うろ覚え最終回


「樫の木モック」

どこぞの孤島から逃げてきたモックとゼペットじいさんと女の子(名称不明)は、クリスマスににぎわう町にやってきた。彼らは空腹であったのだが、お金を持っていないので食べ物を買うこともできなかった。しかもそこへ、モックを悪魔の人形だと思い込んでいる役人がやってきて、モックの正体がばれてしまう。たまたま近くにいた知り合いのタヌキとキツネに助けられた3人は、海岸にある寂れた小屋に隠れることにした。しかし、空腹と疲労のため、一緒にいた女の子が風邪を引いて倒れてしまう。モックは薬を手に入れるため、役人達が徘徊する街の中へ一人戻っていった。

モックは教会の神父の話を聞いて、ヴェールをもっていればミサに参加でき、お菓子とお小遣いを貰えることを知った。モックは教会の中で、人形が友達であるという 車椅子に乗った女の子と出会った。その子から、母の形見であるというヴェールを借りたモックは、ミサに参加して、お小遣いを手に入れた。それで薬を買おうとしたのだが、運悪く役人に見つかってしまい、逃げ出したときにそのお金を落としてしまう。仕方なくモックは、約束通り借りたヴェールを返すために、再び教会に戻っていった。

そのとき町では、モックを捕まえようとしていた役人達が、町中の人形を片っ端から燃やし始めていた。そのため、教会の女の子が大事にしていた人形までもが、役人に燃やされそうになってしまう。そこへやってきたモックは、ヴェールを女の子に返すと、僕が捕まるからその人形を燃やさないでくれ、と役人に頼んだ。女の子はモックを助けようと無我夢中になり、車椅子を使わずに一人で歩き出した。つまり、一人で歩けるようになったのだ。その様子を見ていた神父は、「モックは悪魔の人形ではない、神の使いだ」と役人を説得したのだが、頭の固い役人達は耳を傾けようとしなかった。

再び逃げ出したモックは また役人に見つかってしまうのだが、こんどは孤児の子供達に助けられた。その子達の住む家に案内されたモックは、そこでも、風邪に苦しむ女の子の姿を目撃する。モックが医者の家へ行ってみると、強欲な医者は薬草を高い値段で売りつけてぼろ儲けしていた。一度はそれを盗み出そうとしたモックであったが、「盗みは悪いことだ」と考え直し、山に登って薬草を取りに行くことを決意した。

山は猛吹雪であった。モックは薬草があるという「氷の平原」に辿り着いたのだが、足を滑らせて谷底に落ちてしまう。寒さのため体が凍り始めたモックは、自らの腕をこすり合わせて自分の体を発火させた。体を燃やしながら、モックは谷底から這い上がった。ようやく平原に戻ってきたモックであったが、そこで力尽きて倒れてしまう。しかしモックの体の熱で氷の大地が溶け、その下から薬草が姿をあらわしたのであった。

モックはその薬草を持ち帰り、町中の子供達に分け与えた。元気になった子供たちは、モックやゼペットじいさんたちと一緒に、クリスマスの祈りを捧げていた。しかしそこへ、またあの役人達がやってきた。役人達はモックの首めがけて銃を発射した。雪の中にゆっくりと倒れるモック。すると、輝くほどにまぶしい光が、辺りを包み込んだ。役人達はその光を見て逃げ出した。その光の主は、人形であったモックに命を与えた樫の木の妖精であった。樫の木の妖精は、自らの命をモックに与え、人間として蘇らせた。ついにモックは、念願の人間になることができたのであった。

 

 

「新造人間キャシャーン」

東博士は地球上のアンドロ軍団を一掃するために、彗星を利用したスプレイザー光線を発射する計画を考案した。しかしその情報は、小型ロボットによりブラッキン・ボスに知られてしまい、さらに、スワニーという白鳥ロボットのなかにキャシャーンの母親が入り込んでいることまで知られてしまう。ブライキング・ボスはその計画を阻止するために、発射基地に大群を率いて攻撃を仕掛けてきた。また同時に、世界中のあらゆる機械を操って、人間を皆殺しにしようとしていた。

スプレイザー光線は、彗星が地球に接近しなければ使用できなかったため、キャシャーンは基地を全力で死守していた。そして、間一髪のところで光線が間に合い、アンドロ軍団は壊滅し、世界中で暴れまわっていた機械もすべて破壊することができた。ところがブライキング・ボスだけは、地中に潜り込みその光線から逃れて無事であった。そして、キャシャーンに最後の決戦を申し込んできた。ブライキングはキャシャーンをあと一歩のところまで追い詰めたのだが、キャシャーンの切り札の武器によって爆発した。

こうして、長かった戦いの日々は終わり、ロボットは再び人間のために働くようになった。そしてキャシャーンは、スワニーの中に隠れていた母親と再会することができた。しかしキャシャーン自身は現在の科学力では人間に戻れない。いつの日か人間に戻れるまで、キャシャーンは父の研究を見守っていくのであった。

 

 

「破裏拳ポリマー」

ウミガメ党にさらわれた武士とその父親は、助けにきた探偵長と共に大量の兵器を破壊しようとしたのだが、敵に見つかってしまい、処刑されそうになってしまう。武士はポリメットを事務所に置き忘れてしまったためポリマーに変身できない。そこへ、ダンシャクという犬がポリメットを持ってきてくれた。間一髪ポリマーに変身した武士は、ウミガメ党を叩き潰し、世界の平和を守ったのであった。

 

 

「科学忍者隊ガッチャマン」

ギャラクターは最後の作戦として、地球のマグマに特殊な爆弾を投下して地球を破壊すると脅迫して、自分達に降伏するよう要求してきた。今まで謎に包まれていたギャラクターの本部に潜入したコンドルのジョーは、瀕死の怪我を負いながらも基地を脱出し、他のメンバーにその場所を知らせた。健は地球の危機を救うため、ジョーを見捨てて本部に突入する決意をし、自分の身代わりにとバードランをジョーに渡した。

そのまま本部に突入したガッチャマンは、そこで総統Xの正体が宇宙人であり、この作戦が地球を破壊するためのものであったことを知る。そして総統Xは、宇宙に逃げていった。自分が騙されていたことを知ったベルク・カッツェは、ショックで溶岩に飛び込んでしまう。一方ガッチャマンは、何とか装置を破壊しようとするのだが、うまくいかない。しかし、ジョーが前に執念で投げた羽が機械を誤作動させたおかげで、地球の危機は救われた。4人は外に残して行ったジョーのもとへ戻ったのだが、そこにジョーの姿は無く、ただバードランが残っていただけであった。

 

 

「未来警察ウラシマン」

リュウの行動によりフューラーは死に、ネクライムは壊滅した。リュウはその功績により 何かの賞を受賞したのだが、自分の行動は何一つ表彰されるようなことではなかったのだと痛感しており、自分に自信を失っていた。そこにネクライムの生き残りのジタンダが攻撃を仕掛けてきた。その後を追いかけていったリュウは、死んだはずのルートビッヒ(敵の幹部でリュウのライバル)が生きていた事を知る。そして再び、ネクライムとの戦いの日々(未来世界における自分の存在意義、もしくは日常?)が始まるのであった。

 

>何かの賞を受賞したのだが

この賞は「クリスマス、スター賞」と言います。別名「ネオトキオ最高市民栄誉賞」とも言い、とにかく、凄い賞です。(ネオトキオノーベル賞を取るよりも凄い事らしい、ウーム訳分からん)

リュウは当初、この賞を受け取らず、自分探しの旅に出る予定だったが、
(リュウは、ルードビッヒの墓参りに行き、青い薔薇一輪供え、決意を墓標に報告)
(リュウが帰った後、ジダンダが墓にある青い薔薇一輪を見て号泣、雪の中寒そうでした)
権藤警部の悲しそうな顔を見て賞を受け取る事に。

しかし授賞式当日、ジタンダが乱入(ジダンダ、ネクライム総統3代目襲名)
そしてリュウに対し、

「お前が、勲章貰えるなら、わたしも勲章の一つや二つ貰っても…
ましてやルードビッヒざまは勲章の風呂に入れるくらいだー」

と言うジダンダの涙ながらの訴えに心打たれ、勲章を捨て、旅に出る事を決意。
とその瞬間リュウの頭が何者かによって撃たれた。
ルードビッヒの部下ウルフが、ビルの屋上から撃った弾だった。
そして、華麗にルードビッヒ登場、そう彼は生きていたのだ。
(ジダンダ号泣、大喜び)
(リュウは髪の毛だけ撃たれ逆モヒカンになっただけ、ウルフがワザと外した)
ルードビッヒは事の成り行きを説明、そして最後に二言

「悪の美学は不滅」
「行くぞ。わざわざ助けに来たんだ…ジダンダ総統」

そして青い薔薇一輪をビルの上からリュウに投げ返す。
格好ええー格好良過ぎです、ルードビッヒ。

ちなみに最終回の舞台は2050年12月23日、24日で、クリスマスがモチーフです。
メカ分署も当初、ネクライム壊滅により解散が決まっていたが、ルードビッヒ、ミレーヌ等が生きていた為、メカ分署解散は無くなってしまいました。(追加情報:とりすがさん)

 

 

「マッハGo Go Go」

地球を一周する大レースの途中で様々な出来事を体験した三船 剛は、戦いの最中に敵に情けをかけることは自分自身に甘えているのと同じである、と覆面レーサーに教えられた。その教訓を胸にレースに優勝した剛は、立派な一人前のレーサーに成長したのであった。

 

 

「ドテラマン」

酔っ払ったインチキ大王は、鬼次元の人工太陽を持って帰ってしまう。その影響で、地面に眠っていたカセ鬼が甦ってしまい、鬼たちはどんどん化石にされてしまう。カセ鬼の力は強大で、さすがのドテラマンも苦戦をするが、インチキ大王が人工太陽を元に戻したので倒すことができた。この戦いで鬼次元に行ったインチキ大王は、実家に帰ったと思っていた妻が鬼次元で暮らしていたことを知り、感動の再開を果たす。実は突如開いた次元トンネルに落ちて人間界に帰れなくなっていたのだ。妻と再会したインチキ大王は、再び普通のサラリーマンに戻ったのであった。

 

 

「ムテキング」

リンとタコローは、かくれんぼをしていて偶然クロダコブラザーズの隠れ家を発見する。同じ頃、隠れ家の地下でテレポテチューブ(次元トンネル)を発見したクロダコブラザーズは、追ってきたリンたちから逃げるためにテレポテチューブに逃げ込んだ。さまざまな場所を逃げ回った後、ようやく元の隠れ家に戻ってきたクロダコブラザーズとリンは、ついに最終決戦を迎える。三体合体したクロダコブラザーズにムテキングは苦戦するが、ついに勝利をおさめ、クロダコブラザーズの逮捕に成功する。任務を終えたタコローは故郷の星に帰っていくのだが、その功績により地球担当の保安官に任命され、再びリンと暮らせることになったのであった。


トップページへ戻る