス……ゴルディバス(声:大塚周夫)

女幹部……イエール(声:鷹森淑乃)

科学者系……シャドーレッド(声:池田秀一)

怪力系……アレクシム(声:中尾隆聖、竹本英史(ドラマCD時))

アーケードで出た後DCで発売された各種ロボットもののパロディ満載の格闘ゲーム。このゴルディバス軍団は作品タイトルになっているメイン作品「鋼鉄巨神キカイオー(元ネタはマジンガー)」に登場する悪の組織である。

大ボスのゴルディバスは人間界より高い次元からやってきた大いなる悪の存在。最初は白い鎧状の姿だが1回やられると全身に顔のついた最終形態に変化しパワーアップする。ちなみにキャラとしての名称は「魔人大帝ゴルディバス」。

イエールはゴルディバスによって作られたアンドロイドで常人では操れない怪物「異次元生命体クヴァール」を操る。高性能な思考回路をもっているため自分で考えたりできるが、そのため自分の行動に疑問を持ったりする。そのためゴルディバスにとっては出来損ないでしかない。また主人公ユニットによってはそのキャラクターがかなりいじられるキャラで「Strategic Variable Fighterラファーガ(元ネタはマクロス)」内ではなんとヒロイン扱いである。

シャドーレッドは覆面をつけ背中に刀を指した謎の幹部。その正体は洗脳された主人轟ジュンペイ(声:遠近孝一)の実の父親の轟守(とどろきまもる)であった。戦闘時は真紅の鎧武者型メカ「魔霊将軍 轟雷」で戦いを挑んでくる。ちなみに「特務機兵 ディクセン(元ネタはガンダム)」というユニットのストーリー内では宇宙軍のエースパイロットで主人公ナカト(声:中原茂)のライバルというほぼモデルといえる「機動戦士ガンダム」のシャアと似た感じ(というかまんま)の別設定(しかもラスボス)になる。また基本機は轟雷だが、隠し機体「ディクセンエクスペリメント(ディクセン最終話で戦う主人公機の強化型)」と「ワイズダック・オルトロッソ(メイン機体の1つ「重装甲陸戦騎兵ワイズダック」のバージョンアップ機でシャアザクのように頭部に角がついている)」の2種類のパイロットでもある。またDC版では彼が主人公のストーリーも存在する。

アレクシムは滅んだ王国再建のためにゴルディバスの部下になっているが実は王国が再建したらゴルディバスを倒そうと企む野心家。操る機体は滅んだ王国の宮殿が変化した「巨人宮殿ガムダ」。ちなみにキカイオー編ではシナリオの進み方によってゴルディバスを倒した後野望が達成できなくなった逆恨みとしてキカイオーに最後の戦いを挑んでくる。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「大悪司」 <3悪度、65パーセント>

組織名……那古教

教祖……由女

聖女……月瀬寧々、古宮陽子、土岐遥

部下……由女の下僕、野山めぐる、筒井朝顔

「大悪司」はアリスソフトより発売のシミュレーションゲームで、オオサカ統一を目指して戦っていく。那古教は中盤以降の敵となる新興宗教。

由女はその血によって病人を癒すことの出来る教祖。教祖なのだが子供っぽいところも見せる、仲間にすれば味方全員回復のスキルを持つため重宝する。「ままにょにょ」にも登場し、こちらはランダムで味方の体力を全回復する。

寧々は那古教の予算管理などを担当する頭脳派、おだやかな性格だが戦うと強い。敵の攻撃をパスできる「白き煙幕」の使い手。陽子は由女の護衛を担当する聖女、彼女もやや子供っぽい、由女と共に仲間にすると由女を連れて逃亡することもある。

遥は武闘派の聖女で腰が低い、彼女の「疾風の剣」のスキルはかなり強力。彼女も「ままにょにょ」に登場している。由女の下僕はアフロ姿に仮面の那古教信者、由女に対する忠誠心はかなりのものだが仲間になる時は由女の写真1枚で寝返ってしまう。アイテムの「しいたけ」を使うとアフロがよりパワーアップした、由女の下僕SF(ソウルフル)になる。

めぐるは竹槍使いの少女。遠距離攻撃の上高い攻撃力なので強い。だっぺ言葉で話す。朝顔は所構わず裸を見せたがる危ない性格。気力奪いのスキルを持つ。男ストリップ劇場を制圧すれば彼氏ができる。(情報提供:青春を語る8章さん)

 

「スーパーロボット大戦K」 <3悪度、65パーセント>

組織名……イディクス

ボス……ル=コボル

部下1(側近)……ガズム

部下2(女性幹部)……ヴェリニー

部下3(技術者)……イスペイル

スパロボシリーズのDS版第2作目。イディクスは本作に登場するオリジナル組織でボスであるル=コボルが惑星ごと砕けてしまった際に惑星の住人の心に寄生した自らの欠片を集めるために作り上げた組織でさまざまな惑星を混乱させ自身の欠片を集め最終的にすべてを破壊しようとたくらむ。

ボスであるル=コボルはイディクスの統率者である精神生命体。クルスと呼ばれる惑星の人間の悪しき心の集合体がその正体で、宇宙そのものの破壊が目的である。本来は一介のパイロットに過ぎなかったが、「クリシュナ・ハート(負の感情を元とするエネルギー)」の暴走で周囲の生物の悪意を吸収していった結果、破壊衝動の塊となった。1年前にアトリーム(主人公の故郷)を襲い、滅ぼした張本人。2人いるメインヒロインがどちらになるかで憑依した人物が違いヒロインがアンジェリカの場合その父のエルリック、ヒロインがシェルディアの場合その妹のレムの体に憑依しており、後述のガズムと異なりその記憶も支配している。初登場時にはそれを利用して主人公たちにゆさぶりをかけ、一度はリグレット・バスター(主人公機とヒロイン後継機が合体したロボの最強技)さえも破る実力を見せた。2000年前に同胞(当時闘っていた「クリスタル・ハート」陣営とアルケウスが配備されていた「クリシュナ・ハート」陣営が急きょ結成した連合軍)と敵対し敗北、その結果惑星ごと砕けてしまった。しかしその欠片は生物の心に寄生し、やがて彼らは星々に移民を開始。それを集めるために作られたのがイディクスである。使用機は幹部3人の機体を合体させたような巨大機動兵器『グスタディオ』で最終決戦で憑依をとかれた後緑の人型の炎のような本性を表しかつて自身が使用した半身ともいえる異形の機動兵器『アルケウス』に乗り最後の決戦を挑む。

ガズムは後述のイスペイルに続いて登場したイディクス幹部で宿っている体は選ばれなかったヒロインの血縁者(アンジェリカならレム、シェルディアならエルリック。ただしこちらは目つきが違うだけで服装は憑依した人の元々の服のまま)。立場的にはナンバー2にあたり、ル=コボルに対する忠誠心は相当に高い。搦め手を好みキングゲイナーに出てくるメックスブルートのオーバースキルを絡めたリミテーションシンドローム(『ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU』に出てきたピンクのカバが見える幻覚症状)で部隊の面々を混乱させたりしてくる。しかし、人類に対する認識が甘く、効果が薄い場合がほとんどで、SEEDのカガリからは「イスペイルの方が自分達を理解していた」とまで言われてしまう。レムまたはエルリックの体を乗っ取り、意識を消滅させて「欠片」を得ようと考えていたが思うように同化が進まず、ときおり現れる憑代本人の意識に抗う場面が見られた。後述のヴェリニーとは気が合うらしく、劇中では組んで行動することが多区、ヴェリニーの戦死の際は彼女の意思を継ぐ様子を見せたりしたが、短気な彼女には手を焼いていた。最後にはソルヴリアスの「リグレット・バスター」で憑依者の体から追い出されたが、搭乗機に精神を宿して抵抗。しかし続けて放たれた第二撃が直撃し、搭乗機もろとも宇宙のチリと消えた。その記憶はレムもしくはエルリックに受け継がれ、対イディクスの突破口を開いた。使用機は死神や悪霊を髣髴とさせるゼナディーエ。また、他の2人と違い専用の兵を持っておらず、戦闘時の取り巻きは他の幹部2人の兵かすでに和解もしくは壊滅した組織の機動兵器(オーバーマン、バイオゾイド、MS&MAなど)に人工知能を搭載した物をつれている。

ヴェリニーはイディクス幹部の紅一点(ガズムが女の子であるレムに憑依することもあるがあっちの精神の性別は男である)。シェルディアの故郷ベザードを滅ぼした部隊を指揮していたが、主人公のミストたちとは当時会っていない。劇中では、物語の開始前にダンガイオーのギル・バーグが残党を集め旗揚げした新生バンカーを壊滅させたらしいが、それがのち己の寝首をかかれる結末に繋がる。獣耳をもった女性の憑代に宿っており、かなり短気かつ好戦的な性格。女性や動物の悪意による「欠片」から構成されている。もう一つの地球にたどり着いたのち、『ガン×ソード』のカギ爪の男と『ゾイドジェネシス』のディガルド武国の裏で暗躍しつつカギ爪の男が計画している『幸せの時計画』のシステムに目を着け、最終計画であるプラネット・クライシスに必要なエネルギーを幸せの時計画のシステム応用でまかなえないかと考えた。初遭遇時に乗機に傷をつけたレヴリアスを執拗に狙い、ガズムの作戦に便乗する形で襲撃してくることもあった。その時は初合体のソルヴリアスに撃退され、帰還先ではガズムにあたり散らしていた。最後にはミストたちに撃破され、撤退しようとしたところをギル・バーグの罠にかかり、隙をついたソルヴリアスの一撃に散った。意外と面倒見の良い性格らしく、多くの部下が彼女の死を悲しみ、ガズムに改めて目的を達成させる決意をさせた。使用機は女の人狼のようなフォルムの半生態機動兵器『ビクトーラ』。彼女の配下は全員仮面をつけた女性の獣人の姿をしておりビクトーラの簡易量産型と思われる『デスエラ』に搭乗している。

イスペイルは最初に登場したイディクス幹部で機械ボディの異形の姿をしている。他の二人と違い「欠片」の密度が薄いためル=コボルに対する忠誠心はなく、むしろ叛意を見せている。科学者の悪意による「欠片」から構成されておりヴェリニー曰く「小悪党の集合体」。主人公ミストとアンジェリカの故郷アトリームでの戦いでは前線指揮を執っていた。「クリスタル・ハート」を手に入れようと策を巡らせ、自身の搭乗機エンダークにエルリックのレヴリアスに搭載されていたクリスタル・ハートを搭載し、レヴリアスとミストを狙う。彼の宿っている体は機械の異形となっている。ミストが飛ばされた地球に目を着けてたどり着いた際、地球を取り巻くマイナスエネルギーの多さに驚き、それを増大させ利用するためにダリウス軍(ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU)や邪魔大王国(鋼鉄神ジーグ)に手を貸し地球の混乱を拡大させた。バーチャロイドの面々やギル・バーグを利用していたつもりだったが、彼らの思惑と行動力を読みきれず裏をかかれることとなる。また本作の時間軸におけるタングラム(バーチャロンマーズ)を入手し、ゲート発生装置の拡張機として利用していたが、背後にいるダイモンのコントロールには気付かず、その力を掌握することは全く適っていなかった。クリスタル・ハートの出力上昇を「怒り」によるものと分析、ミストを執拗に挑発して怒りを誘ったが、クリスタル・ハート本来の性能を発揮させたレヴリアスの一撃を受け、爆散した。使用機は重機の集合体のような姿の機動兵器エンダーク。彼の配下もまたロボットのような姿をしており戦闘ポッド『メトラ』に乗り攻撃してくる。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「悠久組曲」 <3悪度、60パーセント>

男ボス……ランディ、ウエストウッド

手下……シャドウ、紅月

プレイステーション。メディアワークスのゲーム「悠久」シリーズの最終作。「悠久」シリーズのキャラが学園生活をおくるとゆうもので、前3作と世界のつながりはない。シャドウ、紅月はミッション授業(「機動戦艦ナデシコ」のバーチャルルームのようなもの。いろんな世界を体験でき。TPOに応じて性格も変る)に出る悪役で、ミッション授業担当のランディは、「外側からのハッキングデータらしい。マシンに異常は見られないし好きにさせておけ」とにべもない。だが、最終ミッションをクリアするとわかるのだが、この二人はランディが生徒を鍛える愛の鞭(?)として作成したキャラクターだった。

シャドウは「悠久幻想曲」のキャラで、抑圧された主人公の悪の心が実態化したキャラだった。(顔は主人公と同じなので、アイマスクをして顔を隠している)

「組曲」では「ヒャーッハハハ」と笑いながらセコイ悪事を働くが、殺人鬼なども演ずる。紅月も「悠久幻想曲」のキャラで50年前に死んだ侍。メインキャラの一人リサの弟の仇でもあった。「組曲」ではトンズラーに近い役所が多い。(情報提供、m、kさん)

 

「悠久組曲」 <追加情報>

グループ名……盆栽の友

ボス……ゼファー

構成員……ピート、セリーヌ

怪人……シャドウ

ミッション授業「秘密結社『盆栽の友』」に出てくる悪の組織。リーダーのゼファーの趣味が盆栽である為この名前になった。(ピートは「ダサい名前なので改名しよう」とゆうがいつも却下されている)

シャドウについての説明は前述。リーダーのゼファーはポーカーフェイスだがほとんどはダジャレのことを考えている。ピートは、怪力大食いのたてかべ風キャラ。(14歳の少年だが)セリーヌは組織の紅一点。マイペースで他人をもそのペースに巻き込んでしまう。能天気でどちらかとゆうと力担当な辺り、組織としてのバランスには不安がある。(汗)

まずは幼稚園児を誘拐しようとし、セリーヌ考案の「バスガイドに扮してウキウキバスジャック作戦」を実行しようとするが、通りすがりの時給刑事イヴと戦闘となる。

なお、イヴが勝っても福利厚生の良さと高給の給料につられてイヴも結社の仲間となる。(情報提供:m、kさん)

 

「悠久幻想曲3・パーぺチュアルブルー」 <3悪度、60パーセント>

グループ……ハッザン兄弟

女ボス……グリゼレダ、ハッザン

手下……ハッザン弟、恋次朗(れんじろう)

プレイステーション。メディアワークスの人気育成ゲームの3作目に登場。グリゼレダは父親(五年前に死去)のマジックアイテムで悪事をおこなう。自分が歌姫になりたくて、町のシンガー、レインの歌声をキャプチャー・カプセルで盗む。フローネの「親からもらった声で我慢できないんですか!」の声もととかず、主人公ルシード達と戦う。恋次郎は「悪魔くん」のこうもり猫をSD化し、目をつぶらにしたようなモンスター。「〜にゃりん」と喋る。

余談だが「悠久1,2」では育成がぬるすぎたため、「3」はキャラの育成が500倍位難しくなっている。(情報提供、m、kさん)

 

「悠久幻想曲3・パーぺチュアルブルー」 (追加情報)

ハッザン姉弟について補足しておきます。

1、最初はレインの歌声を盗むつもりが弟のアンブローズに声が移ってしまい失敗。

2、次に名画「ルドラの瞳」を盗もうとするが絵の中に魔物が潜んでいた為これも失敗。

3、姉弟は逮捕されてしまったので、一匹残った恋次郎はルシード達ブルーフェザー(魔物や魔法犯罪の保安局)に敵討ちを決意。落とし穴に落とそうとするなどのセコイ作戦を立て、失敗すると姉弟が封印していた魔獣ゼグレイドを呼び出すが、強力すぎてコントロールできず、ルシード達に助けてもらうことになる。助けられた恋次郎は一匹でたくましく生きていくと言いルシード達の前から去っていく。

強気な姉と気弱な弟、喋るネコ(?)とゆう組み合わせはロケット団を彷彿とさせる。恋次郎は人間に化けることもでき、グリゼレダのコンサートのビラ配りや、ルシード達をだます為子供に化けたりしていた。(情報提供:m、kさん)

 

「ソニックアドベンチャー2」 <3悪度、60パーセント>

男ボス……Dr.エッグマン

メンバー……ルージュ・ザ・バット、シャドウ・ザ・ヘッジホッグ

セガのドリームキャスト用アクションゲームで、ソニックシリーズ10周年記念作品。Dr.エッグマンはシャドウ,ルージュと手を組みマスターエメラルドを狙う。この3人はプレイヤーキャラとしても使用可能。

Dr.エッグマンは、IQ300を誇る自称悪の天才科学者で、ソニックの永遠の宿敵。ロボット工学の権威である。ついに念願のプレイヤーキャラとなった。専用のメカに乗り込んで、破壊できるものは何でも壊して進む。彼のライバルはソニックの相棒・テイルスである。

シャドウ・ザ・ヘッジホッグは、プロフェッサー・ジェラルドによって生み出された究極生命体である黒いハリネズミ。時空を歪める特殊能力を持つ。主人公・ソニックのライバルで、姿や能力も酷似している。ルージュ・ザ・バットは、宝石専門のトレジャーハンターであるコウモリ女。マスターエメラルドを集める為にエッグマンと手を組んだ。正体は謎。彼女のライバルはナックルズで、宝捜し競争を繰り広げる。(情報提供、アーリマンさん)

 

「アクエリアンエイジ・東京ウォーズ」 <3悪度、60パーセント>

グループ名……ダークロア

女ボス……鈴鹿御前

手下……夜羽子・アシュレイ、デ・ジ・キャラット(声:真田アサミ)

人気カードゲームのプレステ版に登場の3悪。このゲームにはいろんな勢力が出ますが、この3人が一番3悪らしいので……。

鈴鹿御前は妖怪や魔物などの集まり「ダークロア」の元締。額に生えた大きな角とハカマ姿が特徴。「わらわは〜」「〜じゃ」など喋り方が古風である。夜羽子(ようこ)は御前の腹心のヴァンパイア少女。思ったことをなんでもズケズケゆう性格でお調子者。御前ともタメ口で話すが、嫌いなわけではない。(「栄養が全部胸にいったんじゃないの?」なんて暴言を平気で言う)。デ・ジ・キャラットはいわずと知れた、あのハイブリット猫耳少女。独立勢力ブロッコリーが壊滅すると仲間になる。必殺技は当然「目からビーム」で、相手に1ポイントか999ポイントのダメージを与える。ダークロアにいてもアイドルになる夢を捨て切れないらしい。(情報提供:m、kさん、アーリマンさん)

 

「アークザラットU」 <3悪度、60パーセント>

女リーダー……ルージュ

メンバー……コボルト、道化師(2人の名前は不明)

PSで発売されアニメ化もされたRPG。この三悪はプレーヤーが受けるイベントに出てくる窃盗団。リーダーのルージュはセクシーな衣装に身を包んだ窃盗団のリーダー。部下のコボルトは緑の鎧をつけた獣人で鉄球で攻撃する。同じく部下の道化師は片手に人形を持った大男でその人形で攻撃する。(情報提供、ブベンボーさん)

 

「GALAXY ANGEL(ゲーム版)」 <3悪度、60パーセント>

組織(というかチーム)名……ヘルハウンズ隊

リーダー……カミュ・O・ラフロイグ(声:石田彰)

ほかのメンバー……ギネス・スタウト(声:檜山修之)、リセルヴァ・キアンティ(声:浅川悠)、レッド・アイ(声:櫻井孝宏)、ベルモット・マティン(声:矢部雅史)

ギャラクシーエンジェルの大元となるゲームでPCやPS2で発売されている。ヘルハウンズ隊は三部作(第1弾、第2弾「Moonlit Lovers」、2004年8月発売の完結編「Eternal Lovers」の3本)の第1弾に登場した傭兵部隊。もともとはトランスバール皇国(物語の舞台となる惑星国家)の傭兵部隊だったが第1弾の敵である「エオニア軍(反乱軍)」に合流した。最初は通常の高速戦闘機で戦いを挑んでくるが、7話(メインヒロイン決定の回)でエンジェル隊の乗る紋章機(専用戦闘機)のコピー機「ダークエンジェル」に乗り換える。しかし最後(第10話)でダークエンジェルに取り込まれてしまう。

<メンバー紹介>
カミュ……ヘルハウンズ隊のリーダー。戦闘機操縦の技術は確かだがナルシストなところがありヒロインの1人ミルフィーユを「マイハニー」と呼んでつきまとってくる困った人物。

ギネス……少々抜けたところがある熱血体育会系キャラ。エンジェル隊の一人蘭花を勝手にライバル視しており戦闘会話でもライバル心むき出しで襲ってくる。

リセルヴァ……自称高貴な生まれを名乗る男(ただし真相は謎)。プライドが高くエンジェル隊の1人でお嬢様であるミントに敵対心を持っている。

レッド・アイ……顔にある大きな傷が特徴的なヘルハウンズ隊1員。あまり無駄口をたたかず淡々と仕事ををこなす。エンジェル隊のメンバーであるフォルテに敵対心をもっている。

ベルモット……牛乳瓶底眼鏡が特徴的なヘルハウンズ隊の最年少メンバー。もともとはメカニック担当だったがある事件の際全員出払っていた時戦闘機でピンチを救ったことからヘルハウンズ隊の一員になった。元メカニックという経歴から潜入用スパイロボットを作ったりしている。ちなみにエンジェル隊のヴァニラをライバル視している。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「ワイルドアームズ、アルターコードエフ」 <3悪度、60パーセント>

ボス……マザー(声:来宮良子)

部下……ナイトクオーターズ、

ジーグフリード(声:若本規夫) ベルセルク(声:飯塚昭三) アルハザード(声:緒方賢一) レディ・ハーケン(声:矢島晶子) ブーメラン(声:中田譲治)

その部下、ゼット(声:子安武人)

ソニーより発売のプレステ2ソフトで 「ワイルドアームズ」のリメイク版。 マザー達は惑星ヒアデスからやってきた魔族で、 ナイトクオーターズはマザーを守る4騎士である。 (ベルセルクが死んだため替わりにブーメランが入る)

マザーの目的はファルガイアを 惑星ヒアデスのように破壊と滅亡に導くことであり、 真相を知ったジーグフリードが裏切り、 ナイトクオーターズによるファルガイア支配をもくろむが、 ジーグフリードはマザーに体をのっとられてしまう。

ジーグフリードはナイトクオーターズのリーダー格。 最終的にはマザーの呪縛を振り切り、 「ジーク・ツヴァイ」となり最後の戦いを挑む。 魔槍グラムザンバーが武器で、 必殺技はネガティブレインボウ。

ベルセルクは力任せに鉄球を振り回し暴れまくる 明らかにトンズラー系のキャラである。 (声はゼンダゴリラだが) 失敗が続いたためブーメランに殺されるが 最終決戦で復活をはたす。

アルハザードは外見が「ドラゴンクエスト・ ダイの大冒険」のミストバーン。 性格は同じく「ダイの大冒険」のザボエラとゆう感じ。 冷酷なボヤッキーとゆうイメージである。 (声はヤッターよこづなですが) 醜い姿にコンプレックスを持つため ローブで体を隠している。

レディ・ハーケンは「斬り姫」と呼ばれる女騎士。 大鎌「アズラエル」を武器とし、 冷酷に敵を切り刻む。 その正体は主人公の仲間ザックの かっての恋人エルミナで、 ザックとの一騎打ちで息を引き取るが、 あるイベントを進めていくと 記憶喪失でエルミナとして復活するとゆう 「アバレンジャー」のジャンヌのようなキャラ。

ブーメランは「同族殺し」の通り名を持つ魔族で、 名前通りブーメランを武器として戦う。 欲望の守護獣ルシエドを相棒としており、 ストーリー後半では魔剣に変化したルシエドを武器とする 「ブーメランフラッシュ」になる。

ゼットはこの世界の魔族では珍しい三枚目キャラ。 「お茶の間のアイドル」「時代と寝た男」 などの肩書き(ただし自称)を持つ。 ジークフリードを「ジークの旦那」、 レディ・ハーケンを「姐さん」などと砕けた呼び方をする。 イベントによっては「モンスターゼット」とゆう 隠しボスとして現れ、 倒せば仲間にできる。(情報提供:m、kさん)

 

「スーパーロボット大戦A、スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2」 <3悪度、60パーセント>

組織名……シャドウミラー

大ボス……ヴィンデル・マウザー

女幹部……レモン・ブロウニング

メンバー(Aから登場)……アクセル・アルマー、ラミア・ラヴレス

メンバー(OG2で登場)……ウォーダン・ユミル、エキドナ・イーサッキ、リー・リンジュン

スパロボAはGBA版第1弾となる作品でオリジナルジェネレーション2(以下OG2と略)はスパロボのオリジナルキャラだけで創り上げた作品の第2弾。シャドウミラーはパラレルワールドの地球から来たテロ組織で自分達の地球で負けたので次元移動で本来(物語の世界)の地球を侵略しようと企む。ヴィンデルはシャドウミラーのボスで平和なままではいつか地球はだらけきってしまうと考えずっと戦争ばかりの世界にしようと企む男。そのためAではネオジオン、ガイゾック、ギガノス、ベガ星連合をOG2では主にDCの残党軍をたぶらかし戦乱の世の中にしようとした。そして自らも専用の機動兵器「ツヴァイサーゲイン」を使い襲ってくる。

レモンはシャドウミラーの女科学者。主にバイオ工学を得意としており人工戦闘兵士「Wシリーズ」を創り上げた。また戦闘に関しても一流で機動兵器「アシュセイバー(ただしこれはOG2において。Aでは最初の機体選択によって別の機体になることあり)」を操る。ちなみにインパクトの主人公の1人である「エクセレン・ブロウニング」と同じ姓を持つが、これはレモンが実はシャトル事故で死んだエクセレンをバイオ工学で復活させたもの(ただし記憶などは戻っていない)という設定がOG2であきらかに(ただしこの事実を知るためにはエクセレンでレモンを倒さなくてはいけない)なった。

アクセルはシャドウミラーの戦闘隊長。普段はクールだが内に熱い感情を秘めているタイプ。自分たちがもといた世界ではインパクトの主人公「キョウスケ・ナンブ」の指揮する「ベイオウルフ隊」にボロ負けしていることからキョウスケとキョウスケの機体「アルトアイゼン(ただしアクセル達の世界ではアルトアイゼンは正式採用されているためアクセルは「ゲシュペンストMk−V」と呼称)」に固執している。
なおOG2では完全に敵として登場するが、Aではラミアと同じく主人公として選択可能。ただしこの場合次元移動の際のショックで記憶喪失となっており言動がかなりのコミカルキャラクター(ただし記憶が戻った後は本来のキャラになる)になっている。OG2での使用機は序盤がラーズアングリフ、後半がソウルゲイン。Aは前出の2機とヴァイサーガ、アシュセイバーの4機の中からの選択制。

ラミアはレモンによって作り出されたWシリーズの最高傑作「W17」。作られた存在だけあって何事に関しても機械的なまでに沈着冷静、知的でおとなしいがどこか近寄りがたい雰囲気をもつ。。Aで彼女を主人公に選んだ場合&OG2では味方部隊の戦力を調べるためのスパイとして進入(しかしアクセルと同じく彼女も時空転移の影響で「です・ます」口調がうまく喋れなくなってしまう)するがそこでほかのメンバーと触れていくうちに人間らしい感情が芽生えていく。そして最終的には(これはAでアクセルを選んだ場合も同じなんだけど)シャドウミラーを裏切ることになる。使用機はOG2ではアンジュルグ、ヴァイサーガ(隠し機体)。Aでは前出2機+ラーズアングリフ、アシュセイバーから選択。

ウォーダンはWシリーズの1人「W15」。その実際の正体OG1から登場している「ゼンガー・ゾンボルト」の記憶などを移植したクローン。本来のWシリーズらしく命令には忠実だが精神面が不安定なためアースクレイドルのマザーコンピューター「メイガス」に忠誠を誓うように調整されている。また本物のゼンガーには浅はかならぬ因縁を感じておりゼンガーを倒すのは自分だと言い切ってゼンガーのピンチを救う一面も見せる。使用機はグルンガスト参式がナノマシン「マシンセル」の力で変貌した「スレードゲルミル」。

エキドナはラミアの前に作られたWシリーズ「W16」。そのためかラミアに比べてさらに機械的な印象を受ける。かなり命令に忠実で最後はアクセルの盾となり倒れる。使用機は「エルアインス」と「ラーズアングリフ」。

リーは唯一パラレルワールドから来た人物ではなくもともとは連合軍のスペースノア級壱番艦「シロガネ」の艦長。最初は味方であるがヴィンデルが自分達の足にするためにシロガネを奪った際彼を引き入れる。その後シャドウミラーの一員として動くことになるが、最後はスペースノア級参番艦「クロガネ」の艦首大型鋭角(要は戦艦の先に付いたでっかいドリル)の一撃で倒される。(情報提供:ブベンボーさん)

 

※参戦作品に『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS』を追加。
・各キャラの声優&補足(OGs内での)
ヴィンデル(声:梅津秀行)
補足:特になし

レモン(声:水谷優子)
補足:平行世界のエクセレンという設定のためかエクセレンと同じ声。また、使用機体がアシュセイヴァーのカスタム機『ヴァイスセイヴァー』に変更された。

アクセル(声:神奈延年)
補足:OGsでは元々の作品であるOG2と比べて性格が改変されており(OG2のアクセルのキャラ設定が非常に不評だったため)『こちらの世界』のキョウスケに対してのあまり執着しておらずむしろ別人としてみている。そのためキョウスケに立ちはだかる理由が【『向こう側(アクセルたちの世界)』のキョウスケと同じ、異常な存在(ゲーム内では何かに取り付かれたような怪しげな顔つきになっている)になる事を危惧しており、それを防ぐため】に変更されている。また時折Aの記憶喪失時と同じ「〜これが」と喋る時もある。使用機体はOG2で使用した2機に加え追加シナリオではレモンに変わりアシュセイヴァーに搭乗する。

ラミア(声:清水香里)
補足:言語機能の異常が過去2作品に比べ悪化しており正確に台詞と読もうとすると一苦労するほどである。また、完全に修復することによって自我に影響が出ることを危惧したレモンが、多少の調整を行うだけにとどめたため、稀に以前のような喋り方が出てしまうことがあるが、部隊のメンバーからは「特徴があって良い」、「かわいい」などと認識されている。

エキドナ(声:鈴木麻里子)
補足:特にないが上記のアクセルの性格改善により死亡時のアクセルの最後の台詞が変化している。

ウォーダン(声:小野健一)
補足:平行世界のゼンガーをモチーフにしたためかゼンガーと同じ声になっている。

リー(声:若林亮)
補足:OGsでは死亡せず最終的に行方不明になる。

<デュミナス一味>
声優(OGsにおいて)

デュミナス:早間京子
ティス:高橋まゆこ
ラリアー:永田亮子
デスピニス:石川恵

<補足解説>
OGsではおまけシナリオOG2,5に登場。発売前情報では明かされていなかったがスポットとして所々に現れる。なお、本格的参戦はこのOG2,5の完全版が収録されている『OG外伝』からになる。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「スパロボOG」 <追記その2>

・シャドウミラー
<アクセル>

OGsのOG2シナリオにおいて死亡したと思われていたが、OG外伝冒頭において特殊部隊『クライ・ウルブス(語ると長くなるので割愛)』にコクピッド及びソウルゲインのパーツごと回収される。その際本人も致命傷を負っていると確信していたが、まったく無傷であった。
※実は同時期に主人公部隊に倒された謎の存在『アインスト』の1人だったアルフィミィ(声:水谷優子)がソウルゲインの持つ自己再生能力と自身の力を使い復活させた。
その後しばらく意識不明だったが、イタリアのトーチカで目覚める。そのとき、この当時の地球の状況が自分達が求めて失敗した『闘争の世界』になりつつあることに皮肉を覚える。その後傍観を決め込もうとしていたがトーチカが襲撃(正確には中にいた実験生物の暴走)された際、修理された愛機ソウルゲインで出撃、自分達が目指そうとしていた世界の行く先を知るため、新たな道のために恋人の死などのすべての悩みを振り切っている。また、宇宙を漂流していた際のセリフや、デュミナスに洗脳されたラミア(別記)に対してのセリフから、今まで立場上描かれなかった主人公としてのアクセルの一面も見せている。公式外伝ストーリー『OGクロニクル』ではナイフ一本でリオンにしがみついて強奪、子供を抱えたまま空中に飛び出し味方機に受け止めてもらう、さらには生身のまま空中を飛んでいるリオンから飛び降りて湖に隠していたソウルゲインに乗り込むといった荒業を見せている。
※ちなみにこの話はOGsのOG2編内のアクセルの会話に登場している。

<ラミア>
OG外伝では序盤、新型機動兵器『バルトール』制御のためのコアにされてしまう。最初はバルトール開発者であるユルゲン博士の支配下にあったがユルゲン博士との決戦の際、不意をつかれ行方不明になりその後、デュミナスに洗脳されてしまう(スパロボRにおけるマスターアジアのポジション)。最終的にアクセルの活躍もあり救われる。

・デュミナス一派
[キャラ追記]
黒幕(OG外伝)……ダークブレイン(声:複数の声が交じり合っているため不明)

OG外伝で登場したデュミナスの創造者。その正体は世界を見透かす「暗破眼」と超高性能自律型霊子演算装置である「開明脳」の複合体にして次元の扉を開き、様々な世界を滅ぼしてきた闇の帝王。デュミナスが用済みになると容赦なく破壊するなど凶悪無比の存在。多くの人格を内包(そのため声は複数の声が混ざったような感じ)しており、開明脳と暗破眼以外の部分はその時々で姿を変え、時には名前を変えた事もあると思われる。作中登場するロアの宿敵。

<デュミナス>
OG外伝で語られたその正体はダークブレインが宿敵であるロアを抹殺するために送り込んだ兵器で、本当の名前は『デュナミス3』。正体が明かされた後、ダークブレインに欠陥品とされ破壊された。『R』と違ってラリアー達から「お母さん」と呼ばれることがあるが、デュミナス本人はラリアーとティスの存在が消える事に涙を流すこともなく、罪悪感を感じないなど、『R』の時のような愛情は持ち合わせていないようである。おそらく『R』とは似て非なる存在であると思われる。

<デスピニス>
OG外伝では彼女のみ別行動をとっていたためデュミナスに取り込まれておらず最終的に生き残った。その後、ラウルたちと会社を立ち上げることになる。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「大番長」(その2) <3悪度、60パーセント>

組織名……ナイトメア・アイズ

大ボス……プラム・バトリー

女ボス……カミラ・バトリー

部下……ミレル・バトリー

おまけ……ねこ番長

こちらは正真正銘の悪役なので、以前紹介したゲーつく隊より3悪度は高め。ナイトメア・アイズはホッカイドウを恐怖政治で支配しているヴァンパイア集団。

プラムはカミラとミレルの弟だが、実は自己暗示でカミラたちをヴァンパイアだと思わせ操っている。冷酷な性格でカミラ達も捨て駒のようにしか思っていない。

カミラはプラムが眠りについているため実質上、ナイトメア・アイズのボスである。性格は女王様チックでプラム意外の部下はゴミくずのように扱う。ナイトメア・アイズが宿敵となる久那妓ルートでは、洗脳を解き仲間にすることも可能。

ミレルはおどおどした性格のめがねっ娘、どんくさいのでカミラには嫌われている。コウモリを操って襲撃してくる。

ねこ番長はナイトメア・アイズに戦いをいどむがあっさり負けてしまい、お情けで部下にしてもらった。アニメ版ポケモンのニャースのような立って歩く喋るねこ。番長と名乗っているがどの学園の番長でもない。お調子者でネコ缶一個で仲間になってしまう。久那妓ルートでのみ仲間にできる。(情報提供:m、kさん)

 

「HOSHIGAMI〜沈みゆく蒼き大地」 <3悪度、60パーセント>

組織名……ジャクリーヌ盗賊団

リーダー……ジャクリーヌ

部下……セイシェル、エイトール

2002年にプレイステーションで発売されたSRPG。後にキャラデザを一新して2007年にニンテンドーDSでリメイク版が発売された。親友のレイマリーと共にバトルヘルパー(傭兵)をしている主人公・ファズは大陸全土を揺るがす野望に巻き込まれていくこととなる。Chapter.2の最後、クヴェルドの町での戦闘終了後に「使者を送る」選択を取るとジャクリーヌ盗賊団と戦うこととなる。

<メンバー解説>
ジャクリーヌは盗賊団のリーダーで、高笑いと露出度の高い衣装が特徴。盗賊団ではあるが根っからの悪人ではない。むしろセイシェル・エイトールのボケっぷりにツッコミを入れまくる点でひそかに苦労人。

セイシェルはチーム唯一の男性でジャクリーヌを「姐サン」と呼んではハリセンで叩かれるというボケ役の鑑的存在。

エイトールは比較的まともなキャラではあるが、たまに余計なことを言ってはジャクリーヌにツッコミを入れられる。ジェラルド王国の首都タスを目指すファズたちと何度か戦うが、戦いの中で根っからの悪人ではないこともわかり、選択次第ではジャクリーヌはメインメンバーとして仲間に加えることも可能。

ジャクリーヌをメインメンバーとして仲間にできなくても、セイシェル・エイトールと共にバトルヘルパー紹介所で低確率で仲間にすることも可能。(情報提供:M1号さん)

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