タイムボカン


放映期間:75年10月4日〜76年12月25日

作品放映数:全65話(話のリピート4回含む)


主な登場人物


善玉:丹平、淳子、チョロ坊、ペラ助、木江田博士

悪玉:マージョ、ワルサー、グロッキー

(詳しくはデータベース参照)


あらすじ


木江田博士の研究所で念願のタイムマシン、タイムボカンが完成。博士自身がタイムボカンの試運転をかねて時間旅行に出かけた。ところが、戻ってきたタイムボカンにはオウムのペラ助しかいなかった。そしてペラ助の首には、大粒のダイナモンドが輝いていた。木江田博士を捜すため、ボカンを操って時間を旅する孫娘の淳子と助手の丹平。一方、未知のエネルギーを持つダイナモンドをねらうマージョ一味は、木江田博士がダイナモンドの秘密を握っていると勘違いする。こうして、丹平達とマージョ一味の奇妙な追いかけっこが始まったのだった。

木江田博士の行方を知っているのはペラ助一匹だけだった。丹平達は、なんとか彼から博士の居場所を聞き出そうとするが、ペラ助はでたらめの情報しか教えない。彼は恐妻家で、妻のオタケさんが恐くてタイムボカンを乗っ取って逃げてきたのだ。元の時代に帰りたくない彼は、わざと嘘の情報を教える。しかし、わらをもすがる思いの丹平達はその時代へと向かう。そして、その情報をスパイしたグロッキーは、メカを完成させて後を追いかけるのであった。

結局ペラ助は、自分のいた時代を知らなかった。そして次第に、オタケさんに会いたいと思うようになる。そんな時、木江田博士は昆虫人の乗っていたタイムマシンで現代に帰ってくる。淳子と感動の再会を果たした博士は、マージョ達にダイナモンドを渡さないために、自分の発見したダイナモンドに関する情報を探し始める。木江田博士は置き去りにされたショックで、自分の取り残された時代がどこだったのかを忘れてしまっていたのだ。

タイムボカンの冒険はまだまだ続く。各地に残る伝承や、ダイナモンドに関わる情報を頼りにして、様々な時代へと探索に向かう。そして彼等が、ドタバッタンに乗ってシンドバットの時代へ出かけた帰りに、ある大変な出来事が起こるのであった……。


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