タイムボカンのゲームについて
私の記憶する限りでは、最初に出たタイムボカンのゲームは、「なんだいかんだいヤジロベエ」とかいうゲームだったと思います。スーパーファミコンのソフトだったのですが、つまらなそうだったので買いませんでした。
次に出たのが、「ボカンと一発! ドロンボー」というゲームでした。このゲームは、ドロンボーが歴代の善玉達と戦っていく、というシューティングゲームです。ゲームバランスも良くアニメムービーもあり、ゲーマーとしてもタイムボカンのファンとしてもすごくうれしかったのですが、善玉達がしゃべらなかったこと、アニメムービーが少なかったこと、最後のボスのカッコ悪さと弱さ、ドクロベエの声が滝口さんでなかったこと、面数が少なかったことなど、不満点もかなりありました。私が買ったのはプレイステーション版だったのですが、今から買う方がいるならば、セガサターン版の「完璧版」をお勧めします。プレステ版との相違点は、オープニングにオリジナルの曲が流れる(この曲は、「ボカンですよ」のオープニングで流れているものと同じです)、各ステージで流れる曲に山本正之さんの声が入っている、オリジナルステージ(イッパツマンのステージ)が追加されている、などです。
*ウラ技 : 「激ムズ」でクリアすると、50クレジットになり面セレクトもできるようになります。
そして、最近発売されたのが「ボカンですよ」でした。プレイステーションのソフトですが、タイムボカンファンなら絶対に買う事をお勧めします。基本的なストーリーは前回と一緒ですが、このゲームでは、歴代の善玉が全員しゃべります(イッパツマンは代理の人)。もちろん今回は、ドクロベエの声を滝口さんがちゃんと担当しています。アニメムービーも素晴らしく、ゲームのバランスもばっちりです。オープニングで山本正之さんの歌う「ボカンと一発! ドロンボー」という曲が聞けますし、各ステージ間にアニメムービーが毎回入ります。また、カラオケモードもあります。ゲームモードは二種類用意されており、それぞれでアニメーションが違っています。スペシャルゲームに登場する最後のボスも強く、クリア後に流れるアニメーションも必見です。細かい所にもギャグが盛り込まれてあり、タイムボカンのイメージを全く損ねていない秀作です。シューティングゲームとしても十分評価できる内容です。
*ウラ技 : LRボタンを両方押しながら「オプション」を選ぶと、「おまけ」が追加されています。
*両方のゲームの攻略法
シールドがゼロになったら、爆弾を搭載したままゲームを進めること。そうすれば、もう一発食らってもチャリンコになるので、ライフが一つ得になります。あと、ボス戦では爆弾を絶対に使わないこと。ローリングは敵に体当たりをされそうになったら使うこと。チャリンコになっても決してあきらめないこと。
「ボカンと一発」で最強の機体はトンズラーカーとシャレコーベメカ。「ボカンですよ」の場合はドクロベエカーとデンデンメカ。交互に使う事をお勧めします。ちなみに最終面では、前者を使った方がいいです。
なお、「ボカンGoGoGo」につきましては、こちらのページをご覧ください。