スタッフ裏話
小原乃梨子さん
- テレビの前に正座して、お父様・お母様と一緒に見るように! 全国のシモベたちへ−ドロンジョさまからの指令−デス。
- ドラえもんが続いているうちに復活してくれたのがうれしいの。ジャイアン(たてかべ和也さん)は本当に私の手下なんですから。十七年前に終わった時も、私たち三人は「中断」だと思っていました。
- 「やっておしまい!」も「スカポンタン!」も、ちょっと優しく変えてみようかしら。
- 警察の不祥事が続いている時に刑事の役っていうのが面白いですね。世直ししなくっちゃ。「私たちはニイガタじゃないのよー!」ってセリフで叫びたいわ。
- 昔のシリーズを見ていた人は、自分の子供にも見せてあげて!
たてかべ和也さん
- 一度見たら、笑いと涙の連続で中毒状態になること請け合いだ。お立会い!!
川上とも子さん
- 大御所の方とご一緒できて、すごく楽しく勉強になりました。
岡野浩介さん
- 忠実な下僕として(笑)着いて行きます。リラックスした演技をしたいです。
上北双子さん
- 天野嘉孝さんの描き上げてきたニュアンスを継承したかったので、必死でした。主役のペアは伸び伸び描けましたが、三悪、特にルージュはプレッシャーでしたね。大人の美しさと色気を表現するのはとても難しいです。デザインする上で気をつけた点は、良い意味で「バタ臭さ」を出す事でしょうか。
笹川ひろしさん
- 私も
もうだいぶ歳ですから、役者さんでいえばこれが最後の舞台になるんじゃないかと(笑)、そういう意気込みでやっております。
- 本当は天野さんにも参加して欲しかったんですけど、今はお忙しくて物理的に無理なようですので、放映が始まったら何らかの形で天野さんにもぜひ参加してもらいたいなあと思ってます。
大河原邦男さん
- このシリーズだと何も苦労しないで遊びながらできる感じがあるんですよ(笑)。デザインの試しも色々とできるし、誇張もできますしね、ギャグものだと。そういうところで憂さ晴らししているような感じがあるんです。デザイン見て分かるかな、遊んでいるのが(笑)。
- 新シリーズのメカは、基本的な事は変えてないです。というより、あれでいいんです(笑)。自分で楽しみたいだけなんですから。
山本正之さん
- 実に17年ぶりだね。CDもあったけど、今回は毎週テレビで流れるものだから、いつも以上に気合が入った。これこそアニメソング、という、歌とドラマの噛み合ったモノを期待して下さい。シリーズを初めて見る人は、遅れずに着いてこいよ!
おまけ:「甲本ヒロトさんと山本正之さんの関係について」
『イッパツマンの頃でしたから、昭和57年ですか。ある日、スタジオの廊下に、ロックンロールをやっているような2人組がいるんです。一人がスキンヘッドで。「変わった子がいるなあ」と思ってスタジオに入ったら、小原乃梨子さんが、「先生のファンの人が訪ねて来ているわよ」って。「ええっ、あいつらかあ!?」って思って出てったら、「サインして下さい」って。
そのスキンヘッドの子が甲本ヒロトくんなんです。今ハイロウズの。ヤッターマン以降、BGMを神保正明さんという方と二人で作っていたんですが、その神保正明と山本正之の名前を見て、「これは同一人物に違いない。何か名前を使い分けているのでは(笑)と思って、それを確かめたくて来ました」って。もちろん「神保さんは別人です」といいました。それから、彼等がブレイクして超有名になるまでず〜っと仲良くしています。ライブハウスに聞きに行く度に、どんどんどんどん作家として、アーティストとして上がっていくんです。それでも、いつ行っても「あっ正之さんが来てくれた」って喜んでくれました。今でもコーラスで、自分の作品に参加してもらってます。』
(山本正之さんへのインタビュー記事より抜粋)
ちなみに甲本ヒロトさんはOVAにおいて、全国のセコビッチファンの代表として、オハヤシ星人の声を担当されている。
参考資料:「電撃ビーマガジン、1999年3月号」、「朝日新聞(夕刊)、2000年3月31日」、「タイムボカン全集」、「電撃アニメーションマガジン、2000年5月号」、「アニメディア、2000年5月号」
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