「究極超人あ〜る 究極戦隊コウガマン」 <3悪度、75パーセント>

女幹部……ヘル・マリイ(=西園寺まりい)(声:川村万梨阿)

将軍……将軍イワッシー(=鰯水 等)(声:鈴置洋孝)

悪の科学者……成原成行博士(声:青野武)

分類:漫画・CDシネマ。原作:ゆうきまさみ。この3人が構成する帝国ナリーは、世界征服をして学界に復習をすることが目的。博士こそ事実上のボスだが、自ら巨大化したり、メカナリハラを製作したり・・・。そして、R28号(R田中一郎)を作った本人でもある。

イワッシーは、コウガピンクのえりかをさらったり、間抜け獣を薬草で進化させたり…と結構頭脳はあるのだが少々短気。漫画では、即刻やられる。マリイは、マヌケ時空発生器を操り、あ〜ると最も何度も接戦を繰り返している。事実上の主人公のライバルと言ってもいいだろう。(情報提供:ギャグレキスト後藤さん)

 

「ワルサースルー」 <3悪度、70パーセント>

組織名……ワルサースルー

女ボス……社長(名前なし)

副ボス……レオナルド・プリンオトコ

メンバー……セルジオ・バートレット、ケイト・トレイシー、ポッチン

追加メンバー……上佐イアーク、マリナ

98年から2000年まで月刊少年ガンガンに連載されていたたかなし霧香原作のギャグ漫画、現在エニックスよりコミックスが全2巻で発売中。ワルサースルーは表向きには探偵家業をしているが、実際は世界を征服する力を持つと言われる謎の物質「クリスタル・オブ・ワルイコト」を探す傍ら、世界征服活動を暗におこなう悪の秘密結社である(だが中盤〜後半にかけてはクリスタルのことはほとんど無視されていた)。

女ボスの社長はワルサースルーを取り仕切る人だが、結構いい加減な性格でろくな作戦を提案した事がない。人間離れしたブサイクが大好きで、彼女いわく欠点を長所に変える事が出来た人が好きらしい。プリンオトコは社長の夫でケイトの父親、まるでプリンのような顔をしておりものすごいブサイクな上に頭も性格も悪いため娘からはひどく嫌われている。当初2人とは別居中だったが、中盤社長が勝手に旅に出てしまったため、社長が帰還するまでの21〜29話までの間ワルサースルーの代理ボスとなった(だが提案する作戦は社長よりひどい)。
セルジオは一応本編の主人公で、ワルサースルーの新入社員、22歳。かなり美形でメンバーの中では唯一まともな人格を持っており、最初はまじめに世界征服を狙っていたが次第に周りに感化されていった。銃が好きらしい。

ケイトは社長とプリンオトコの娘で16歳(高校は中退したらしい)、組織の中では社長の次に権力を持っており、作戦実行権を握っている。サラッときつい事を言ったりして人を傷つける事が多いが、本人に自覚はない。セルジオの事を密かに思っているらしいが、本音トークの彼女も口には出していない。

ポッチンはこの作品の影の主人公で25歳、アラン・スカドン以上に謎の多い男である。おかしな言語を使ったり、4足歩行で高速移動したりと、人間離れした行動を取りまくるが、戦うとめちゃ弱い。美女好きで、どうしてだか変わった人に好かれる体質でもある。でもなんだかんだ言ってメンバーで一番活躍してたりする。本名ポッティン。

◎追加メンバーのこと

●上佐イアーク → 裏の世界に名をはせる巨悪の集団「上佐グループ」の会長、だがかなりブサイクで、悪どいだけでほとんど役立たず。最初はワルサースルーと対立していたが、ある事件によって組織は壊滅してしまい、成り行きでワルサースルーに仲間入りした。

●マリナ → 上佐グループの開発した女性型高性能サイボーグで上佐イアークの秘書、設定年齢18歳(だが実際はそれより老けて見える)で製造されて5年。主人である会長の事をまったく尊敬しておらず、態度もおざなり。アルコールをエネルギーにしており、武器は口からの火炎。ひょんな事からポッチンに惚れてしまう。

◎その他のこと

●ワルサースルーの目的である「クリスタル・オブ・ワルイコト」は、ワルイゾ・ワルイデ・ワルイヨ・ワルスギ・メチャワルイの5つに分けられており、世界各地にいる「ポ族」という人種が1つずつもっている(ポッチンもその一人)、終盤ワルサースルーはついにクリスタルを揃えるのだが、実はそれは悪の精神集合体、破壊神ボケナス・ポポンを復活させる道具であった(ボカンっぽいどんでん返しである)。だが最後はボケナス・ポポンは、自分の分身の一人であったポッチンによって倒された。

●ワルサースルーには「ワルサッ!!」という専用のかけ声がある(17話ではポッチンが「ワルサーするさーそーするさー!!」と勝手に長くしていた)。

●最終回では、ドロンボー一味と思われるイラストがちらっと載っていた。(情報提供:真・ヤッターよこずなさん)

 

「妄想戦士ヤマモト」 <3悪度、70パーセント>

敵組織……フェチ撲滅機関

特殊工作員……黒崎堕美泥(くろさきだびで)

部下……白鳥由希

小野寺浩二作のコミックで現在は少年画法社より2巻まで発売中。黒崎は元は少女漫画家だったが自分のキャラがオタクたちの萌えの対象になるのが我慢できず、フェチ撲滅機関に力を借すようになった。

眼鏡っ子を減らす為に全国コンタクトレンズ工場の総指揮官になったり、フィギュアオタク撲滅の為にフィギュア型爆弾を作るなどオタクに対する恨みはかなり深い。主人公山本の萌えエネルギー攻撃を
「否シールド」で跳ね返すが、最近はじょじょに山本に感化されてる模様。ミカエルという猫を飼っている。

白鳥はめがねっ娘協会教祖南雲の元彼女でめがねっ娘しか愛せない彼をまっとうな道に戻すため堕美泥の部下になった。性格は至って家庭的で生真面目。南雲のことを今でも愛している。

「萌え」と「男臭さ」が同居する濃い作品なので注意しましょう(笑)。(情報提供:m、kさん)

 

「妄想戦士ヤマモト」 <追加情報>

フェチ撲滅委員……六天灰夢(ロッテンハイム)クララ

雨宮真綾(あまみやまーや)

部下……ベンジャミン

堕美泥の後釜として登場したフェチ撲滅特殊工作員。クララは3巻の「妄想刑務所編」に登場し、秋葉原を襲撃してオタク達を妄想刑務所送りにした。性格はお嬢様と女王様の中間タイプで、ジンマシンがでるほどのオタク嫌い。

真綾は4巻の「コンタクト大将軍編」に登場しためがねっ娘教団撲滅の為の指揮官。一人称は「ボク」で性格はいたってクール。クララからは妹のように思われている。

ヤマモトたちオタクとの戦いに敗れたあとはクララはフェチ撲滅委員の下っ端に落とされ真綾の下で働いていたが、真綾も敗れたあとは3人で内職生活、そして、オタク達の萌えを誘発させたとゆうことで裏切り者扱いとなってしまう。

ベンジャミンはクララの執事で金に汚く、裏切り者扱いとなったクララと真綾を平気で売ったりする。必殺技はベンジャミン時空。(情報提供:m、kさん)

 

「アクエリアンエイジ」 <3悪度、70パーセント>

敵勢力……極星帝国

女将軍……レイナ・アークトゥルス

カレー仲間……厳島美晴

メガミマガジンに連載中のあさぎ桜先生のコミックで単行本も学研より発売。極星帝国は地球とは違う文明をおくってきたパラレルワールドでカレーの素晴らしさを広める為に地球侵略に来た。ちなみに、女子にはブルマの着用が義務となっており(男がはくと死刑)ブルマの素晴らしさを広める行動もおこなっている。

美晴は阿羅耶識(あらやしき)総裁厳島美鈴の妹で、ぐーたらな姉をこらしめるためレイナと手を組んだ。カレー32杯食べても足りないほどのカレー好き。レイナのことは家来だと思っている。(情報提供:m、kさん)

 

「ティンクルセイバーNOVA」 <3悪度、70パーセント>

敵組織……世界征服部

福部長……浅凪九朗 部下、新井祐之介、松田七月男

スタジオDNAより発売の藤枝雅先生の コミックスで単行本は1巻が発売。 世界征服部はかなり人数が多いのですが この三人が3悪っぽいので紹介します。

世界征服部は名前どうり世界征服を目標とした部で、 とりあえずは学食や学校近くの食堂を支配しようと しているが、(リベラルな校風のため 学校公認となっている) 主人公の食いしん坊少女鈴鳴はやなが 「正義の味方部」に入りティンクルセイバーとなったため、 彼女たちと戦いを繰り広げている。

浅凪はロングヘアにメガネの学生で参謀的存在。 口調も穏やかでフェミニストだがやや大ボケ、 失敗が続いたため指揮官から内部補佐に回された。

新井、松田は征服部の下っ端、 新入部員がいないため下っ端は彼等だけである。 やられ役であることを自覚している。 (「いつもどおりやられてきます!」とゆう セリフがあった) 松田ははやなのファン、新井は正義の味方部顧問の 霧瀬先生のファンであるため、 「はーちゃんマスク1号、2号」となって はやな達を助けに来る時もある。(情報提供:m、kさん)

 

「GS美神極楽大作戦」 <3悪度:70パーセント>

男ボス……アシュタロス

コンピューター……土具羅魔具羅

長女(メカニック系)……ルシオラ

次女(パワー系)……ベスパ

三女……パビリオ

ペット(笑)……ポチ(横島忠夫)

サンデーの名作の1つでもある椎名高志原作の漫画。アシュタロスたちは29巻から35巻までの「アシュタロス編」に登場したシリーズ最大の敵たちである。

アシュタロスは魔界でもトップクラスの実力を持つ悪魔。7巻から登場のメドーサやなど序盤から影で色々やっていた張本人。宇宙処理装置(コスモプロセッサー)を使い世界を自らの思うがままにするためにそのために必要な主人公美神令子の魂を狙った。

土具羅はきらめきマンのドグリンに似た土偶型のロボットで主に演算などを担当。ロボットだが妙に人間(親父)くさく酔っ払って横島に愚痴を言っていたりした。最終的に頭だけになるが、その後魔界の情報部に引き取られた。ルシオラはアシュタロスが生み出した魔族の3姉妹の長女。機械や生物などに詳しく生物兵鬼(いわゆる戦闘用兵器)を生み出した。性格は情熱的な性格で1年しか寿命がないと知りながらも横島と恋仲になるが最終的にアシュタロスを裏切り自分をかばったため瀕死の重傷を負った横島を救うために命を落とす。基本的に3姉妹は虫の化身でルシオラは蛍の化身。

ベスパは3姉妹の次女で蜂(使い魔の形状を見るとスズメバチか?)の化身。ルシオラ消滅の実質的原因であるが最終的に彼女を救うため奔走する(ちなみに横島、ルシオラの2人に恨みがあるわけではなくアシュタロスにほのかな恋心を抱いていたことが原因)。基本的に肉弾戦専門。事件解決後は魔界軍に入る。

パビリオは三姉妹の末っ子で蝶の化身。姉2人と違い明らかなお子ちゃま体系で思考も単純。しかし強力な眷族(蝶)を操ることができる。ペットを飼うのが好きで横島以外にもケルベロスや横島の仲間であるヒャクメ(ベスと名づけられていた(笑))を飼っていた。2人の姉が死んだ(ルシオラはともかくべスパは生きていたが・・・)と感じ動けなくなるほどのショックを受けたこともある。事件解決後は竜神の小竜姫に預けられることになる。なお、ある回で「今週のビックリドッキリメカ〜。」と明らかにボカンを意識した(ちなみに土具羅も同じコマで「ポチっとな。」と発言している)発言をしたことがある。

ポチ(横島)は主人公美神の元でバイトをしている高校2年生。原作当初は女好きの典型的役立たずキャラだったが9巻以降(ちなみに漫画のみ)潜在的霊力(実は美神より上らしい)霊力に目覚め(小竜姫の助けはあったにせよ)「サイキック・ソーサー(序盤の主軸技である霊力を六角形に収束したもの)」、「栄光の手(ハンズオブグローリー、霊力が手に収束したもの。横島は霊刀として主に使用)、「文殊(横島最強の武器。霊気で生成した玉に漢字一字のキーワードをこめることで色々な効果を発揮する。ちなみに人界では彼のみの能力)を使い大活躍する。このシリーズでは序盤スパイとして潜入、雑用等をやらされていたがそこでルシオラと恋仲になっていく。

しかし、ルシオラが自分のために命を落としたこととその後その後訪れた彼女が生き返るチャンスを(地球の命運と天秤にかけていたのも原因だが)みすみす逃してしまったため心に傷を負う。そのため本シリーズ終盤はいつもと違いかなりシリアスなムードを見せた。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「セガのゲームは世界いちぃぃぃ!」 <3悪度、70パーセント>

長男……メガドラ兄さん

次男……サターン

三男……ギア男

長女……ドリームキャス子

ドリームキャストマガジン(現在は「ドリマガ」)に連載中のサムシング吉松作のコミック。別名「セガ一家」とも呼ばれる4兄弟がセガのハードを売るために毒舌を吐きまくるのがツボで単行本も2巻まで発売されている。

メガドラ兄さんはピンで主役を張った過去もあるが今ではキャス子へのツッコミ&過激なボケ担当、関西弁であるがボヤッキー的ポジション。サターンは一家ではもっとも影が薄い、キャス子が登場するまではサターンのハードをかぶって暮らすセガ人という設定だった。ギア男は小学生、「ゲームギア」というマシーンがモデルである。

キャス子はこの漫画のヒロインでドリームキャストの売り上げ後援のためにプロレス界にデビューするなどいろいろやっている。(今は引退)。ドロンジョ様的キャラだがセガがハード生産を中止しソフト専門となった今ではかなり立場が弱くなっている。(ドリームキャストのソフト「シェンムー」にはガチャガチャの景品としてこの4人が登場している)(情報提供:m、kさん)

 

「黒のもんもん組」 <3悪度、70パーセント>

グループ名……黒のもんもん組

メンバー……とらじゃ、かりた、めりた

1978年から6年間「ララ」で連載された猫十字社氏作の不条理系ギャグ少女マンガ。この時代からはかなり珍しいシュールさをかもしだしていた。

とらじゃはドロンジョ様的キャラで(一応)この漫画のヒロイン。美少年が大好きでかなり過激なこともやってのける。(男湯を強襲してハーレムを作るなど)。本業は漫画家でタコのルーちゃんをアシスタントにしている。ストーリー後半で、中国とらじゃ、インダスとらじゃ、メソポタとらじゃ、エジプトとらじゃなどがいることが判明した。ボヤッキーのように長くは続かない顔面シリアス化も可能。

かりたはメンバーのツッコミ役となることが多い、よくとらじゃにヒドイ目に合わされている。

めりたはボケ役が多い、ゴキブリと生活しているため、たくましさは天下一品。1円玉を食べてダンゴを作る、突如思い立ってごきぶり怪獣になるなど、アラン・スカドン並みの奇人変人ぶりを見せる。(情報提供:m、kさん)

 

「こちら世界征服同好会!!!」 <3悪度、70パーセント>

グループ名……世界征服同好会(略してSSD)

女ボス……毒島(ぶすじま)ナツメ

部下……皆瀬蒔恵、佐々山準、ユイ

ペット……ポチ

『まんがタイムきらら』に連載されていた上原甲斐作の4コマで全2巻。世界征服同好会(以下SSD)はナツメの私利私欲によって発足された世界征服を目標とした組織である。(だが中盤からは世界征服とは全く関係ない方向にベクトルがずれていった)

ナツメはこの漫画の主人公でメインヒロイン。ずるがしこさと口の上手さでは右に出るものはいない。微妙に貧乳なことにコンプレックスを抱いている。

蒔恵はやや電波入りの危険少女、着ぐるみやオカルトが好き。殺人的な料理の腕前を持つ。

準はパシリ的存在の少年。ツッコミ&ショタ担当。

ユイはSSDのバカバカしさに業を煮やして登場した『バカハンター』。驚異的な強さを誇るが、ナツメの口車に負けSSDの一員となった。

ポチは蒔恵の召喚術で登場した全能の神だがナツメに負け、SSDのペットとなった。ストーリー中盤から蒔恵の料理を食べたことが原因で、美少女キャラに変身し可愛いが毒舌のキャラになった。(情報提供:青春を語る8章さん)

 

「こちら世界征服同好会!!!」 <その2>

女ボス……ショウ誠寺さやか

部下……御月野詠子、美子

さやかはナツメとは昔からの腐れ縁のライバルキャラ(ショウの字が変換できませんでした・・・)。お嬢様で高飛車なのはお約束といったところ。寒いギャグを得意技とする

詠子、美子はさやかの御付き、通称A子、B子。さやかのわがままに付き合わされるためグチが多い。(ぼやき&グチ大会は47回にもおよぶ)

1巻ではさやか「やーっておしまい!」、A子、B子「アラホラサッサー」というやりとりがあったり、敗北した時にドクロ雲が浮かんだりしていた。(情報提供:青春を語る8章さん)

 

「でぃ・えっち・えい」 <3悪度、70パーセント>

リーダー……明星獅ぃ子

メンバー……田名網久美、那賀花美巳

ゆうきりん氏による小説で電撃文庫より発売。谷村まりか氏による漫画版も発売されている。この物語には7つの大罪を持つ7人の少女が登場するのだが、出番の多いこの3人を紹介します。

獅ぃ子たちは主人公の神代光(その正体は大悪魔ルシファー)を目覚めさせようとそれぞれの「罪」を覚醒しようとしてくる。獅ぃ子は高慢(プライド)の罪持ちで金髪ツインテールの女社長。性格も高飛車で他の女の子達ともやや見下したような視線で話す。久美は憤怒(ラース)の罪持ちで頭に血が上りやすい熱血少女、獅ぃ子とはケンカすることが多い。美巳は大食(グラトニー)の罪持ちでのんびり屋で大食い。久美と美巳は2人でトンズラー的ポジションにある。(情報提供:青春を語る8章さん)

 

「でぃ・えっち・えい」 <追加情報>

久美は女子プロレスの地下興行、美巳はスナック菓子のレビューを雑誌に送ることで収入を得ている。彼女等は光を堕落させようといろいろなことをしてくるが、光が神聖さを取り戻すと服が溶けてしまうというおしおき(?)を受けてしまう。(情報提供:青春を語る8章さん)

 

「クイーンズブレイド」 <3悪度、70パーセント>

ボス……沼地の魔女

部下……千変の刺客“メローナ”(声:鹿野優以(CDドラマ版)/釘宮理恵(アニメ版))

部下……冥土へ誘うもの“アイリ”(声:伊藤かな恵(アニメ版))

部下(便宜上)……古代の女王“メナス”(声:後藤邑子(CDドラマ&アニメ版共通))

美少女同士を戦わせるゲームブックで現在、アニメ版「流浪の戦士」、第2期シーズンに当たる「クイーンズブレイドリベリオン」、さまざまなゲームなどとコラボレートした外伝作品「クイーンズゲート」などが存在する。沼地の魔女はクイーンズブレイドの世界における悪役である大魔女だが現時点では詳しい詳細は不明。

・メローナ
沼地の魔女の部下のリーダー格でその正体はボク口調で話す人間の姿をしたスライム。スライムだけあって変幻自在な体を武器に諜報活動や暗殺を行う。普段はいたずら好きかつ子供っぽいところがあり主である沼地の魔女にもため口で話す。普段はいい加減な印象だがこと変装に関しては真摯なところがあり完璧になりきるための努力を惜しまない。クイーンズブレイド(この世界を支配する女王を決める女だけの武闘大会)にはかく乱要因として参加。ゲームブックでは武器が自身の体のためさまざまな特殊能力を持つかわりに飛び道具を使うと文字通り自分の身を削る事になる上、特性上アイリと相性が悪い。アニメ版第2期『玉座を継ぐ者』では第1話において現女王のアルドラ(声:竹内美優)を暗殺しようと企むも返り討ちにされ結晶体の中に閉じ込められてしまう。しかし終盤偶然出来た隙間から脱出、天使のナナエル(声:平野綾)と結託(最初は若干騙す形で)し女王アルドラ(声:竹内美優)の背後にいる堕天使デルモア(声:石田彰)を倒すため奔走する。

なお、結晶に閉じ込められた1話〜9話までの次回予告では第1期の予告を担当していたナナエルに変わり予告ナレーションを担当している。

・アイリ
メイド服に身を包んだ少女霊。沼地の魔女に絶対的な服従をしており(術をかけられているが自身からも慕っている)普段はメイドとして使える一方で戦闘時は巨大な鎌を武器に戦う。定期的に生者の生気を吸わないと生きていけないため原作設定では沼地の魔女が自身の精鋭としてクイーンズブレイドに参加させたが自身も食事と称して参加者を襲おうとたくらむ。

アニメ第2期ではひょんなことから武器商人カトレア(声:柚木涼香)の息子のラナ(声:釘宮理恵)に慕われるがその結果生気補充が出来なくなり中盤愛用の大鎌を残し消滅するが最終話でカトレアを救おうとやってきたラナの活躍もあり復活する。
沼地に戻るに戻れない状況なのかラナのところに厄介になろうかと考えている。

ゲームブックでは自身、相手構わずふれた場合生気を吸収(メローナの場合は常時)できるなど回復手段が多い一方基礎体力が低く接近戦が苦手な上級者向けキャラとなっている。

・メナス
沼地の魔女によって復活させられた古代王国の王女。しかし、沼地の魔女の配下になることを拒み脱走、その折であった商人からクイーンズブレイドの事を聞き王国再興のため出場する。天然ボケの性格かつ時間的隔絶により現在の世界にカルチャーショックを感じている事もあり、周囲から風変わりで不思議な雰囲気を纏った人物に見られている。また、王家出身の誇りを持ち、周囲の人物を対等の存在と認めず、それらは自分とアマラの威光に跪く事を当然と思っており、口調も丁寧ながら尊大さが見え隠れする。そしてそれ相応の指導力とカリスマ性を備えており、民衆からも支持されている。また過去における失敗から、無意味に相手の命までは奪わない様になった(ただしマッサージ師の腕一本を呪いで切断したが…)。武器は少々スケベな意思を持つ杖リビングセプター“セトラ(声:若本紀夫(CDドラマ)/立木文彦(アニメ))”。また、殺人格闘術なる格闘技と呪いのオーラなる特殊攻撃も備える。

アニメ第2期では6話で主人公レイナ(声:川澄綾子)の姉クローデット(声:田中敦子)と戦うが敗北しメローナ同様結晶体に閉じ込められてしまうも最終話で復活する。

ゲームブックでは体力がやや低めで打たれ弱いが、呪いが成功すると毎ターン相手にダメージを与えられる(ただし、唯一例外なのは霊体であるアイリ)。ちなみに沼地の魔女から離反しているためアイリとは仲が悪い(その割にアニメ版では一緒に風呂に入る回がある)がメローナとは過去に戦ったことこそあるが現在は友好的である。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「ウルトラ忍法帖シリーズ」 <3悪度、65パーセント>

組織の名前……朧党

ボス……冥府羅州烈風斎(めふぃらすれっぷうさい)

科学者……沸苦(ふっく)

部下……笹比羅(ささひらー)

以前コミックボンボンに連載されていた御童カズヒコ作の忍者ギャグマンガで、登場キャラはみんなウルトラマンシリーズのキャラ。ボスの冥府羅州は、舞台となる鶴亀の国を支配しようとするやつ。沸苦は朧党の科学者で相手を粘土にするネンビラ銃などを作っている。笹比羅はもともとは一発キャラだったが、第3シリーズ超(ウルトラ)のこう魔王編(唯一のシリアスストーリー)以降レギュラーとなった。必殺技は「朧忍法かまいたち」で、妻と息子の3人暮らしをしている。それ以外に怪夢瑠十人衆(けむーる10人衆)というキャラもいる。(情報提供:ブベンボーさん)

先日「疾風ウルトラ忍法帖」のコミックス1巻を読んでみたら、ボスのメフィラスが「このスカポンターン!!」と言っている所を見つけました。(追加情報:真・ヤッターよこずなさん)

 

「ウルトラ忍法帖シリーズ」 <追加情報>

2002年の七月号より連載が再開されており、現在も継続中です(2005年三月現在)。怪夢瑠十人衆に関して、追加情報を。彼らは十人兄弟で、それぞれ微妙に違いがあるらしい。違いは次の通り。

・一郎:みんなよりちょっと背が高い。
・二郎:みんなよりちょっと色目である。
・三郎:みんなよりちょっと目が大きい。
・四郎:みんなよりちょっと色が黒い。
・五郎:みんなよりちょっと太ってる。
・六郎:みんなよりちょっとハンサムだ。
・七郎:みんなよりちょっとやせてる。
・八郎:みんなよりちょっと目がきつい。
・九郎:みんなよりちょっとキンタマがでかい。
・十郎:みんなよりちょっとバカだ……。

尚、連載開始当初、怪夢瑠達が十兄弟という設定は無く、特撮ヒーローものの戦闘員のように大量に存在していて、92年の初期には、自分達が復活させた巨大怪獣・ガヴァドンによって、大量の怪夢瑠達が食われるストーリーがあった。 あと、忍獣たちの子供で構成される朧党少年忍者隊というのがあり、メンバーの一人にケムールJr.というのがいた。確か父は四郎で、母が八郎だった(と思う)。 因みに他のメンバーは、バルタンJr.、モチロンJr.、ペガッサJr.。(情報提供:赤坂ミツケさん)

 

「快僧のざらし」 <3悪度、65パーセント>

リーダー……のざらし

メンバー……陰念(いんねん)、陽念(ようねん)

「快僧のざらし」は、1975年〜1978年、山上たつひこ氏がちょうど「がきデカ」で一世を風靡していた頃に、月刊少年チャンピオン(秋田書店刊)で連載していたギャグ漫画です。彼等は「昇天寺」の修行僧で、バカで下品な振る舞いをして、寺の和尚や他の真面目な修行僧からあきれられている存在。映画館に行った時の入場料が子供料金だったので、みんな子供らしい(子供らしくないんですが…)。時には結構あくどい事をする事もありました(黄金探しといって、他人の家に空き巣に入るなど。最後は全員留置場に入れられてましたが)。三悪との大きな違いは、やってる事が悪い事であっても、本人らにそういう自覚がないところか?

のざらし:この漫画の主人公で、三人組の中心人物。手足が短くて小柄、頭のてっぺんがとんがって黒くなっていて、眉毛が太くて頬がぷっくらしている。とにかく常識というもののかけらもない。「地獄!」「仏滅。仏滅」など、奇怪なフレーズを発する(連載終盤ではほとんどやらなくなった)。歌はうまいらしい。

陰念:太っていて、口が前に長く伸びている。天然ボケ系。たまにツッコミ役に回る場合あり。

陽念:なぜか髪を剃っていない。三人の中で唯一、幼稚園に1ヶ月通っていたという学歴がある。一見一番まともそうだが実はかなりキレやすい。彼も時々ツッコミ役に回る事がある。(情報提供:やまさん)

 

「ハガキ戦士ジャンプ団」 <3悪度、60パーセント>

軍団名……ジャンプ団

リーダー(一応)……井沢どんすけ

メンバー……石塚U子、みやもとだいすけ、花子

97年から2001年まで週刊少年ジャンプの読者投稿コーナーに連載されていた石塚祐子原作のマンガ作品、彼らは決して悪というわけではないが、役どころと雰囲気が3悪に似ているので紹介します。

ジャンプ団は正式名称「ジャンプ地球防衛団」と言い、もし怪獣が集英社を襲撃した際に読者の送ってきたギャグハガキパワーで怪獣を撃滅する集団である(だが中盤からはまったく関係ない仕事ばかりさせられていた)。

一応リーダーの井沢は最初は得意の拳法や読者考案の発明品で怪獣を倒そうとするそれなりにかっこいいキャラだったが、第2部にて宇宙人安泥メダ男のアホ化銃を受けて以来、アホで泣き虫でヅラで奥菜恵ちゃんラブという鼻水たらしのボケキャラになってしまった、趣味はラジコン。

石塚はジャンプ団のイラスト担当(このマンガの作者でもある)の女性団員で、団員一の常識人だが、キレやすくマッハの突っ込みを放つ(この点がなんとなくドロンジョ様似)、怪獣どころかあの恐怖の大王を倒したこともあるジャンプ団の影のリーダーでもある、サッカーと犬が好き。

みやもとはジャンプ団のおまけ団員で、15歳だけど精神年齢は5歳程度、井沢と共にギャグ担当である、デジモンとカードダスが好き。花子は第4部でジャンプ団と戦った番長怪獣バンカランの妹で、当初は兄の仇を取るために自分の発明した「メリメリ破壊ロボ」でジャンプ団と戦ったが、みやもとに惚れてジャンプ団に入隊した、メカに強く、巨大化したみやもとを縮めるハリセンや、ハガキパワーを一億倍にして放つメカ、海水をくみ上げるジャブジャブ水くみロボといった発明品でジャンプ団をよく助けた。ちなみに花子以外のメンバーは実在の人物がモデルである。(情報提供:真・ヤッターよこずなさん)

 

「魔女っ子戦隊パステリオン」 <三悪度、60パーセント>

大ボス……大僧正アントナン=ギガイル

女幹部……D−アーネ

D−アーネの使い魔……三下駄犬「犬一号」

D−アーネのコーチ……発明おじさん

松沢夏樹が書いていた魔女っ子戦隊もののマンガで全5巻(コミックスは絶版)。大ボスの大僧正は地球を破壊して邪悪なる魔力を手に入れようとするキャラで任務に失敗したD−アーネをお仕置きしていたが最後はD−アーネを見捨てる冷血漢。

D−アーネは自分を信頼している(本人は愛している)法王(もともとD−アーネの種族は魔力が弱いためはみ出しもの扱いされていたが、そんなD−アーネに法王は優しくしていた。)のため地球を手に入れる(と最初は言われていた)目的のもと数々のゴーレム(種から生まれる怪物)を操るキャラ。毎回負けるたびに手下(D−アーネの手下という建前の左遷された兵士)に八つ当たりしている。物語の序盤に力を封じられたが試練の洞窟にあった魔法のステッキの力でパワーアップした。その後数々の作戦を展開するがやっぱり負けつ好きだった。性格は姉御肌である。普段はオンボロ寺「泥縄寺」をアジトにしている。

犬一号は魔法のステッキを手に入れたD−アーネのもとに現れた言葉を喋る眼帯の犬。眼帯に隠された目で人やものをゴーレム化することができる。

発明おじさんはコミックス3巻より登場した自称発明家のサイボーグ(本人いわく事故によるものらしい。)自分が見た中で最も哀れと思ったD−アーネを科学的に特訓した。(しかもちゃんと効果がでている。)ちなみにこの作品はCDドラマ化されておりその中での声優は

D−アーネ→久川綾さん

発明おじさん→若本規夫さん

である。(ちなみに大僧正と犬一号は出ていません)(情報提供:ブベンボーさん)

 

新フォーチュンクエストL(リミテッド)2巻「静かな湖畔のモンゲーナ」 <3悪度、50パーセント>

大男のリーダー……ハッサン

ヤサ男……リロウ

女キャラ……メロウ

フォーチュンクエストシリーズの最新作に登場するキャラ。リーダーのハッサンはずんぐりむっくりの中年男で、いつも窮屈そうな背広をきている。実は彼の正体は岩の化け物で、頭に花をつけた42号という名のストーンゴーレムを従えている。リロウは背が高く青い顔で、とんがり帽子をかぶっている。その正体は両腕が蛇の魔物で、同じとんがり帽子をかぶったマダラスカルという青と黄色の縞模様の蛇をしたがえている。メロウは黒髪、黒目、黒い服を着た年齢不詳な感じの女。その正体は,鋭い牙をもつネコ女。紫色でどくろのマークをもつジュリエッタというネコを従えている。この3人は、偽の冒険者カード(この世界で冒険者になるためのライセンス)を使い悪さをしていた。(情報提供、ブベンボーさん)

 

「超戦士ガンダム野郎(ハイパーせんしガンダムボーイ)」 <3悪度、50パーセント>

組織名……アクシズ

ボス……将軍X

メンバー……狼馬舞留人(ロマ・マイルド)、スミス大薫(スミスダイクン)、千本木獅子丸(センポンギ・シシマル)

今から15年ほど前に、コミックボンボンで連載されていたプラモバトル漫画、「超戦士ガンダム野郎」(原作:クラフト団、まんが:やまと虹一)に登場した悪役達。突っ込み出すとキリが無い程とんでもない発明やバーチャルバトルが登場しているのが、この作品の特徴の一つ。

スミス大薫は最初に登場した悪役で、当初は「サタンデビル」、通称「SD仮面」と名乗っていた。プラモ界の制服を狙い、G研のコンピューターにウイルスをまき散らしたりたが、G研全国大会で主人公の天地大河(アマチ・タイガ)らに野望を阻まれ、姿をくらませていた。

狼馬はその直後に登場した悪役で、最強の改造戦士(と言ってもフルスクラッチだが)のガンキラーで一度は大河を完膚無きまでに叩きのめす。元々は大薫の慈尾(ジオ)家と敵対していたらしいが、一度は手を組み、「大暗黒SD連合」を作り上げ、G研に挑戦。しかし、結局は大薫に裏切られてしまう。  その後は二人ともしばらく登場せず、獅子丸が出てくる事になる。

獅子丸は元々「少年コマンド」という組織の一員だったが、火やカッターなどを使った危険な改造ばかりしていた事を咎められ、仲間(狼馬や大薫ではない。念の為)と共に「エビルコマンド」を結成。しかし、これも結局大河らの活躍によってつぶされる。

アクシズはその三人が最後に結成した組織で(大薫と狼馬の和解や、三人が手を組む事になった経緯は描かれていない)、将軍Xを復活させようとしていた。しかし、復活した将軍Xの闇大帝に獅子丸のビグザムが破壊されてしまった為、離反。だが、その直後大薫の武者ガンキラーと狼馬のガンキラーUは強制的に融合させられ、千生鬼羅阿(センナリキラー)になってしまう。  自分達の意志に反してXに身体を操られる二人は大河に襲いかかるが、すんでのところで身体の自由を取り戻し、Xに反撃。闇大帝の弱点を大河に伝えるも、自爆させられる。  大河が闇大帝を倒した時には三人とも無事だったが、彼らのその後の消息などは描かれていない。

将軍Xは、正体はミイラで、その後も最終回になるまでしつこくあの手この手で大河達に戦いを挑んできたが、復活した新世大将軍に敗れ、ついに最後を迎える事になった。(情報提供:赤坂ミツケさん)

 

「火星ロボ大決戦」 <3悪度、50パーセント>

敵グループ……ペンギン帝国

リーダー……司令官(名前なし)

部下……ペンギンコマンダー

「まんがタイムきららキャラット」に連載中の、なかま亜咲作のコミックで単行本は1巻が発売されている。ペンギン帝国は人間そっくりのペンギン達の集まりで、主人公、輿那嶺(よなみね)ギコの操る火星ロボと戦いを繰り広げている。

司令官はロリ顔巨乳の姉御的キャラ、元火星ロボ操縦者の与儀ヂョウにかなりのセクハラをくらっている。服を破かれることが多いドロンジョ様的キャラ。

ペンギンコマンダーは帝国の雑兵、基本的には役立たずでHな者の集まりである、人間にしか見えないがペンギンらしい(司令官が「私は人間だがペンギン側につく」と言ってたので)。

*ペンギン帝国のメカの歴史

南極1号・・・人間ほどの大きさだったので 火星ロボにあっさり潰される

南極2号・・・ギコが装着した火星スーツであっさり 倒される

南極3号・・・司令官の声に反応して動くが 周りの音が大きすぎて声が届かず敗北

南極4号・・・金槌で叩いただけでもへこむほどの装甲

南極5号・・・必殺技を打ち込もうとした司令官が 自分も巻き添えになると気付いて 攻撃をやめたため敗北

南極6号・・・胸部から「南極ビーム」をだすことが できるが発射する前に火星ロボの兄弟機の 水星ロボに倒される

超南極HumboIdt(ちょうなんきょくふんぼると) ・・・帝国最強五人衆の一人フンボルトが操るメカ。 ペンギンコマンダーいわく「略して超H」。(情報提供:青春を語る8章さん)

 

「ヨキ、コト、キク。」 <3悪度、45パーセント>

猫神家の三つ子……良子[ヨキコ]、琴助[コトスケ]、菊乃[キクノ]

『ヨキ、コト、キク。』は、コゲどんぼ氏によるブラックユーモア漫画(全1巻・ブロッコリー刊)。元になっているのは横溝正史原作『犬神家の一族』。お爺様の遺言がきっかけになっているところや、探偵(銀田一コースケ)が出てくるところは「犬神家」に似てますけど、オリキャラを登場させるなど、途中からはほとんどオリジナルの展開になります。この三つ子は、各々の夢を叶えるため猫神家の遺産を手に入れようと、三人が三人とも他の兄弟を、さらには満州に出征しているスケキヨ兄さん(←シャア・アズナブルそのまんま、いいのか?)の許婚であるタマヨをも亡き者にしようと企んでいます。ところで探偵の銀田一さんですが、思ったほど出番が多くなく、出てきたら出てきたでひどい目に遭わされてばっかりいます。

良子:夢は秘密。斧を武器に使用。
琴助:夢は病弱な自分自身の身体を治療するための特効薬を作らせる事。琴糸を武器に使用。
菊乃:夢は世界中に自分専用の劇場を作り、毎晩ショウを開く事。千本針を武器に使用。(情報提供:やまさん)

 

集英社バレット文庫 こ 10−3「図書館戦隊ビブリオン」 <3悪度、40パーセント>

(著書 : 小松由加子、イラスト :たつねこ)

ネオ・バグフォード四天王 :

  禁書のセラピス  … とある会社の社長を務める、ネオバグフォード最高幹部。
             その正体は、鼻下に立派な髭を生やしたダンディーな男。
             イラストによれば、ドンファンファンに近いと思われる
  蟲使いフェルララ … ヴォンッ、キュッ、ボン!と言ったグラマースタイルの持ち主。
             平蔵君という赤ん坊を背負って離乳食を与える、子持ちの女。
             虫好きにして小間使いをさせるのを趣味とした性格がバグフォード様に
             目をつけられ、ボス格にされたようだ。本職は主婦。
  焚書魔人バーゼル … いつもバーベル挙げやスクワットなどで体を鍛える怪力マッチョ。
             彼の闘志が悪の超科学により炎を発するようにされ、図書館の本を燃やし尽くす
             と言う凄い奴だが…。表向きは酒屋の配達人らしい。
  水のアルクイン  … いつもおどおどしてジメジメした頼りない、ひ弱な性格。現在大学生で、最も年下。
             しかし、ジメジメした性格が”周りをいじいじさせる能力”として買われたわけ
             だが、全然威厳も無く、ネオバグフォード下っ端戦闘員にもバカにされる。

ネオ・バグフォード四天王は、その主従しなければならない真ボス・バグフォードから「図書館戦隊ビブリオン」を倒してアレキサンドリア漂流図書館の本を汚す指名が与えられるが、その度、毎度毎度”指令直後自動誘爆”を喰らい、結局や四天王たちが毎度の作戦を考えなければなるまい。

しかしはっきり言って、マヌケ度で言えば三悪度40%。(情報提供:ギャグレキスト後藤さん)

 

「HELLSING」 <3悪度、40パーセント>

組織名……ミレニアム(最後の大隊・LAZTE BATTALION)

ボス……少佐(モンティナ・マックス?)

頭脳系……博士(ドク)

側近……大尉

伝令……シュレディンガー准尉

手下(?)……トバルカイン・アルハンブラ中尉、リップヴァーン・ウィンクル中尉、ゾーリン・ブリッツ中尉

ナチス親衛隊の生き残りである彼らは、戦争狂である少佐に率いられる、人工吸血鬼による軍隊で、目的は戦争行為そのものである。

少佐はありとあらゆる戦争行動を愛し、「無限に奪い、無限に奪われる」や「殺したり殺されたり、死んだり死なせたりしよう」などと言う。第2次大戦開始直後から、総統特秘の元に秘密裏に行動を始め、その頃はナチスSSの中尉だった。元々「ミレニアム計画」とは、「吸血鬼による軍隊」を作り、戦線に投入する事であったが、完成したのは不完全なグール(早い話がゾンビ)のみだった。それでも戦線に投入されたならば恐るべきものだったが、英国国教騎士団・ヘルシングの吸血鬼アーカード(彼はオリジナルである。声:中田譲治)と、彼の戦友である若りし日のウォルター・クム・ドルネーズ(声:清川元夢)によって壊滅させられてしまう。この為少佐はヘルシング機関、特にアーカードを永遠の宿敵と見なしている。ちなみに彼は、この物語の作者である平野耕太氏が、ヘルシングより以前に執筆していた「コヨーテ」に登場する「モンティナ・マックス」がモデルである。

博士はミレニアムの頭脳で、兵士の吸血鬼への改造は、全て彼が行っている模様。見ている限りでは、ミレニアム中一番常識人(と言って、マトモと言う訳ではない)で苦労人。彼もコヨーテにモデルがいる。

大尉は無口で、今のところ(2005年4月現在)一言も喋っていない。ミレニアム最強の兵士らしく、ウォルターとは因縁の間柄のようである。武器はモーゼル。少佐や博士同様、彼もコヨーテにモデルがいる。

シュレディンガーは、外見はネコミミの生えた少年で、伝令が主な任務。ネコのように気まぐれな性格で、博士に注意される事も度々あるが、少佐には気に入られている。「僕はどこにでもいるし、どこにもいない」が口癖で、その言葉の通り、一瞬で違う場所(ある時はゾーリンの意識の中)に現れたり、アーカードに頭を吹っ飛ばされても何事も無かったかのように生きている(?)。博士との掛け合いはまるで漫才。

トバルカインは、ミレニアムの正規のメンバーではアーカードと最初に交戦した。通称「伊達男」で、何でも切り裂くトランプが武器。危ない時にはトランプに変化して攻撃を避ける事も可能で、壁を垂直に歩いたりも出来る。最後はアーカードに足をヘシ折られ、左腕を粉砕された挙げ句血を吸われ、博士によって燃やされる(彼らは任務に失敗すると、遠隔操作で焼かれ、灰にされてしまう)。

リップヴァーンは眼鏡をかけた女吸血鬼で、イギリスの空母を乗っ取った。通称「魔弾の射手」で、一発の銃弾をトリッキーに飛び回らせる能力を持ち、複数の敵を倒す事が出来る。実はアーカードを海上に釘付けにする為の作戦に使われており(吸血鬼は、海や川を渡る事が出来ない)、最後はアーカードに喰われてしまうが、少佐は「彼女は任務を果たした。完全に。完全に、だ。焼く事は許さん」と、焼かれる事は無かった。

ゾーリンは右半身に入れ墨の入った女吸血鬼で、大鎌が武器。右手を地面や壁に付けると、入れ墨の文字が着けた場所から染み込むように広がり、それで敵を包んで幻覚を見せる事が出来る。少佐の命令を聞かず、一個中隊を率いてヘルシング本部に突入。セラス(声:折笠富美子)や傭兵部隊「ワイルドギース」と交戦し、彼らを壊滅させる。セラスに、彼女の両親が暴漢によって惨殺された時の記憶を蘇らせ、その隙をついて半殺しにする。しかし、セラスを庇って死んだベルナドットの血を吸って、本当の意味で吸血鬼になった彼女に(それまでは殆ど一切血を吸った事が無かった)、圧倒的な力の差で敗れる。(情報提供:赤坂ミツケさん)

 

「ヘルシング」 <追加情報>

大尉の正体は実は人狼(じんろう)である事が、外伝の5話にて判明。アーカードの言から考えると、人工ではなく天然(?)。元々『最後の大隊』の『ヴェア・ヴォルフ』という部隊名は、彼一人のために用意された名称らしい。(情報提供:赤坂ミツケさん)

 

「ウルトラマン超闘士激伝」 <3悪度、40パーセント>

領袖………皇帝宇宙人エンペラ星人

三幹部……闘士(以下ファイター)ザム星人、闘士バルキー星人、闘士ブラック指令

他の幹部……暗黒司祭ジェロニモン

SDガンダム同様の既存キャラによる「ストーリーテリング第五章の敵軍。

エンペラ星人は幕越しに威容を示し、宇宙征服のためには配下の軋轢を奨励する。陸軍参謀にして闘士マン曰く“戦争屋”ザム星人は脳魂球から再生可能であり、相手の手の内を見極めた後に再生し、勝ち星を上げてきた。エンペラ星人の欲するウルトラの星三大秘宝も、実戦の上戦利品として得てこそ価値があるという信念を持つ。海軍参謀バルキー星人はジェロニモンと結託し馬鹿を捨て駒に秘宝の1つウルトラベルを手中に収めた。ブラック指令は空軍参謀の肩書き通り円盤生物を偵察隊とし、ジェロニモンにセブン21の心理を付いてのウルトラ陣営のウルトラキーとまだ見ぬウルトラミラーを一挙両得することを提案した。ジェロニモンは暗黒時空への引き込みやデストホーンによる洗脳など数々の魔術を有する。組む相手を乗り換えたが、自身の功名心は如何許か不明。

「策士策に溺れる」の言葉通りブラック指令が集結した守護闘士に追い詰められ、正気に帰ったセブン21に敗れ、ブラック指令を諦観してか、その後自らの像を現したエンペラ星人にジェロニモンが助け出されたところで、残念ながら漫画は終わっている。(情報提供:虞澪斗さん)

 

「DRGON SISTER!」 <3悪度、40パーセント>

女ボス……董卓

部下……呂布

「コミックブレイドMASAMUNE」に連載中の、nini先生の作品で、単行本は4巻まで発売中。『太平要術の書』の呪いで女性化した三国志武将の、パラレルワールドコミックである。(全員が女性化したわけではなく、劉備、曹操などは男である)

董卓は美貌の女丈夫で洛陽で傀儡政権、洛陽を炎上させ都を長安に移すなどほぼ原作通りの悪事を行っている。女であることにコンプレックスを抱いており、徐栄、華雄など部下もほとんど女である。レズ気があり関羽、張飛をハーレムに入れようとしたり、チョウセンの魅力に誘惑されたりしていた。

呂布は暴れ者の元気少女。董卓のことも「オバサン」と呼ぶなど怖いものしらず。虎牢関での劉備たちとの戦いなど名シーンもしっかり再現していた。母親を知らず育ったためチョウセンのことを母のように慕うがそれが原因で董卓を殺すこととなる。現在は流浪の身。(情報提供:青春を語る8章さん)

 

「猫でごめん!」 <3悪度、30パーセント>

永野あかね原作。白石教授(科学者風、ろくでもない失敗作品多数あり。娘のやよいを売りに出そうとか考える危ない人。)
白石やよい(ニャラポルタ風、怒って猫に変身し、よく親父である白石教授を引っ掻く!)
瀬川 稔(やよいの恋人?猫嫌いで、真面目な青年。)

の3人はヒーロー率5%。
それに対する3人として、

黒岩博士(科学者風、貧乏性で「世界征服すれば飯が食える/ローンが払える」などの口癖あり。)
黒岩令子(なかなかの美女。よく父親である博士に頼み事をするが、同様に実験台にされて美女が台無しになること多数…)
瀬川 勝(稔の弟。やよいに一目ぼれし、令子と作戦を組むことあり。)

CDドラマでは、この両者が手を組むところがありましたが……。(情報提供:ギャクレキスト後藤さん)

 

「SDガンダム外伝騎士ガンダム物語」 <3悪度、30パーセント>

盟主……ジークジオン

三幹部……ジオン三魔卿(騎士バウ、呪術師キュベレイ、闘士ドライセン)

バンダイのカードダス主導のガンダムのキャラクターによるRPG展開。第一節「ジークジオン編」の第三章「アルガス騎士団」でムンゾ帝国の覇権拡大を目論むコンスコン王に仕えたふりをし、城内の人間を「“破壊の悪魔(デーモン)”とも“魔物(モンスター)”とも称されるジオダンテ誕生の餌とした。それぞれ三魔団の騎馬・魔法・戦士部隊を率いる。コミックボンボンのほしの竜一氏の漫画に詳細が描かれ、バウが話術も巧みなど権謀術数に優れ実戦では槍術を得意とする。キュベレイはジオダンテ以外にもモンスター創造の魔法に長けジオダンテ体内の魔空界ではモンスター・メデューサキュベレイの姿となる。ドライセンは膂力自慢のみならず騎士アムロの洗脳をキュベレイに提言し存外智謀も巡らす。

ジークジオンはジオン公国の紋章を象っており、謎めいたまま采配を振るう(次章で明かされた正体はザクレロキャット)ところがトンマノマントを想起させ、OVAでの声の担当は同じ池田勝氏。(情報提供:虞澪斗さん)

 

「びっくり箱殺人事件」 <3悪度、30パーセント>

先生……深山幽谷

先生の娘、兼マネージャー……深山恭子

新聞記者……野崎六助

『びっくり箱殺人事件』は、横溝正史作の単発モノ探偵小説。1975年ごろ角川文庫から出版されましたが、2007年現在は残念ながら絶版になっています(角川文庫版には、金田一耕助の登場する短編『蜃気楼島の情熱』を併録)。上に挙げた3名は、本作では事件の謎解きをする探偵の役回りですが「先生−そのマネージャー−その助手を務める新聞記者」というタテ並びになっています。

深山幽谷先生は元無声映画の活弁士でしたが、無声映画時代が過ぎ去った後、映画や舞台で俳優として活躍し、ラジオや寄席にも出演、さらに小説や随筆等も書くという、多芸多才で博学の、今で言うマルチ人間。しかしそれだけに見栄っ張りなところもあります。

丸の内にある中劇場「梟座」の支配人・熊谷久摩吉、企画部の田代信吉、作家の細木原竜三のスタッフ3人が「百万ドルレヴュー『パンドーラの匣』」をデッチ上げ(このへんは、おぼろげながらドロンボーのインチキ商売を連想)、その脚本・演出・出演を深山幽谷先生に依頼。そこで先生の出したアイデアは、パンドーラの開いた匣の中から、フランケンシュタイン・ハイド氏・せむし男のカジモド・キングコング・(映画のカリガリ博士の)ねむり男といった、人呼んで「怪物団」が登場し、そして幽谷先生みずから扮したカリガリ博士が、気合一発でその怪物団を改心させるというもの…文章で書くと非常にバカげていますが、支配人の熊谷氏はこれを「奇妙奇妙!」と褒めたてます。
かくして『パンドーラの匣』は初日を迎え、それから七日目に事件は起こりました。

この日の開演前、照明が消されて暗闇となった楽屋口で、幽谷先生はじめ怪物団に扮した役者5名が一人ずつ一発殴られるという騒動があり、そして開演直後の舞台上で、パンドーラ役の女優・紅花子の代わりに、匣を開いた俳優が、中から飛び出したスプリング付の短刀で刺殺されたのです。むろん警察の捜査の手が入ったわけですが、事件に巻き込まれた幽谷先生らが独自に捜査を始めます。

恭子は幽谷先生の娘ですが、元マネージャー・古川万十の無能ぶりと酒癖の悪さに見切りをつけ、これを追い出し、みずからマネージャーに収まった人物で、美人で知的ではありますが何事にもシビアな考え方を持っています。幽谷先生を呼ぶ時の「パパ…いや、あのセンセ」というのがお約束パターンになっています。

野崎六助は、身長六尺(=約180cm)ありますが運動神経ゼロで、しかも酒が一滴も飲めません。「一六新聞」の記者ですが若手女優・柳ミドリ目当てで、仕事そっちのけで年がら年中梟座の大部屋に入り浸っており、そこを恭子につかまって事件の捜査の助手を務めさせられます。そのかわりに、事件を伝える記事の文面を恭子に考えてもらいます。恭子には「あなたそれでも新聞記者?」などと言われてしまいますが、そもそも新聞記者になったのも、入社試験で「ユネスコとはフラスコの一種にして、ペニシリン製造に用いられる」などと回答し、試験官から「まあ君みたいな頓珍漢先生が一人ぐらいいてもいいだろう」と入社試験にパスしたくらいなもので、そこからついたあだ名も頓珍漢先生であります。恭子が野崎六助に命令したり、いたずらしているところを怒ったりするところは、マージョ様とワルサー・グロッキーとのやりとりを思わせます。

さて、前述した「怪物団」に扮したした面々ですが、彼らは幽谷先生と何となく気の合った仲間達で、今で言う「ファミリー」的な存在になっていた連中。そして一人一人の芸名とプロフィールがこれまたふるっています。
(殺される人がいなかったら、幽谷先生と彼等5人をどこ見た三悪に推薦するつもりでした)
ここでは参考までに、怪物団としての役名とあわせて紹介します。

蘆原小群=フランケンシュタイン
 …自称もと名女形で、幽谷先生よりも年上である。旅回り役者を経た後、三枚目として映画界に返り咲く。酒好きだが、飲むとシャックリが止まらなくなり、話もまともに出来なくなるという悪い癖がある。事件が起こった後、たまたま幽谷先生達一緒に酒を飲んだ時「箱を仕掛けた人物を見た」と言い出す(しかし、飲んだ時のシャックリのせいでろれつが回らず、その人物の名を言う前に眠り込んでしまった)が、その後胸に短刀が突き刺さった死体で発見される。

半紙晩鐘=せむしのカジモド
 …かつての浅草オペラにおける人気テナー、にもかかわらず音痴である。当時は女の子からのファンレターがどっさり来たといっているが… また、非常に喧嘩っ早いが、勝った事が一度もない。事件の捜査にあたった警部に対して、真っ先に異議を申し立てるのも彼である。

柴田楽亭=キングコング
 …シバラク君のあだ名を持つ。白刃の綾取り(短刀でお手玉をするアレです)を得意にしていて、寄席に出ていた。本人いわく昔は好男子で大変もてたそうである。今はわけあって寄席の高座を引退しているが『パンドーラの匣』ではその白刃の綾取りを披露するという見せ場も予定されていた。ところが事もあろうにその時使用するはずであった短刀が、殺人の凶器に使われる。

灰屋銅堂=ハイド氏
 …もと活弁士で、幽谷先生の後輩に当たる。トーキー映画導入された当時、トーキー反対のデモをおこなったが、デモ用のプラカードと間違えて薬屋の看板を持っていたという、非常にそそっかしい一面を持つ。事件当日も、殴られたはずみで吹き出した幽谷先生の入れ歯を踏んづけて壊してしまうなど、そそっかしさを発揮する。警部に取調べを受けた時、活弁士時代の癖が出てしまい、活弁口調になる。

顎十郎=ねむり男
 …5人の中では最年少で、幽谷先生が活弁士時代に弟子入りし、今も師弟関係は続いている。アゴが口から上よりも長く、驚いた時などはアゴが外れてしまい、その度に幽谷先生に直してもらうという世話の焼ける一面もある。

ちなみに、この小説が書かれたのは、横溝氏の代表作である『獄門島』が書かれたのと同時期。氏の著作には、一方で本格推理小説を書きその一方で冒険ロマン物、あるいは異色作と、両極端な作品を書く傾向があったようです。(情報提供:やまさん)

 

「機動戦士ガンダムさん」 <3悪度、30パーセント>

司令官……ビグ・ザム

隊長……ザク

部下……ゲルググ、ギャン

大和田秀樹作のガンダムのパロディー漫画で単行本も2巻まで発売中。ザクたちは『隊長のザクさん』に登場する、モビルスーツを擬人化したキャラ。

ザク:「隊長のザクさん」シリーズの主人公。わがままな部下と冷酷な上司に挟まれた中間管理職というイメージ。部下がゲルググのため「ザクがゲルググに命令すんのおかしくね?」などと言われ苦悩の日々を送っている。

ビグ・ザム:常に冷静な司令官。階級は中将、この漫画では女性でありバツイチ。キャリアウーマンの女性上司というイメージ。

ゲルググ:ザク隊長の部下達、キレやすい最近の若者というイメージ。

ギャン:新人の女性隊員。実戦経験の無いエリートというイメージ。(情報提供:青春を語る8章さん)

 

「DRAGONQUEST-ダイの大冒険-」(週刊少年ジャンプ:TBS系アニメィション) <3悪度、25パーセント>

偽勇者一味……でろりん、へろへろ、ずるぼん、まぞっほ

でろりん 
  名ばかりの偽者勇者。
  アバンがハドラーを倒して世界に平和になったあと、
  不抜けたモンスターを適当に倒して、勇者とあがめてもらったり
  罪のない子供を傷つけたり…のし放題であった。

へろへろ
  物欲のあまり、でろりんに唆されて付き合わされた戦士。
  食欲旺盛、金目には目がないという巨漢。

ずるぼん
  紅一点の女僧侶ながら、かなり狡賢い。
  勇者に口添えをしたり…と実質的なリーダーといったところ。
  この人のホイミは然程の効果がないらしい。
  
まぞっほ
  以上に述べた3人のボス的存在?
  かなりのクールな人間で、ポップを励ましたり、最期の黒の核の
  暴発を食い止めたり…と、最もな二枚目キャラだが、
  大魔道師マトリフの一人目の弟子で、特訓から逃げ出した事がラストで判明。
  

しかし、この4人の生き方は三悪そのもの(笑)。ダイ(声:藤田淑子)にやられても反省しきれず、みみっちくセコイやり方を繰り返し、何ともなくその後をやり過ごすところはかなり似ている。TBS系アニメーションでは、その詳細を随時見られた。(情報提供:ギャグレキスト後藤さん)

 

「鋼の錬金術師」 <三悪度、20パーセント>

組織名……なし

ボス……原作:お父様(現在まだ誰か確定されてません)
      アニメ:ダンテ

部下……ラスト(♀)、グラトニー、エンヴィー、スロウス(アニメは♀)、ラース、プライド、グリード(元)

話に最初に出てきたラスト、グラトニー、エンヴィーはよく一緒に行動しています。ちなみに全員が人造人間(ホムンクルス)で、人間ではありません。

ラストはオトナのお色気たっぷりのお姐様で、性格は似ていませんが、三悪の女幹部の位置に考えられると思います。「おやめったら」等口調も似てるところがあるかもしれません。爪を自在に伸ばして攻撃してきます。まだ続いている原作でも死んでしまいましたが…。

グラトニーは大柄で丸く巨体なので、性格は違いますが大男の位置に考えられると思います。食べて攻撃してきます。口癖は「食べていい?」

エンヴィーは小柄で細いので痩せ型男で。性格が良くない所も大きく見れば似てるかもしれません。ただ本当の姿は今の姿とは違うらしいのです。

ロボは出てこないし、性格もあまり似ていないので、女1人に男2人と言う組み合わせと外見(雰囲気)重視の三悪ということで。

ちなみに原作版のボス"お父様"(主人公達の父親、ホーエンハイム・エルリックの可能性が高い)は、仲間を抜け出したグリードを捕まえて、溶かして飲む(!)というおしおきを加えていました。ドクロベエのおしおきと比較すると、過激過ぎて変換はできそうになさそうですけど…。(情報提供:ホッシーさん)

 

「けろけろちゃいむ」 <3悪度、20パーセント>

へび族の姫……スー

その手下……Mr.ポポ

水晶玉……晶太郎

主人公の一行(あおい、ミモリ【カエル族の姫】etc..)を毎回妨害していました。ふと、三悪ではないかと思ったんですが誰かご存知の方いませんか? あと後半から、ウロボロス卿という妙にドジなやつがメンバーに加わっていたと思います。(情報提供:ブブさん)

 

「えむの王国」 <3悪度、15パーセント>

王女……シャルロット

メイド……シンシア、じい、シェーン

「まんがタイムきららMAX」に連載中の中平凱先生の 漫画で単行本は1巻が発売中。シャルロットは国民の8割がマゾであるとゆう カスティーナ王国の王女で10歳。 シンシアはシャルロットのお付きのメイドで シャルロットのことが大好き。M入ってる上に百合(笑)だがサブヒロインの座をキープしている。シェーンはシャルロットのお付きのじい。シンシアのボケに対して火に油を注ぐ役所。

3悪に似てるな、と思ったのは全くのノーマルである シャルロットが二人のボケに対してツッコミを入れるところや、マゾである二人に対して苦労しつつも信頼を寄せているところ、「特訓満漢全席」のドロンジョ様のように女王様プレイには抵抗をもっている(ドロンジョ様は最後には快感に目覚めましたが彼女は絶対そうならないと思うので)ところなどです。彼女の母親は「えすの帝国」と呼ばれるダラス帝国の出身でS入っている。(情報提供:m、kさん)

 

「えむの王国」 <その2>

ダラス帝国王女……メディア

部下……ライザ

メディアはダラス帝国の王女で12歳。彼女はマージョ様のような真性の女王様でマゾである家臣たちに容赦なくおしおきをする。

ライザはメディアが最も信頼を寄せている部下。 間諜としての腕は1流だが、人見知りが激しく赤面症。ストーリー中盤から、間諜からメディアお付きのメイドとなった(彼女はいたってノーマル)。間諜として働いてるのはカスティーナ国を占領しようと様子を見ているため。

メディアにおしおきされるのは宰相、料理長、司祭の3人(本名は不明)。料理長はライザに片思い中。(情報提供:m、kさん)

 

「かたつむりちゃん」 <3悪度、15パーセント>

女ボス……花子さん

部下……ゾル、ゲル

「まんがタイムきららMAX」に連載中の今井神先生の作品で単行本は1巻が発売中。花子さんは旧校舎に住む妖怪たちで、主人公の片紬舞(カタツムリのような甲羅を背負っていて、時々触覚がでる)たちを脅かそうとして逆に脅かされてしまう役所。得意技は飛び膝蹴りで、よく部下にツッコミを入れている。

ゾル、ゲルは幽霊の二人組み、基本的には役立たずでセコイ性格。(情報提供:m、kさん)

 

「ハトのおよめさん」 <3悪度、15パーセント>

組織名……特になし

メンバーその1……トニャー

メンバーその2……パリ・コレ

メンバーその3……ラーメン屋

主人公・ハトのおヨメさんのせいで貧乏生活を余儀なくされている三人(三匹?)。ネコのトニャーは元々アガリ症のアナウンサーだったが、本番中のヨメの暴言により仕事をクビに。その後ヨメの家で使用人として働くも、ヨメの傍若無人さに耐えられず土管で野良生活をしている。収入源はラーメン屋からのショバ代。ヨメに「酷フォルム」と評されたパリ・コレはトビネズミ。当初はブタの家に寄生していたが、いつの間にかトニャーの家の近くにあるボロテレビを住処にしている。

カバのラーメン屋は頑固一徹がウリのラーメン屋だったが、あまりのマズさにヨメが激怒。売れ筋の店のテクを取り入れようと他店に潜入するも、結局店は潰れ屋台生活に転落。(情報提供:yellow_appleさん)

 

「まじしゃんず・あかでみい」 <3悪度、15パーセント>

ボス……佐久間榮太郎(声:寺島拓篤)

部下……エーネウス(声:たかはし智秋)、シンクラヴィア(声:佐藤利奈)、ミヤビ(声:矢野明日香)

(声優はゲーム版のもの)

榊一郎作の小説でファミ通文庫より発売。榮太郎は魔法使い達の学園「マジシャンズ、アカデミイ」の準教師にして、主人公羽瀬川拓人の先輩でもある。

榮太郎は顔は二枚目なのだが超がつくほどのオタク趣味で、学園きっての変人でもある。この物語ではほぼ最強の強さを誇り、圧制に耐えかねたシンクラヴィアとミヤビが正体を探ろうとしたこともあるが、正体はわからずじまいであった。(かなり格の高い魔族らしい)。番外編では(偶然ははいえ)拓人を女にかえてしまったり、トラブルメーカー的な役どころが目立つ。

エーネウスは榮太郎に仕えるメイドにして使い魔、冷静沈着な性格が目立ち榮太郎にツッコミを入れられるのは彼女だけである。

シンクラヴィア、ミヤビは拓人を暗殺しにやってきた刺客だが、現在は榮太郎のもとで雑用(同人誌のアシスタントや美少女ゲームのデバッグなど)をやらされている。シンクラヴィアはセイレーンの化身でカタコトの日本語で喋る。ミヤビは白虎の化身で落ち着いた感じの美女。(情報提供:青春を語る8章さん)

 

「らき☆すた、スーパー童話大戦」 <3悪度、15パーセント>

リーダー(一応)……みさお・銀角

メンバー……パティ・シンデレラ、みなみ・金太郎

スニーカー文庫より発売の竹井10日氏による「らき☆すた」のパロディ小説で、いろいろな童話の入り交ざった荒唐無稽な物。3人組は魔女、あやの・鶴の部下で、主人公のこなた・赤ずきん、つかさ・白雪姫、かがみ・桃太郎、みゆきさん・三蔵法師の4人の行方をはばみ戦うことになる。

みさお・銀角はル○ーシュぽいかっこいいポーズを取る事もあるが、元はおバカで元キャラ(日下部みさお)とあまり変わらない。パティ・シンデレラは武闘派、カタコトの日本語で喋る。みなみ・金太郎は魔女により洗脳されている。

3人はそれぞれ魔法が解け改心し灰被り姫となったパティ・シンデレラ、パティの灰撒き攻撃によって現れた親指姫・ゆたかによって正気に戻ったみなみ、同じくパティの灰撒き攻撃によって頭に生えた桜の木を切られたみさお、とゆうように改心し味方となった。(情報提供:青春を語る8章さん)

 

「らき☆すた、スーパー童話大戦」 (その2)

3女……子豚ゆたか

2女……子豚ひより

長女……みなみ・金太郎

鬼ヶ島に住む3匹の子豚。ゆたかはワラの要塞に篭っていたため、こなたに火を点けられ敗北。ひよりも本の要塞に篭っていたため(ポストが少年エース、物干し台はザ・スニーカーでできている)やはり火を点けられ敗北(かがみは「ザ・スニーカーを燃やすの?」と青ざめていた)。みなみ・金太郎はレンガの要塞に篭っていたため宴会を始めておびき寄せるという作戦を実行、結果、3姉妹はこなた達をリリパット族と誤解していたことがわかり、最終的には仲良くなった。(情報提供:青春を語る8章さん)

 

「灼眼のシャナ」 <3悪度、15パーセント>

フレイムへイズ……マージョリー・ドー

相棒……マルコシアス

部下……佐藤啓作、田中栄太

高橋弥七朗氏による小説で電撃文庫より発売、現在までで18巻が刊行されている人気シリーズである。マージョリーはこの世界の悪役である「紅世の徒」を狩る者で「マール王国の人形姫」のマージョリーとは別人である。

マージョリーの性格は短気で好戦的。お互いの意見が合わなかったため味方であるシャナとも戦ったことがある。姉御肌な性格でマルコシアスには軽口を叩き、佐藤と吉田は子分のように扱っているが信頼を寄せている。

マルコシアスは口調は下品で軽薄だがマージョリーにとっては頼りになる男である。「グリモア」という本型の神器に意思を寄せる紅世の王である。いつもは本となってマージョリーの側にいる。

佐藤と田中は普通の高校生だがなりゆきでマージョリーの部下となった。マージョリーのナビゲートが主な仕事である。(情報提供:青春を語る8章さん)

 

「いおの様ファナティクス」 <3悪度、10パーセント>

女王様……いおの・ミト・アルシュライン

部下……キャス・ルーセンス、アイダ・ブルーメール、フレシェ・ヴァンセット、アルジェント・エフェメール、鉢辺絵兎

おまけ、尾上涙子

『コミック電撃帝王』に連載されていた藤枝雅先生の作品で全2巻。3悪に近いと思ったのはいおの様の傍若無人ぶりと、部下達が苦労しつつも信頼を寄せているとこ(キャラ的にはややマージョ様&ムージョ様に近いか?)。この漫画のキャラたちは水戸黄門風の立ち位置と役所がなされている。

いおの様:もちろん黄門様的ポジション。この漫画のヒロインで某国(どこかは不明)の女王様。女の子大好きで側女を求めて日本へ来た。ナンパに失敗してもめげない根性と肝っ玉の太さは天下一品。いざとなれば女王様然とした貫禄も見せる。

キャス:格さん的ポジション。いおの様の幼馴染で側仕王務管理官、お堅い性格だがいおの様に振り回され、結局は彼女のわがままを許してしまう。なんだかんだ言っても彼女のことが好き。

アイダ:助さん的ポジション。いおの様の御付きの美容管理官。軽い性格でキャスをからかうのが趣味。根はしっかり者。

フレシェ:風車の弥七的ポジション。運転手兼SP。常にクールな才女。

アルジェント:かげろうお銀的ポジション。SPだがまだ子供。基本的に彼女のセリフはひらがなのみである。フレシェとは親子だが偽名を使っている(性名が違うのはそのため)

絵兎:うっかり八辺衛的ポジション。この漫画の主人公で真面目なメガネッ娘。いおの様の側女としてスカウトされ現在にいたる。彼女に「うっかり」は外せない。

尾上涙子:会社への出勤時に度々いおの様にナンパされ、遅刻を繰り返す不憫なOL。会社の策略でいおの様の側女オーディションに参加させられたことも。(情報提供:青春を語る8章さん)

 

「だめあね☆」 <3悪度、10パーセント>

女社長……水町藍

秘書……湖浦智乃

部下……水町玄、潮未留、十四屋若奈

「だめあね☆」はファミ通文庫より発売の葛西伸哉氏の小説で全3巻。思いつきでビジネスを始めては周りを迷惑に巻き込むとゆう物語のプロットがドロンボーのインチキ商売を彷彿とさせるのでここで紹介します。(事実、メイド寿司やメイド銭湯などは応用すればインチキ商売になりそうである)

水町藍はこの物語の主人公で若き女社長、頭の回転が速く思い付きで新商売を始めてはいろんな人間を巻き込んで迷惑をかけている。主な商売にメイド寿司、メイド銭湯、メイドお化け屋敷、ブルマ復興計画、恋愛・結婚斡旋など。

智乃は藍に心酔している社長秘書、見た目は小学生っぽいがれっきとした大人である。藍がらみになると性格もかなり子供っぽくなる。

玄は藍の弟で姉の思い付きで一番迷惑を被っている。ややシスコンの気があるが本人は気付いていない、ツッコミ担当。未留と若奈は玄をめぐる恋のライバル同士(仲はいい)。若奈は物静かな委員長、未留は元気な妹風キャラ。(情報提供:青春を語る8章さん)

 

「西遊記」 <3悪度、5パーセント>

組構成……孫悟空(言わずと知れた3人組のリーダー的存在)

沙悟浄(実際の西遊記のお話では、河童では無い、博学)

猪八戒(説明無用でしょう)

歴史小説。「イタダキマン」の元の話でも有名。(情報提供:とりすがさん)

 

「珍獣大戦争」 <3悪度、5パーセント>

リーダー……ものすごいピッキ

メンバー……ギョロ、ウルルン、マコ

エンターブレイン社より発売のDATE先生のコミックスで「ラグナロクオンライン」のパロディ集。

ものすごいピッキ:元々は「卵の殻が すごい ピッキ」シリーズの主人公だったが、次のシリーズ「逆毛オブフラッシュ」にも登場となった。卵の殻から手と足が出ているだけとゆうデザインで、後半ではギルド「4179LOVE」(しいなくらぶ)のギルドマスターとして登場した。見栄っ張りな性格で戦うとメチャ弱い。

ギョロ、ウルルン:ものすごいピッキにツッコミを入れるピッキ。(単行本になって名前がついた)

マコ:ものすごいピッキがスカウトしたプリーストの少女。きつい目つきのクーデレ風キャラ。セクハラ発言をするものすごいピッキを、火あぶりにするなど容赦ないおしおきをする。

この3羽と一人はラインハルト(猿)やアイゼナッハ(狼) と低レベルな争いをしているが、悪役ではないので 3悪度は低め。(情報提供:m、kさん)

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