「ウルトラマンダイナ」 <3悪度、99パーセント>

チーム名……知略宇宙人ミジー星人

リーダー……ミジー・ドルチェンコ(演:桜金造)

他メンバー……ミジー・ウドチェンコ(演:佐藤信一)、ミジー・カマチェンコ(演:中嶋修)

97年9月〜98年8月までTBS系で放送されていた平成ウルトラシリーズの第2弾。彼らは13話「怪獣工場」と30話「侵略の脚本(シナリオ)」に登場した3悪で、地球を植民地にしようとした(らしい)ミジー星人の秘密工作員である。

まず彼らは「ピコポン玩具製作所」なるおもちゃ工場を隠れみのに、三面ロボ頭獣ガラオンを建造していた、完成すれば全長400mの超巨大ロボットとなるはずのガラオンだったが、建造途中に近所の少年に目撃され、間に合わせの手足を付けた頭部のみであわてて出撃した、ガラオンは「怒り」「泣き」「笑い」の3つの顔を持ち、操縦はコックピットの天井からぶら下がるヒモを「びよーん」と引っ張るという前代未聞の方法でおこなわれる(笑)。笑気ガスでダイナを笑い転がす所まで追い込むがあえなく逆転、退散する、引き際といい、隠れ家でメカを作る姿といい、まさにドロンボー状態である。

逃げ延びた彼らは、怪しげな外国人が集うボロアパートを潜伏先に、次なる作戦を建てていた(だがドルチェンコ以外の2人は半ば地球永住を決めていた)。そんな中3人は隣人の売れないシナリオライターのボツ原稿を、地球侵略の計画書に転用できそうだと思いつく(おい)。早速作戦を実行するが、計画通りには行かずスーパーGUTSやダイナの集中砲火を浴びる、運良く落ちた落雷で復活したガラオンで猛攻撃をかけるが、あと一歩の所でエネルギー切れを起こし、逆転負けとなった(この辺まさにボカン)。その後3人は地球定住を決めたらしく、在日宇宙人として腰を落ち着けたらしい。(情報提供:真・ヤッターよこずなさん)

 

「ウルトラマンダイナ」 <追加情報>

3人はオリジナルビデオ作品「帰ってきたハネジロー」にも出演。突如出現した吸収怪獣アーウォンを操っているというぬれぎぬを着せられ、住んでいたアパートを逃げだす羽目になった。その後アーウォンは地球侵略を企むデハドー星人の怪獣と判明。侵略兵器ワンゼットに捕えられたウルトラマンダイナを救出する為にスーパーGUTSに一応協力、手のひらサイズのメカニックモンスター『ポチガラオン』を使用してダイナの救出に成功する。だが、ひょんな事からワンゼットを操作出来るようになり、3人は悪役に戻ってワンゼットでダイナを攻撃し始める。だがやはり逆転され、ワンゼットはダイナによって倒され、3人はいずこへと去っていった。(情報提供:真・ヤッターよこずなさん)

 

「クインビーハニー・リターンズ」 <3悪度、99パーセント>

敵組織名……ギャルショッカー

リーダー……地獄女史(中野貴雄)

手下……アンブレラ、ロブストラ

スカイパーフェクTV・MONDO21のオタク系バラエティ番組『侵略放送パンドレッタ』内で放映されたコントで、李美鳳(エンジェルリンクス)並に「ヴォン、キュッ、ボーン!」なコスプレスーパーヒロイン・クインビーハニーが活躍し、毎回のラストにクインビーハニーがギャルショッカーに敗北して散々な目に遭うというハチャメチャモーレツギャグアクションもの。

ギャルショッカーはイロモノ怪人集団で、地獄女史とその手下である女性怪人・アンブレラ&ロブストラがクインビーハニーに戦いを挑む。第1話ではアジトを持っていなかった為、みんなでマンションの屋上でロケ弁当を食べていた。

地獄女史は、名前の通り地獄大使のパロディで、太ったオカマである。“フェロモンの笛”を吹いて、主人公・三剣ハニーを一応気持ち良くさせるが、ひどい音なので部下たちも悶絶してしまう。

アンブレラは、ドロンジョ様のコスチュームに似たコスプレ衣装(しかもカラーリングが激似という確信犯ぶり)を着ているコウモリ怪人娘。このコスチュームだけでも3悪度激高である。ゴミの分別にこだわる。「〜だバサー」が口癖。ロブストラはザリガニがモチーフの女性怪人で、「ザリザリザリザリー」が口癖。(情報提供、アーリマンさん)

 

「クインビーハニー・リターンズ」 <追加情報>

黒幕……ギャルショッカー大首領A(近藤ゆたか)、大首領B

追加メンバー……スネークアイズ

ギャルショッカー大首領は、『パンドレッタ』2002年新春スペシャルに登場した。AとB二人がいて(どっちが本物でどっちが影武者かは不明)怪人大軍団を率いてクインビーハニー2号と対決た。…のはいいが、大首領はかなり情けなく、配下の怪人スネークアイズと新主人公・クインビーハニー2号の使いパシリにされてしまうという歴代悪の首領史上最低最弱最悪ぶりをさらしてしまうのだった。

怪人大軍団は実はスネークアイズの一人芝居で、ゴールデンバタフライ→ロブストラ→アンブレラの順番で着替え、最後はコスチュームがゴチャゴチャになり、合体怪人チョバサザリザリになってしまい疲れて敗北してしまった。その後、スネークアイズは2人の大首領に後片付けするように命令するのだった。

この回は、西軍(東軍の方の出し物は『レインボー仮面レディお正月スペシャル』)の出し物として用意されたスペシャル版で、その前座に初代クインビーハニー(役を担当している平石一美さん本人)VSメスパイダー&ビートルタマヨのアトラクションをやっていた。ドラマ対決では西軍の勝利だったので、西軍キャプテン・地獄女史や初代クインビーハニーたちも大喜びだった。また、地獄女史はひたすら画面に映ろうと必死で、新春スペシャル内でいちばん目立っていた。(情報提供、アーリマンさん)

 

「忍たまがやってきた」 <3悪度、99パーセント>

親玉……稗田八方斎(声:飯塚昭三)

女ボス……女王ナッキー(演:岡本夏生)

手下……ノッコ(演:佐久間信子)、ジモン(演:寺門ジモン)

祝日に放送される忍たまの人形劇。この三悪はテレビ版の敵役であるドクタケ城の忍者隊。八方斎はテレビ版でおなじみ乱太郎たちの敵役のドクタケ城忍者部隊首領。この劇では山の上からでっかい板書きのキャラでなぜかテツandトモのなんでだろうに合わせて出てきたりする。そして手下達に指令を与える。そして手下が失敗したら後でお仕置きをするなどノリがかなりドクロベェに近い。

ナッキーは三人組のリーダー格で黒ずくめの衣装を着ておりちょっと化粧が厚い。仕切り屋でいろんなことを仕切る。ジモンは緑の服を着た唯一の男キャラでボケ担当というイメージがかなり強い。ノッコはたぶん年齢的に一番年下のキャラで主に観客がやるゲームの司会担当。そして敬老の日に放送されていた回では「アーウーオジャママン」と「それいけガイコッツ」で登場していた。(情報提供、ブベンボーさん)

 

「超星艦隊セイザーX」 <3悪度、99パーセント>

敵組織名……宇宙海賊デスカル

大ボス……バーダー船長

リーダー……火将軍ブレアード(声:伊藤健太郎)

部下……水将軍アクアル(声:浅川悠)、風将軍サイクリード(声:岸尾大輔)

テレビ東京系の特撮『超星神』シリーズ第3弾で、2005年12月に劇場版が公開。宇宙海賊デスカルはバーダー船長を首領とする組織で、宇宙恐獣と総称される怪獣やさまざまな属性のエイリアン海賊、戦闘員ギグファイターを送り込んで地球侵略を企み、12個存在するコスモカプセルの争奪戦をセイザーXと展開する。

火将軍ブレアードは三幹部の一応リーダー格。猪突猛進で短気な性格。かなりの面倒くさがりで、すぐに宇宙恐獣を送り込む。水将軍アクアルは紅一点で、他の2人のツッコミ担当。風将軍サイクリードは頭脳派らしいがまぬけ。リーダーのブレアードを心配している。

なお次回予告の後に毎回視聴者の子供たちへのお約束のコーナーがあり、第3話では「知らない人についていってはダメ!」という内容で、ブレアードが紙製お面を付けてアド(イーグルセイザー)の偽者になるというシーンがあった。

デスカルの三幹部が送り込む宇宙恐獣はストックは、レイザース・ウインミラー・バードレスの3体のみだったらしく、ブレアードが短気なため、ピンチになると他の2人が止めるのを聴かずにすぐに送り込んでしまう。第4話で全滅してしまった為、第5話では三幹部が新たな宇宙恐獣を作り出すためのコスモカプセル探しをしていた。回を追うごとに三悪+ドリフノリが強くなってきた。(情報提供:アーリマンさん)

 

「超星艦隊セイザーX」 <追加情報>

第10話において偶然バーダー船長に落雷が落ちその正体がロボットであるということが明らかに。
※つまりオタスケマンのゲキガスキーと同じ架空の首領。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「セイザーX」 <追加情報>

ブレアードは中盤新たに台頭したネオデスカルの行動について行けなくなりコスモカプセルを持ち出し一時的にセイザーXの捕虜になった。その後主人公の拓人の家で厄介になるも、拓人の祖父がネオデスカルの人質になったため人質交換で再び戻るもコスモカプセルを持ち出したことで投獄される。しかし、1匹狼のジャッカルに救われ彼と行動をともにするが彼の死後、残されたジャッカルの戦艦ドリルアングラーを受け継ぎセイザーXの味方になる。また、捕虜の時期に食べた拓人の母親が作った納豆ご飯が好物。また、セルDVDのCMでは拓人に対しボケをかましまくっている。

サイクリードは、終盤現れた首領が実はサイクリードと同じ風の属性だった事からリーダー格に祭り挙げられたが、元からの戦闘嫌いだった為催眠装置を頭に埋め込められ、残虐な性格になってしまった。

また、16話のお約束で「友達と仲良くしよう」と言う内容でブレアードとアクアルが喧嘩をしサイクリードが止めても聞かなかったのに、なぜかその後仲直りをしていると言う内容が放送された。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「轟轟戦隊ボウケンジャー」 <3悪度、99パーセント>

敵グループ名……ダークシャドウ

ボス……幻のゲッコウ(声:銀河万丈)

部下……風のシズカ(演:山崎真実)、闇のヤイバ(声:黒田崇矢)

おまけ……大神官ガジャ(演:大高洋夫)

2006年度のスーパー戦隊シリーズで30作記念作品。

ダークシャドウはネガティブ・シンジケートの直轄組織のひとつで悪の忍者の末裔集団。「プレシャス」と呼ばれる秘宝をめぐってボウケンジャーと争奪戦を繰り広げる。

幻のゲッコウは人間の言葉を話す青いフクロウで、ダークシャドウの頭領。「ツクモガミ変化の術」によってツクモガミを作り出すことができる。

風のシズカはくの一で、おバカなキャラクター。女幹部のお約束通り変装をしてプレシャスを取ろうとする。

闇のヤイバは青い鎧を身にまとった幹部。シズカを一人前のくの一とは認めていない。

大神官ガジャは太古に存在したゴードム文明の末裔である神官。ダークシャドウの仲間になりたいらしく、ついでに石像から生まれた戦闘員カースをダークシャドウに売って金を稼ごうとシズカにしつこくつきまとうが相手にされない。(情報提供:アーリマンさん)

 

「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!」 <3悪度、95パーセント>

男ボス……マモー(内村光良)

手下……ミモー(ちはる)、ムモー(小倉久寛)

1990年にフジテレビ系で放映されたバラエティ番組。コント「ナン魔くん」に登場した悪役で、主人公のナン魔よりもかなり高い人気を得た。

マモーは、マモー教の教祖で、世界を恐怖のズンドコに陥れようと企む。ミモーとのデュエットで「マモー・ミモー野望のテーマ」という曲のCDを発売し大ヒットしたことでも有名。シットーやシネマーといった妖怪を送り込み、失敗した妖怪を処刑する。後に彼自身がナン魔と直接対決するようになった。セリフを間違えた時に自分自身に対して言うツッコミの言葉「ちがーう!」が彼の名ゼリフ。終盤にナン魔の父親と判明した。ちなみに元ネタはアニメ『ルパン三世』の劇場版第1作に登場した悪役。

ミモーはマモーの愛人で、彼の良きパートナーである。マモーが言葉を間違えたときに一緒に「ちがーう!」と言う。ムモーは時々登場するマモーの助っ人。(情報提供、アーリマンさん)

 

「百獣戦隊ガオレンジャー」 <3悪度、95パーセント>

2代目ボス……ハイネスデューク ウラ(声:西脇保)

女幹部……デュークオルグ ツエツエ(役:斎藤レイ)

男幹部……デュークオルグ ヤバイバ(声:坂口候一)

ウラは、まろ語を話す美しい物好きの上級幹部。ツエツエと、ヤバイバは、いつもふたりで行動しているが、失敗ばかりしている。この三人はオルグと言うモンスターを操っているが、やられたとき、ツエツエが、持っている杖から、オルグシードを出し巨大化させる。(情報提供:ブボンベーさん)

 

「百獣戦隊ガオレンジャー」 <追加情報>

初代ボス……ハイネスデューク  シュテン(声:稲田徹)

現在もテレビ朝日系で放送中の、スーパー戦隊シリーズ第25弾。鬼族の目的は、この世にに混乱と破壊を巻き起こすことである。人々が苦しむ姿を見ることが活力源である。

ツエツエ&ヤバイバの最初のボスはシュテンで、シュテンはたくさんの目玉の付いた鬼で、ことある毎に激怒する性格で、失敗したツエツエ&ヤバイバに、電撃でおしおきをするのが彼の唯一の楽しみである。シュテンとツエツエ&ヤバイバの関係は、ドロンボー一味におけるドクロベエと三悪の関係に酷似しており、ツエツエ&ヤバイバはいつもシュテンのおしおきから逃れるために、ガオレンジャーに勝てそうな強いオルグを探していた。

ウラに気に入られることが鬼族の出世コースなので、ツエツエ&ヤバイバは、ウラの為に“美しい物”を必死で探している。(情報提供、アーリマンさん)

 

「百獣戦隊ガオレンジャー」 <追加情報2>

3代目ボス……ハイネスデューク ラセツ(声:[女]西川宏美&[男]柴田秀勝)

ラセツは、あしゅら男爵のように女性(頭部)・男性(腹部)両方の声を同時に発声し、体のあちこちに口がつながっている両性具有のオルグである。かなりの大食漢であり、ガレキやら鉄やら何でも食べまくる。人間の夢が築きあげた文明が好物である。デュークオルグ・プロプラ&キュララとともにやってきたが、プロプラ&キュララはたった2週で倒されてしまった。又、ラセツは、ツエツエ&ヤバイバを料理係としてコキ使っていて、この2人が作らされている料理は、想像を絶するゲテモノばかりである。(情報提供、アーリマンさん)

 

「百獣戦隊ガオレンジャー」 <追加情報3>

Vシネマ版ボス……はぐれハイネス・ラクシャーサ(声飯塚昭三)

現在発売中のオリジナルビデオ「百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊」で、ツエツエとヤバイバの二人を従えていたやつ。昔その角の力の強大さで自らを封じていたが復活した。そしてツエツエとヤバイバと戦闘員のオルゲットをパワーアップさせた(このビデオ内ではツエツエとヤバイバの角は金色になりオルゲットのこぶは大きくなっていた)。

こいつは手始めにレッド,ホワイトの二人以外の戦士の魂を奪った(そのためイエロー,ブルー,ブラックは戦意喪失状態にあった)。さらにはレッドに死んだオルグの幻影を見せたり、死んだ5体のオルグ(プラズマ、タイヤ、ブルドーザー、シグナル、タービン)を蘇らしたりと、色々やっていた。余談だが、このビデオには過去のスーパー戦隊の映像が入っていたり、過去の戦士(メガピンク、ゴーイエロー、ギンガブルー、レッドファルコン、ビックワン)が出演者そのままに出てきたりと、スーパー戦隊25周年にふさわしいビデオです。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「ガオレンジャー」 <追加情報>

ちなみにツエツエは2007年発売のVシネマ『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』においてフラビージョやメーミィ(マジレンジャー)とともに再登場する。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「オレたちひょうきん族」 <3悪度、95パーセント>

男ボス……8つの顔を持つ男(ビートたけし)

子分……名称不明

科学者……名称不明

1981年にフジテレビ系で放送された、タケちゃんマンやブラックデビルなど多数のキャラを世に送ったバラエティ番組。8つの顔を持つ男は、番組末期(89年)のメインキャラである。8つの顔を持つ男とその手下2人(名前がわからないので情報求む)は、現在・過去どこへでも出没し、あらゆるお宝を強奪しようと企むが、運良くお宝をゲットしてもハズレのものばかりで、最後に必ず天気予報士・福井敏郎氏の一句で締めくくられる。

8つの顔を持つ男は、毎回3、4パターンの変装をしているが、顔出しの着ぐるみや異常に長いヅラなどが多く、視聴者にはバレバレなものが多かった。その正体は毎回異なり、「○○[動物の名前]田××[鳴き声]」というネーミングである。(例:牛田モー、鼡田[ねずみだ]チュー等)

その子分は、黄色メガネが特徴である。8つの顔を持つ男と共に行動する。科学者の方は、8つの顔を持つ男専用の変身グッズを開発している。よく売れない商品ばかり作っている。(情報提供、アーリマンさん)

 

「オレたちひょうきん族」 <追加情報>

追加メンバー……名称不明(そのまんま東)

「お父さんといわないで」の回で、8つの顔を持つ男の手下になりたいと志願してそのまま子分になった参謀格の男。有名になる為にはライバルが必要と提案し、かまへんライダー五人衆をライバル候補としてスカウトした。

8つの顔を持つ男は、息子・良一のために有名な大怪盗になりたいがために悪事を働いている。その為に、“世界悪名会議”という世界中に名を響かせた歴代の大悪党が名を連ねる組織に入会しようとしたが落選してしまった。8つの顔を持つ男の変装の中で最も有名なのが「サボテン君」で、毎回マイムマイムを踊らされるハメになるが、それを逆手にとってお宝を盗んでいたりする。(情報提供:アーリマンさん)

 

「オレたちひょうきん族」 <その2>

タケちゃんマンの宿敵……ブラックデビル→ブラックデビルJr.→アミダばばあ→ナンデスカマン→サラリーマン→知っとるケ→パーデンネン→バイキンガーZ(明石家さんま)

ブラックデビルの手下……キヨチャンマン(ビートきよし)、バラックデビル(片岡鶴太郎)、ハマグリッペ大王

明石家さんまさん扮するタケちゃんマン(のちにタケちゃんマン7)の悪役は、姿は変わっても、役者ややっていることはどれもほぼ同じところがボカン三悪を彷彿させる。これらさんまさん扮する悪役の基本パターンは、人間体に変身して悪事を働き、タケちゃんマンに正体を暴かれると元の姿に戻り、さまざまなものに変身して対決するが、水びたしになったり、粉まみれになったりと、さんざんな目に遭わされ負けてしまう。

  ☆さんまさん扮する悪役の主なデータ☆

1.ブラックデビル:当初は高田純次さんが役を担当していたが、おたふく風邪が原因で降板してしまい、代役のさんまさんが扮し、大ブレイクした。暗黒星雲出身の悪魔の子で、クニコマン,のりちゃんマンといった手下の怪人を助っ人に悪事を働き、タケちゃんマンと業界光線合戦を展開する。声帯とゴールデン・ポールアンテナ(触角)が弱点。「クワックワックワッ」と鳴く。

2.ブラックデビルJr.:ブラックデビルの息子で、父を倒したタケちゃんマンに復讐を挑むが、3ヶ月で姿を消した。

3.アミダばばあ:バラエティ番組史上かなりのお金をかけた怪人(衣装はコシノジュンコさんのデザイン)で、タケちゃんマンに毎回あみだくじ対決を挑む。アミダばばあ編の終盤ではタケちゃんマンはタケちゃんマンロボにパワーアップして対抗した。「見ーたーなー!」が口癖で、タケちゃんマンと「あみだババアの歌」をデュエットした。

4.ナンデスカマン:両手が耳型になっている怪人。ビックリ箱攻撃が得意。タケちゃんマンがパワーアップしたタケちゃんマン7が最初に戦った怪人でもある。

5.サラリーマン:名前の通りサラリーマンの姿をした怪人。のちにサラリーマンライダーにパワーアップした。スタッフのウケは良かったが子供に受けなかった為、出番はわずか1ヶ月だった。

6.知っとるケ:青森県出身の妖怪人間で30歳。洗濯女(カレー女、回転女などとも呼ばれる)という愛人がいる。「できまシェーン!」が口癖。

7.パーデンネン:頭が手のひらの怪人。「あほちゃいまんねん、パーデンネン!」が決めセリフで、「パァ〜」が口癖。彼の活躍時期にタケちゃんマン7が諸事情で登場できなくなり、いつの間にか主人公になっていた。

8.バイキンガーZ:不潔人間大好きの怪人。「なーんやそれ!」が口癖。他にさんまさん扮する怪人にカスタネットマン,つなぎマン,アミ取りおばさん,お待ち娘,砲丸の美少年などがいる。

キヨチャンマンは、タケちゃんマンの初期の強敵である悪のヒーロー。お百姓さん風のコスチュームが特徴。なぜかタケちゃんマンに相手にされないことも。バラックデビルは、タケちゃんマンの生き別れになった弟・つるちゃんマンがその正体で、チョッチュネーという某ボクサーの姿をした怪人に変身して戦う。ハマグリッペ大王は、ひょうきん島のハマグリ海岸にあるハマグリ王国の王様で、その正体は吉田君のお父さん(いつも牛の吉田君を連れている牧夫)で、さすがのタケちゃんマンも彼に完敗した。(情報提供、アーリマンさん)

 

「オレたちひょうきん族」 <その2:追加情報>

第三勢力……コーモリ星人(島田紳助)、ホタテマン(安岡力也)

コーモリ星人は、タケちゃんマン&アミダばばあorナンデスカマンの共通の敵で、ずる賢い性格でナンデスカマンよりもワル。灰色の全身タイツにコウモリの翼、コウモリ傘が特徴。アミダばばあやナンデスカマンを利用して地球征服を企む。いつもタケちゃんマンとアミダばばあorナンデスカマンにギャフンと言わせられることが多い。催眠光線で洗脳し手下を増やす。ナンデスカマンの最期の回では、ナンデスカマンに代わって毎週タケちゃんマン7と対決しようとタケちゃんマン7に頼んだが、断られた。

ホタテマンは、ホタテの着ぐるみを着た敵か味方かは謎のヒーロー。かなり強く、さすがのタケちゃんマンすら恐れるほどの迫力に満ちている。「ホタテ」又はそれに似たキーワードを聞くとジョーズのテーマと共に乱入する。男性には厳しいが、女性や子供には優しい性格。持ち歌の「ホタテのロックンロール」が大ヒットした。(情報提供:アーリマンさん)

 

「地球戦隊ファイブマン」 <3悪度、95パーセント>

敵組織名……銀帝軍ゾーン

大ボス……銀河皇帝メドー(松井千佳)

リーダー……ガロア艦長(石川武) → 初代艦長シュバリエ(植村喜八郎)

手下……銀河商人ドンゴロス(声:加藤治)、銀河剣士ビリオン、銀河博士ドルドラ、銀河戦隊ギンガマン

マスコット……ガロアくん(声:梅津秀行)

黒幕……銀河超獣バルガイヤー(声:加藤精三)

1990年にテレビ朝日系で放送されたスーパー戦隊シリーズの1作。銀帝軍ゾーンの女首領・銀河皇帝メドーは、シュバリエやガロア等のバルガイヤー歴代艦長と兇悪エイリアン達を率いて999個の惑星を滅亡させ、1000個目のターゲットとして地球に襲来してきた。失敗したら電撃でおしおきする。シリーズ後半、怒りで顔が変貌した。メドーの部下たちは、金や名誉の為に銀河闘士(のちに合身銀河闘士)を送り込んで、地球滅亡作戦を実行するのだが、この組織の壮大なスケールとほぼ全員ギャグ系の部下たちのギャップがかなり激しかった。

ガロア艦長は、銀河戦艦バルガイヤーの艦長である歴戦の勇者で、レッドと互角の強さを誇るのだが、かなり情けない性格の最高幹部。26話「九州だョン」の回で行われた、20年に一度のゾーン恒例行事【逆さまデー】で下っ端にされ、一時的にボスとなった戦闘員バツラー兵にさんざんコキ使われてしまうのだった。シュバリエ登場後、艦長の座が危うくなり、34話で、ゴリワシギンを使ってファイブマンを倒そうとしたが失敗し、罰として、本当にバツラー兵より下っ端の扱いにされ、いつもトイレ掃除など雑用をやらされるハメになってしまった。44話で巨大メカ・ビッグガロアンでスーパーファイブロボを倒し、下っ端の地位から解放することに成功できた。最期はメドーの棺に閉じ込められ、バルガイヤーと共に爆死してしまうのだった。又、23話からガロア艦長をモデルにした意志を持つ人形・ガロアくんが登場し、いつも5[ファイブ]くん人形5体にいじめられ、しかもいつの間にか降板させられてしまった。

初代艦長シュバリエは自称・銀河のヒーローで、どうしてもファイブマンに勝てないガロアから艦長の座を奪った。専用メカ・黒ゴルリンを操る。初登場時には歌を歌いながら登場したほどの歌好き。どこか抜けているところがあるキザな男で、人をコケにすることもしばしば。

銀河商人ドンゴロスは、なぜか関西弁で喋る金の亡者で、顔が『きらめきマン』のメトロとほぼ同じくらいデカイ。傭兵を雇ったり、様々な兵器を買っているがケチっているため失敗ばかりしている。とにかく金が目的で、メドーから褒美を貰う為に悪事を働く。最期は、バルガイヤー内から金を盗もうとしたが逃げ遅れてしまい、ガロアと運命を共にするのだった……。

ビリオンは酒好きの宇宙人剣士で、二刀流の達人。よく部下を見捨てることがある。ドルドラは自称・宇宙一の天才女性科学者で独身。銀河の牙ザザという直属の部下がいる。ギンガマンは、ゾクレンジャーに先駆けて登場した悪の戦隊で、のちにシュバリエの親衛隊となった。スーパー戦隊シリーズではのちに『星獣戦隊ギンガマン』というこの悪の戦隊の名を借りた正義のスーパー戦隊が登場してしまった。ゾーンの幹部たちは、ゴルリンという巨大モンスターを呼び出して銀河闘士を巨大化させるのだが、まれにコケて巨大化に失敗したりする。

実は銀河戦艦バルガイヤーそのものが黒幕で、脱皮して銀河超獣となった。メドーは、かつてバルガイヤーが恋した少女・メドーをモデルにした幻という、トンマノマントに似た架空の首領設定だった。(情報提供:アーリマンさん)

 

「行け!グリーンマン」 <3悪度、95パーセント>

ボス……魔王

手下……トンチキ、魔王の手下

1973年に日本テレビ系『おはよう!こどもショー』枠内で放送された帯番組で、レッドマン,ゴッドマンに続く帯番組ヒーローシリーズの第3弾。暗黒星雲から来た魔王は、長い眠りから醒めて、活動を開始したのはいいが、動けないので、配下の怪獣を送り込む。魔王一味は一応地球征服を狙っているらしいが、やっていることは子供たちをいじめるくらいという、特撮ヒーロー史上最も目的と行動のギャップが激しい迷組織である。

トンチキは、魔王の足から生まれた幹部で、怪獣を指揮して子供たちを襲う。おまぬけな性格である。魔王の手下は、地上を西へ東へ奔走する戦闘員である。

魔王一味の怪獣たちの大半は、『突撃ヒューマン』や『ゴッドマン』といった日テレ系列の特撮ヒーロー番組や、東宝映画の怪獣たちを使いまわしているというセコさが強烈である。(情報提供、アーリマンさん)

 

行け!グリーンマン」 <追加情報>

トンチキは魔王の足から生まれたので、魔王に「足」と呼ばれている。オカマ言葉でしゃべる。呪文を唱えることにより、何でも怪獣に変化させる。

魔王の手下は、元々は土でできた人形で、魔王の命令で生命を持つようになる。トンチキの魔力で怪獣に変身することが可能。(情報提供:アーリマンさん)

 

「行け!グリーンマン」 <追加情報その2>

第3話「グリーンマン対ゲジル」で、怪獣ゲジルの必殺技の光線を後の楽しみとしてけちるよう命令して等身大戦でゲジルがいきなり敗北したり、巨大化したゲジルが3発しか光線を撃てないことをトンチキが魔王に報告したり、と三悪の敗北パターンのルーツともいえるシーンがあった。(情報提供:アーリマンさん)

 

「ミニスカ特捜隊L.E.G.S.」 <3悪度、95パーセント>

女ボス……マゼンタ

子分……ミャオ、ブレイズ、アイス

黒幕……氷室虹夫

1998年にコロムビアから発売された大映製作のオリジナルビデオドラマで、当時大ブームだったミニスカポリスにパロディコメディ。

マゼンタは女ギャング集団の女ボスで、本名は朱雀紅子。中学生の頃から悪事を働いていて、犯罪社会の女性の解放をモットーに殺人行為を行っている。三悪の女ボスの衣装にインスパイアを受けたような衣装を着ていて、性格もほとんど三悪の女ボスを彷彿させる。人間だけを一瞬で消滅させる爆弾でアイドルグループ・コスプレックスのコンサート会場を襲撃したり、都内の有名な建築物を破壊活動を行っている。最後は部下のブレイズ&アイスや雇ったヤクザ・チンピラと共に逮捕されてしまった。

ミャオはマゼンタの寵愛を受けているナンバー2で、中国人。マゼンタに甘えられているがマゼンタ以上に冷酷で、レッグスのメンバーとの戦いで感電した後本性を現わし、セリフも台湾語に代わっている。

ブレイズとアイスはあまり個性が無く、レッグスのリーダー・赤城マリの飛び蹴りで下っぱヤクザと共に倒されてしまった。

氷室虹夫はテクノミュージシャンで、キザな男。彼の秘密を握るレコードが入ったシークレットケースを持つ悪徳芸能プロダクション社長・黒川(彼は冒頭でマゼンタたちに暗殺された)の部下・沼田から強奪する指令をマゼンタに与えた。バラライカで誘拐したマリを操って沼田からケースを奪おうとしたが失敗。マゼンタが沼田を暗殺してケース奪取に成功した。その中身のレコードは売れない演歌歌手だった頃のデビューシングルで、過去がマリにバレてしまった後田舎の方言口調になり、イメージが壊れてしまったうえに、唯一レッグスにされていなかったミャオによって抹殺されてしまうのだった。(情報提供:アーリマンさん)

 

「星雲仮面マシンマン」 <3悪度、90パーセント>

組織名……テンタクル(オクトパス)

ボス……プロフェッサーK(声:天本英世)、レディM(声:湖条 千秋)

手下……鉄人モンス(声:西尾徳)、トンチンカン(声:大島宇三郎)

1984年日本テレビ。プロフェッサーKは地球最高の科学者兼芸術家だが、子供アレルギーでクシャミが止まらず、大嫌いな子供へのイジメのためにだけ、科学力を使っていじめロボットを作る。なお、ロボット(○○男)は武器が違うだけで顔と胴体は毎回ほとんどかわりない手抜き構造である(ボヤッキーを見習って欲しい)。Kは中盤で鉄人モンスがやられたので中盤でスペインへ傷心旅行に行ってしまい、そのまま終盤まで帰ってこなかった。

かわりに来たのがKの姪・レディーM。フェンシング・格闘の使い手で宝石、美術品が好き。やはり子供アレルギーで鼻が赤くなる。Mが来てからは組織名がオクトパスに変更された。鉄人モンスは側近ロボ。本当は世界征服がやりたくて度々Kに進言するが全部断られた。中盤で倒されるが終盤でKに改造されて、3倍の力のゴールデンモンスになった。

トンチンカンはオクトパスになってからの登場。名前どおりだが以外に強い。最後はマシンマンのカタルシスウェーブで改心し幼稚園児になってしまった(彼はボーゾックのゼルモダ以下である)。(情報提供:JERALDさん、アーリマンさん)

 

「兄弟拳バイクロッサー」 <3悪度、90パーセント>

敵組織名……デスター

ボス……悪神ゴーラゾンガー(声:沢りつお)

科学者……ドクターQ(潮健児)

手下……シルビア、リタ

1985年に日本テレビ系で放映された。デスターは元々、子供の泣き声を聞くとダイヤを吐き出す魔神ゴーラの像を手に入れたドクターQが子供をいじめる為だけに作った犯罪組織だったが、のちにゴーラ像から出てきたゴーラゾンガーによって組織を乗っ取られるというおマヌケぶりを晒してしまった。デスターのアジトは貨物船の中にある。

ドクターQは宝石コレクターで、妖術も使える自称・偉大な科学者。ゴーラ像を利用して一儲けを企み子供泣かせに血道を上げる。ゴーラ像の為に、デスターロボや戦闘員ブラックマンを使って子供をいじめていた。のちにゴーラゾンガーに催促され、一応世界征服を目指すようになったのだが、やる気は薄かったので、ゴーラゾンガーの歓心をひこうと世界征服を口にしていただけだった。

シルビアは、ドクターQ直属の部下である女幹部。自信家で嫉妬深い。変装が得意。リタは、14話から登場したドクターQの孫娘で、シルビアとはかなり仲が悪い。

デスターロボは、毎回ボディだけが同じというセコい構造で、初期はドクターQが、後期はゴーラゾンガーが設計を担当していた。デスターロボが破壊されると、ゴーラ像が吐き出したダイヤが石ころになるというオチがついていた。(情報提供、アーリマンさん)

 

「激走戦隊カーレンジャー」 <3悪度、90パーセント>

敵グループ名……宇宙暴走族ボーゾック

男ボス……総長ガイナモ(声:大竹宏)

メンバー……副長ゼルモダ(声:津久井教生)、ゾンネット(七瀬理香)

科学者風……発明家グラッチ(声:長嶝高士)

1996年にテレビ朝日系で放映。東映の戦隊ものでは、最も完全なギャグ特撮。宇宙暴走族ボーゾックは惑星ハザードを花火にして滅亡させた後、地球(彼らは地球のことを「チーキュ」と呼ぶ)を花火にして爆発させようと企む特撮史上最も何も考えていない侵略者。ガイナモが総長で、愛するボーゾック一の美女ゾンネットのために、地球の花火化を企む。ゾンネットは主人公・レッドレーサーに片想いしている。ゼルモダはガイナモの次にエラいが最終回で地球の小学校で1年生になってしまった。グラッチは大男の科学者。ボーゾックのメンバーの宇宙人たちは芋長のイモヨーカンで巨大化することができる。(情報提供、アーリマンさん)

 

「激走戦隊カーレンジャー」 <追加情報>

ボーゾックに追加メンバー

◎リッチハイカー教授(声・田中信夫)

負け続きのボーゾックが16話から雇った宇宙の悪のコンサルタント。「リ〜ッチッチッチ」と笑うのが癖で、ボーゾックのために様々な作戦を考案するものの、毎回失敗する。後に宇宙の邪悪パワーを浴びて「リッチリッチハイカー教授」にパワーアップ、ガイナモの秘密定期預金を使ってメカ怪獣ブレーキングを製作し、ガイナモとゾンネットを追いだし、ボーゾックの新総長を名乗った。カーレンジャーのRVロボを強奪するところまではよかったが、新メカのVRVロボにはかなわず、倒される。

◎暴走皇帝エグゾス(声・小林修)

宇宙の悪の暴走星座の化身で、ボーゾックを影で操っていた黒幕。ものすごくでかく、「大宇宙ハイウェイ計画」を完成させるため、ボーゾックを利用して地球を破壊しようとした。ボーゾックに様々なメカや道具を提供するのだが、ボーゾック側が間抜けなため毎回失敗に終わる。「エグゾスに失敗を許す心はない」と、電撃でボーゾックをおしおきすることもしばしば。最終回では「エグゾススーパーストロング」になり、あと一歩の所までカーレンジャーを追いこむものの、ガイナモに腐ったイモヨーカンを食べさせられて小さくされるというヒーロー番組史上最も情けない逆転の仕方をされて敗北した。(情報提供:真・ヤッターよこずなさん)

 

「魔法少女ちゅうかなぱいぱい」 <3悪度、90パーセント>

ボス……五目殿下(石井洋祐)

頭脳派……ヌルハチ(うえだ俊)

大男……タクラマカン(長江英和)

追加メンバー……パイカル(大杉漣)

おまけ……三軒茶屋のおばさん(柴田理恵)

1989年にフジテレビ系で放映された魔法少女もので、東映不思議コメディーシリーズの一作。続編に『ちゅうかないぱねま!』がある。五目殿下は中華魔界の支配者で、主人公・ぱいぱいと結婚しようとしたが断られ、逆恨みでぱいぱいの恋人・レイモンドを“ナルトの入っていないラーメン”に変えた。手下のヌルハチ&タクラマカンを人間界へ送り込みぱいぱいを中華魔界へ連れ戻そうと企む。最期は、ぱいぱいが聖なる大中華の神々の力を借りた魔法で、五目中華丼に変えられてしまうのだった……。

ヌルハチは、メガネと小さなヒゲが特徴のボヤッキー的なポジションのキャラ。電卓で魔法を使う事ができる。ずるがしこい。魔法を使うところを人間に見られると、中華魔界の魔力が失われてしまう(その理由は中華魔界が観光地になってしまうというスゴイ理由)のだが、時々それを気にせず人前で魔法をガンガン使っている。タクラマカンは、黒いサングラスをかけている怪力の魔法使い。この二人はいつもぱいぱいに懲らしめられている。パイカルは、ヌルハチ&タクラマカンが失敗続きで業を煮やした五目殿下が送り込んだ中華魔界のゲシュタポと呼ばれる男。黒い仮面を付けている。

五目殿下一味の一員ではないが、一応敵役である三軒茶屋のおばさんは、ぱいぱいの正体を探り、高山家(ぱいぱいが居候している家で、三軒茶屋のおばさんは高山家の三兄弟のおばさんであり、父親の姉である)から追いだそうと企む。とにかくエネルギッシュな強烈おばさんである。(情報提供、アーリマンさん)

 

「爆竜戦隊アバレンジャー」 3悪度、90パーセント>

組織名……エヴォリアン

実質的大ボス……黎明の使徒リジェ(演:鈴木かすみ)

女幹部……破壊の使徒ジャンヌ(演:桜井映里)

男幹部……暗黒の使徒ガイルトン

怪人製作……創造の使徒ミケラ(声:緒方文輿)、無限の使途ヴォッファ(声:宇垣秀成)

スーパー戦隊シリーズ第27作目。エヴォリアンはもうひとつの地球ダイノアースを征服しアナザーアース(実際の地球)を征服しようと襲い掛かってくる。リジェは大ボスとでも言うべき邪命神デズモゾーリャの巫女的立場の少女で普段はねているが起きたと同時にデズモゾーリャの命を下す。しかし下したあとは態度が豹変して普通の少女のような態度に変わる。ジャンヌはいつも一人で行動する幹部で自らのことを異端児と呼ぶ。ガイルトンはジャンヌの兄で1、2話においてアバレンジャーと戦ったが戦ったあとジャンヌに斬られ再登場したときには暴走していた。またなぜかアバレンジャー唯一のダイノアース人のアスカに敵意剥き出しで襲ってくる。ミケラは神官風の幹部で3色の絵の具を使い等身大怪人トリノイド(動物、植物、武器などの無機物が合体した怪人)を作る。性格は結構落ち着いている。ヴォッファは楽器がごちゃ混ぜになったような姿をした幹部でミケラと違い短気な性格。シンセサイザーのようなもので巨大怪人ギガノイドを製作する。

ギガノイドの名前は、“運命”などヴォッファが演奏した曲名が由来になっている。(情報提供:ブベンボーさん、アーリマンさん)

どうやらガイルトンは死亡したらしく再登場したのはその鎧を身につけたジャンヌであった。しかもジャンヌは顔がアスカの恋人と瓜二つである。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「爆竜戦隊アバレンジャー」 <その2>

ジャンヌの正体はアスカの恋人・マホロ。アスカや兄のミズホとともにエヴォリアンの要塞へ乗り込んできたが捕らえられ、さらにデズモゾーリャの策略でアスカに見捨てられたと思いこまされてエヴォリアン幹部に仕立てられた。ガイルトン(=ミズホ?)が着ていた鎧を着こなすためにアナザーアース人の悲しみの涙を集める作戦を遂行し、戦闘時にはその鎧を装着する。 
要塞生命体アノマロガリスU世に乗り込んできたアスカとの激闘の中、要塞のコントロール装置を誤って破壊。アスカに斬られアノマロガリスU世の爆発に巻き込まれたが奇跡的に助かる。そしてその際マホロとしての心と引き換えにそれまでの記憶を失い、アバレンジャーの元で暮らす事になった。

ガイルトンの正体はマホロの兄のミズホと思われる。マホロ(=ジャンヌ)同様デズモゾーリャによってエヴォリアン幹部に仕立てられたらしい。傷つくたびに再生し強くなるという竜人族(ダイノアースの人類)の伝説の鎧をまとい、ティラノサウルス・トリケラトプス・プテラノドンの三体の爆竜(恐竜が超進化したダイノアースの超生命体)を操りアナザーアース壊滅の先兵として乗り込んできたが、爆竜はアバレンジャーとともに戦う事になり、自らが乗り込む要塞生命体アノマロガリスも破壊され、作戦失敗の責任を取らされる形でジャンヌに斬られた。(情報提供:小林万希さん)

 

「爆竜戦隊アバレンジャー」 <追加情報>

追加メンバー……アバレキラー・仲代壬琴(田中幸太朗)

アバレキラーの手下……ヤツデンワニ(声:津久井教生)

アバレキラーは、アバレンジャーのライバルである仲代壬琴が変身する白いコスチュームの悪のヒーロー。戦いがゲームという思考の持ち主で、アバレンジャーと爆竜争奪戦を繰り広げている。普段、壬琴は外科医をやっていて、リジェは壬琴と結婚したいと思っている。アバレキラーのしもべの2体の爆竜、トップゲイラーとステゴスライドンが合体してキラーオーとなる。(劇場版ではアバレンジャーの巨大ロボ・アバレンオーと合体してキラーアバレンオーとなった。)その後、30話でリジェとエヴォリアンでの支配権を賭けたゲームを行い、その結果、組織乗っ取りにほぼ成功した。アバレキラーはペンタクトで怪人キラーゴーストを生み出したり、アバレモードに二段変身したりできる。

ヤツデンワニは、元々はトリノイド12号(八ツ手と電話とワニのトリノイド)として誕生したが、アバレキラーにあっけなくやられ、その後、アバレキラーの手下となり、雑用をやらされている。音痴な歌と愛のガブリキス攻撃が必殺技。頭部の電話を使ってエヴォリアンの本拠地と連絡を取ることができる。

ミケラ&ヴォッファは、初期は影が薄かったのだが、新型のトリノイドがギャグ度を増すことによって、寒いダジャレ付きの掛け合いを頻繁にするようになった。ギガノイド“時計”を使って、アバレンジャーを江戸時代へタイムスリップさせたエピソードで、一度エヴォリアン滅亡の危機に陥った事があり(記念撮影後の写真を見て気づいたらしい)、再生トリノイド軍団を送り込んで滅亡の危機を免れた。24話で、ミケラ&ヴォッファがアナザーアースへ初めてやって来たとき、女子高生が地上最強の生物と思い込んでいた。ミケラは女子高生を図鑑に閉じ込めコレクションしようとしていた。

エヴォリアンの戦闘員はバーミア兵で、ゲルルとゾルルの2タイプ。バーミア兵は、エンディングテーマの映像で曲に合わせて陽気に踊っている。余談だがアバレンジャーは、26話でアニメ版『釣りバカ日誌』のハマちゃんと共演していた(アニメ版『釣りバカ日誌』30話にもアバレンジャーがアニメキャラになって登場していた)。(情報提供:アーリマンさん)

 

「爆竜戦隊アバレンジャー」 <追加情報>

リジェの成長した姿……黎明の使徒 リジュエル(演:小川摩起)

第37話「快感アバレクイーン」より登場。壬琴に恋焦がれていたリジェが急成長した姿。急成長したとたんわがままになり壬琴と一緒にエヴォリアンを支配することになる。また彼女の体内には大ボスである邪命神デズモゾーリャの邪命因子の片割れを体内にもつ(ちなみにもう片方は壬琴の体内にありこれのおかげで壬琴はキラーのダイノマインダー(変身アイテム)は爆発しないらしい。最後は謎の少女(リジェそっくりの少女)と一体化したことでデズモゾーリャの邪命因子が抜け赤ん坊の姿(実はデズモゾーリャがジャンヌに生ませた子供)にもどる。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「アバレンジャー」 <追加情報>

ガイルトン(=ミズホ)は、責任を問われて斬られたのではなく、既に瀕死の重傷を負っていた為、妹ジャンヌに斬られる事で彼女に鎧を託した(伝説の鎧は、装着者を斬った者に所有権が移る。余談だが、この鎧を消滅させる方法は、正と邪の剣で同時に斬る事。)のだと、後に劇中で語られている。

それと、エヴォリアンが滅亡の危機に陥ったのは、江戸時代のアバレンジャー達が、後の子孫に向けてエヴォリアンの侵略を伝えていた為、あらかじめ地球人がエヴォリアンの攻撃を知っており、来襲と同時に地球側の攻撃で滅亡したという具合に歴史が変わった為らしい(ミケラ達が、自分達が来襲と同時に壊滅させられたという記事が載った新聞を見て驚くシーンがある)。

そこで彼らの転送先である江戸時代に、再生トリノイド達(因みにメンバーは、4号・バクダンデライオン、5号・ハッカラスナイパー、7号・ジシャクナゲンゴロウの3体)を送り込み、アバレンジャー達を倒してしまう算段だったのだが、彼らがアバレンジャーに敗れてしまった為、仕方なしにギガノイド・時計に彼らを現代に戻させる事により、歴史の変更を最初から無かった事にして滅亡を回避した(最終的に滅亡させられてしまう事になる訳だが……)。

因みにリジェは、後に発売されたムック本や雑誌などでは、元々マホロがお腹に宿していたアスカとの子供に、デズモゾーリャの邪命因子が植え付けられて使徒になったのだと説明されている。(情報提供:赤坂ミツケさん)

 

「どきんちょ!ネムリン」 <3悪度、90パーセント>

女リーダー……ネムリン(声:室井深雪)

手下……ビビアン(声:八奈見乗児)、モンロー(声:田中康郎)

1984年にフジテレビ系で放映された東映不思議コメディ第4弾。ネムリンら妖精3人組は悪役ではないが、かなり三悪を意識した構成。ネムリンは8億年前に封印された小さな女の子の妖精で、超古代文明の人類の女王だった。現代で大岩マコという小学生の少女の夢の中で目覚めて復活し、ビビアン&モンローと共に大岩家の居候となった。いつも眠ってばかりいるが、角笛を吹いて、無機物に生命を与える能力で、騒ぎを起こす。

ビビアンはネムリンの忠実なしもべであるコウモリの怪人。翼があるが、なぜか空を飛べない。ボヤッキータイプで、声が八奈見氏、出べそ、出っ歯とかなり共通点が多いので、3悪度はかなり高い。味にこだわるかなりのグルメ。

モンローは岩男。大食漢で、何でもかんでも食らい尽くす。ただの岩石に生命がやどった妖精なので、すごい怪力を誇る。トンズラー系に顔が似ている。(情報提供:アーリマンさん)

 

「どきんちょ!ネムリン」 <その2>

敵役……イビキ(佐藤正宏)、バーカ

このコンビはネムリンの宿敵であり、ネムリンと対決するために、あの手この手の作戦を実行するが、相手にされないことが多い。

イビキは寝不足怪人で、いびきで人間を寝不足にする。バーカは受験生の敵として恐れられてい名前の通りの怪人。(情報提供:アーリマンさん)

 

「天才テレビくんMAX(2004年版)」 <3悪度、90パーセント>

組織名……UWF(アンダーワールドファミリー)

<メンバー>
大ボス……有紗女王(演:中村有紗)

男ボス……ゴルゴ伯爵(演:ゴルゴ松本)

<その他メンバー>
女メンバー……愛実(演:篠原愛実)

自称軍師……望(演:ド・ランクザントーマ望)

力担当……幸生(演:堀江幸生)

科学者……Drレイシー(演:洸太レイシー)

2004年度版の天テレドラマに登場する組織。アンダーワールドファミリー(通称UWF)は自分たちの住むアンダーワールドに光を取り戻すべくそのために必要な虹の箱を探す組織。(なんとなくここら辺がボカンにそっくり)

大ボスである有紗女王はUWFのカリスマ的存在。毎回作戦が失敗すると電撃でゴルゴ伯爵をお仕置きする。ちなみに第1話の紹介で書かれた肩書きは「暗闇の黒き太陽」。

ゴルゴ伯爵はUWFを率いる存在で勝つためには手段を選ばない卑怯な男だが以外にも特技は整理整頓である。ちなみに肩書きは「黒い彗星?(?がつくのが重要)」

愛実は100年に一度の虹の日にプラズマ界(アンダーワールドがある世界)に迷い込んだ日本人の少女。一応ゴルゴ伯爵の部下だが容赦なく伯爵やほかのメンバーにつっこむ所は女ボス(というよりどっちかといえばバトシーラーのゴルコギャルか?)そっくり。肩書きは「異次元からのスーパー姉御」。ちなみに甜歌(UWFに敵対するレインボーガーディアンズに所属する同じく異次元に迷い込んだ少女)とはライバル関係。

望は世渡りと口がうまい作戦参謀で悪知恵が働く。しかしナルシストなところがあり愛実にプロポーズしてはどつかれているところはボヤッキーを髣髴とさせる(キャラ的にはボヤッキー+ゲキガスキーといったところ)。肩書きは「自称 天才軍師」

幸生はUWFの中で1番の怪力の持ち主。しかしすぐにおなかがすいてしまうために何かにつけて物を食っていることが多い。肩書きは「満腹重戦車」。

レイシーはUWF最高の科学者でUWFの勝利のために毎回いろんな発明でゴルゴ伯爵達実践部隊をサポートするがその発明は何かにつけて欠陥が多い。(例えば5倍のスピードで穴を掘れるんだけどその代わり10倍疲れるスコップなど)肩書きは「スーパーエキセントリック発明王」。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「天才テレビくんMAX(2004年度版)」 <追加情報>

新メンバー……占い師夏希(演:加藤夏希)

9月からのドラマに登場した謎の女占い師。「封印のお札リモコンを壊せば虹の箱が手に入る。」とたぶらかしUWFの参謀格になった。実はその正体は大昔に封印された魔王の一部でお札リモコンを破壊させた真の理由はそこに封印されている自分の力を取り戻すためだった。だまされていたことに気付いたUWFは最終的にRGと協力することになる。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「撮りッたがり決死隊トッターマンDS」 <3悪度、90パーセント>

大ボス……トッターベエ(声:滝口順平)

実行役……雨上がり決死隊

吉本芸人によるバラエティ番組「スキバラ」の1つで実写とアニメが融合した番組。タイトルの感じからわかるとおりヤッターマンのオマージュが各所に盛り込まれている。

トッターベエはドクロのお面を付けた毎回色々なすごい映像「ドリームショット(通称DS)」を集めるコレクター。声から分かるとおりドクロベエのオマージュで声もオリジナルの滝口さんが担当しているためほぼ本家と同じノリでる。毎回トッターベエは部下である雨上がり決死隊の2人に視聴者から寄せられた見てみたいDSを調査するよう指示を出す。そして毎回雨上がり決死隊の2人が女性ゲスト(回によっては男性ゲストがさらに追加)と一緒に調査をするという内容。

ちなみにポジション的にはそれぞれ以下のようになる。

女性ゲスト → 女ボスポジション
宮迫博之氏 → トンズラーポジション(OPアニメなど)
蛍原徹氏 → ボヤッキーポジション(OPアニメより)
男性ゲスト → 4人目キャラポジション

また、いざというときのためのドッキリビックリメカ(ゾロメカのオマージュ。主に若手芸人など)やDSゲットの際の決めポーズ(ヤッターマンの勝利のポーズのオマージュ)などほかにも数々のオマージュがある。(情報提供:ブベンボーさん)

 

「撮りッたがり決死隊トッターマンDS」 <追加情報>

7月放送分から宮迫氏と蛍原氏の衣装が劇中のアニメをモチーフにしたボヤッキーとトンズラー風のコスチュームに変更された。またそれに伴い内容が「宮迫チームVS蛍原チーム」に別れどっちがすごいドリームショットを撮るかと言う対決方式(以前どおりの通常版もある)になり負けたら物真似のおしおきが待っている。ちなみにメンバーは各チームリーダー(雨上がりの2人)、女性ゲスト、若手芸人(各自1人づつに別れて)の3人で構成される。(情報提供:ブベンボーさん)

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